地方競馬ニュース

【船橋・日本テレビ盃2024】地方競馬重賞展望 世界最高峰の一戦に挑むウシュバテソーロ、デルマソトガケが、船橋の地で国内初対戦

 0   0   718
シェアする  x facebook LINEで送る
【船橋・日本テレビ盃2024】地方競馬重賞展望 世界最高峰の一戦に挑むウシュバテソーロ、デルマソトガケが、船橋の地で国内初対戦


日本テレビ盃・レース概要】
日本の民放テレビ局で、初めて地方競馬の中継を実施したのは日本テレビ放送網。1953年のことだった。これを記念して翌1954年に当時の略称を冠名としたNTV盃が創設された。当時はダート2000m戦だったが、1998年に中央・地方交流競走となったのを機に1800m戦となり、翌1999年からは現在の「日本テレビ盃」に名称変更された。
グレードはJpn2。「Road to JBC」のサブタイトルも付いており、優勝馬にはJBCクラシックへの優先出走権が付与される。また、南関東所属馬で5着以内に入った馬のなかから上位2頭には、浦和記念の優先出走権が付与される。

日本テレビ盃・検討のポイント】
昨年の覇者ウシュバテソーロが、今年もこの競走から米国・BCクラシックを目指す。そのBCクラシックで2着に入ったデルマソトガケもこのレースから始動する。どちらも目標は先だが、2頭の斤量差をどう考えるのかが興味深い一戦だ。

日本テレビ盃・出走馬概要】
ウシュバテソーロ
昨年のこのレースを勝利した後は、BCクラシック5着、東京大賞典1着、サウジカップ2着、ドバイワールドカップ2着。昨年はドバイワールドカップを制しており、世界でもトップクラスのダート馬と言っても過言ではない。強いて挙げれば、7歳という年齢だが、今年のサウジカップやドバイワールドカップでの走りを見る限り、全く問題はないだろう。本番に向けて、川田将雅騎手がどんな戦術を試みるのか興味深いところだが、気になるのは同様に世界トップレベルの馬の存在だ。

デルマソトガケ
ウシュバテソーロに先着できる馬がいるとすれば、この馬か。昨年のBCクラシックではウシュバテソーロに先着し、2着と大健闘している。ウシュバテソーロより2キロ軽い56キロで出走できる点は魅力的に映る。管理する音無秀孝調教師にとっても、BCクラシックはホースマン人生の集大成となり得る力の入る一戦。まずは、前哨戦となるこのレースでの走りに注目したい。今回はC.ルメール騎手に手が戻る。

メイショウハリオ
上記2頭に割って入る馬を探すのは難しいが、その可能性があるのはJpn1・3勝のこの馬ではないだろうか。船橋競馬場は昨年のかしわ記念を勝利した舞台でもあり、コース適性は断然と言えるだろう。主戦・浜中俊騎手が2強にどんな戦いを挑むのか、楽しみなところだ。

今回、JRAからはウィリアムバローズも出走する。内枠を引いただけに、持ち前の先行力を活かすことができれば、馬券圏内に食い込むことができても不思議はない。坂井瑠星騎手の騎乗ぶりにも期待したい。



この記事はいかがでしたか?
ナイス  (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

競馬関連ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース