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東京盃は11月の大一番、JBCスプリントの前哨戦。このレースはダ1200mでは唯一の「Jpn2」ということもあって、スプリント路線のダートグレードの上位馬はもちろんのこと、マイル路線馬やアフター5スター賞の上位馬、さらにはJRAの芝からの路線転向馬など、様々な路線から集う。
その中でも最有力は大井1200mで春に実施される、同年の東京スプリントの優勝馬だ。過去10年で10頭中9頭が出走し、その成績は【3・3・1・0】と複勝率100%で連対率も高い。1着の該当馬は、2014年のノーザンリバー、2015年のダノンレジェンド、2020年ジャスティン。2着の該当馬は、2016年のコーリンベリー、2021年と2023年のリュウノユキナ。3着の該当馬は、2018年のグレイスフルリープだ。
さらに同年の東京スプリントの2着馬も、前走が初グレード制覇ではないことが条件で、前走でダ―トグレードに出走して3着以内(着差0.3秒差以内)か同年のさきたま杯で3着以内の馬は活躍している。それらの過去10年の成績は【2・0・1・0】。1着の該当馬は、2018年のキタサンミカヅキ、2019年のコパノキッキング、3着の該当馬は、2014年のセイクリムズン。セイクリムズンは2012年にも前記に該当し、ここで3着に善戦している。
前記と一部被るが、同年のJpn2・さきたま杯の3着以内馬も活躍しており、過去10年の成績は【3・1・1・0】。1着の該当馬は、2014年のノーザンリバー、2016年のドリームバレンチノ、2018年のキタサンミカヅキ。2着の該当馬は、2020年のブルドッグボス。3着の該当馬は、2014年のセイクリムズン。セイクリムズンは2012年にも前記に該当し、ここで3着に善戦している。
また同年のフェブラリーSで5着以内だった馬も活躍しており、過去10年の成績は【2・1・2・0】。1着の該当馬は、2014年のノーザンリバー、2019年のコパノキッキング。2着の該当馬は、2022年のテイエムサウスダン。3着の該当馬は、2017年ニシケンモノノフ、2021年のレッドルゼルだ。これらも出走してくれば、人気にはなるが有力である。
一応、出走頭数こそ少ないが、同年のかしわ記念の3着以内馬も紹介すると、過去10年の成績は【0・1・1・0】。2着の該当馬は2022年のテイエムサウスダン、3着の該当馬はセイクリムズンである。
また過去1年以内にダートグレード勝ちの実績がある、前走テレ玉杯オーバルスプリントの出走馬が活躍している。それらはテレ玉杯オーバルスプリントの成績に関係なく活躍しており、過去10年の成績は【1・2・1・0】。1着の該当馬は、2021年のサクセスエナジー。2着の該当馬は、2018年のネロ、2019年のブルドッグボス。3着の該当馬は、2019年のサクセスエナジー。遡れば2013年の優勝馬2013年のタイセイレジェンドの前記に該当していた。
タイセイレジェンドはテレ玉杯オーバルスプリントで2着で1番人気に支持されていたが、2021年のサクセスエナジーはテレ玉杯オーバルスプリントで7着に敗れ、7番人気でこのレースを優勝している。またネロは5着→2着(6番人気)、ブルドッグボスは6着→2着(7番人気)、2019年のサクセスエナジーは5着→2着(4番人気)。前走テレ玉杯オーバルスプリント出走馬の信頼性はあるが、同レースで連対を外すと4番人気以下になっているのが面白い。
他では、近3走以内にJRAのオープンやリステッドを勝利した実績がある、今回3番人気以内の馬も活躍している。それらの過去10年の成績は【1・0・2・0】。1着の該当馬は2020年のジャスティン、3着の該当馬は2015年のコーリンベリー、2022年のオーロラテソーロ。遡れば、2013年の3着馬アドマイヤサガスも前記に該当。このタイプは、2022年のスマートダンディのように、けっこう出走しているが、3番人気以内か、それ以外かが分岐点になっている。
また、穴馬候補は同年のアフター5スター賞の3着以内である。アフター5スター賞を優勝して、このレースでアドバルーンを打ち上げた馬と言えば、2018年のキタサンミカヅキ(7番人気・1着)だが、それ以外でも2016年の3着馬プラチナグロース(7番人気)や2018年の2着馬キタサンミカズキ(4番人気)、2023年のジャスティン(6番人気)も前記に該当している。
遡れば2008年に7番人気で2着のディープサマーも、2009年に4番人気で2着のヤサカファンもアフター5スター賞の連対馬だった。東京盃で穴を開ける地方馬は、ほとんどテレ玉杯オーバルスプリントの出走馬かアフター5スター賞の3着以内馬なので、警戒をしておきたい。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・同年の東京スプリントの優勝馬。
・前走でダ―トグレードに出走して3着以内(着差0.3秒差以内)か同年のさきたま杯で3着以内の同年の東京スプリント2着馬(前走が初グレード制覇ではないことが条件)
・同年のさきたま杯で3着以内だった馬。
・同年のフェブラリーSで5着以内だった馬。
・同年のかしわ記念で3着以内だった馬。
・過去1年以内にダ―トグレード勝ちの実績がある、前走テレ玉杯オーバルスプリント出走馬。
・近3走以内にJRAのオープンやリステッドを勝利した実績のある、今回3番人気以内の馬。
●穴馬候補
・前走のアフター5スター賞で3着以内の馬
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2位 | ディクテオン |
3位 | ライトウォーリア |
4位 | ダイシンピスケス |
5位 | ナニハサテオキ |
6位 | メイショウフンジン |
7位 | サヨノグローリー |
8位 | アイブランコ |
9位 | コパノヴィンセント |
10位 | ハッピーマン |
1位 | C.デムーロ JRA |
---|---|
2位 | 森泰斗 船橋 |
3位 | 深澤杏花 笠松 |
4位 | 吉原寛人 金沢 |
5位 | 吉村智洋 兵庫 |
6位 | 笹川翼 大井 |
7位 | 岡部誠 愛知 |
8位 | 望月洵輝 愛知 |
9位 | 落合玄太 浦和 |
10位 | 柿本量平 笠松 |
1位 | 小久保智 浦和 |
---|---|
2位 | 塚田隆男 愛知 |
3位 | 宇野木博徳 浦和 |
4位 | 平山真希 浦和 |
5位 | 野口寛仁 浦和 |
6位 | 井樋一也 金沢 |
7位 | 保利良平 兵庫 |
8位 | 海馬澤司 浦和 |
9位 | 藤ケ崎一人 愛知 |
10位 | 安部幸夫 愛知 |