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【佐賀・JBCクラシック2024】地方競馬重賞展望 前走で大金星のウィリアムバローズが頂点を極める

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【佐賀・JBCクラシック2024】地方競馬重賞展望 前走で大金星のウィリアムバローズが頂点を極める

JBCクラシック・レース概要】
1着賞金1億円は、東京大賞典と並び、地方競馬では最高峰となる。格付けはJpn1。2001年に大井競馬場のダート2000m戦で創設。JBCスプリントJBCレディスクラシックと同様、全国の競馬場で持ち回りのかたちで実施される。今年は佐賀競馬場の2000m戦が舞台となっている。

JBCクラシック・検討のポイント】
日本テレビ盃でウシュバテソーロを破る大金星を挙げたウィリアムバローズに、Jpn1初制覇のチャンスが巡ってきた。ライバルもJRA勢となりそうで、その比較が大きなポイントとなりそうだ。

JBCクラシック・出走馬概要】
ウィリアムバローズ
前走の日本テレビ盃の他、今年1月の東海Sも勝利している。G2・Jpn2のタイトルを手にした今、次に目指すのは当然G1・Jpn1タイトルということに。前述した通り、ウシュバテソーロに先着できたのだから、その資格はじゅうぶんに備わっていると言っていいだろう。米国BCから帰国直後の坂井瑠星騎手が、引き続き手綱を取る。

ノットゥルノ
2022年に大井・ジャパンダートダービーを優勝しており、こちらはすでにJpn1馬の座についている。佐賀競馬場のダート2000m戦は、今年2月に佐賀記念を制した舞台でもある。コース経験を考えると、ウィリアムバローズにとって最も怖い存在はこの馬かもしれない。本馬の鞍上も、米国BCから帰国したばかりの武豊騎手が務める。

ウィルソンテソーロ
この馬の鞍上もアメリカから帰ってきたばかりの川田将雅騎手だが、このコンビでは5戦5連対。加えて、今回の佐賀競馬場は川田将雅騎手と縁の深い場所だけに、特別な想いで挑むレースとなりそうだ。G1・Jpn1では、昨年末の東京大賞典で2着、今年6月の帝王賞で2着と、あと一歩で手が届くところまで来ているだけに、佐賀で何とか頂点に立ちたいところだろう。

ヒロイックテイル
地方所属馬では、高知所属のこの馬に注目したい。元JRAオープンクラスから移籍して3戦目の前走、イヌワシ賞で地方初勝利を挙げたが、2着以下に2秒9差をつけて圧勝している。最近、地方全国交流競走でトレンドとなっている高知所属馬の代表格として、Jpn1でも波乱の主役となるべく牙を研ぐ。高知所属馬だが、金沢の吉原寛人騎手騎乗となる点にも注目したい。

上記4頭以外では、Jpn1・3勝のJRA所属馬メイショウハリオも警戒が必要な一頭。3着に敗れた前走・日本テレビ盃はあくまで叩き台で、本番となる今回は面白い存在となりそうだ。

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