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【金沢・白山大賞典2024】地方競馬重賞展望 連勝中のダイシンピスケスとサンマルパトロールに注目

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【金沢・白山大賞典2024】地方競馬重賞展望 連勝中のダイシンピスケスとサンマルパトロールに注目


白山大賞典・レース概要】
金沢競馬場のダート2100mで争われる、金沢競馬唯一のダートグレード競走。3歳以上のオープン馬による対戦となっている。
創設は1981年。当時は2300m戦だった。翌1982mからは2600m戦となっている。JRA所属馬も出走可能となったのは1997年からで、この年から現在の2100m戦となった。グレードはJpn3。

白山大賞典・検討のポイント】
JRAから5頭が出走するが、地方競馬で行われるダートグレード競走では初登場となるダイシンピスケスとサンマルパトロールが、斤量面からも面白そうだ。ディクテオンが力量上位だが、絶対視は禁物だろう。

白山大賞典・出走馬概要】
ダイシンピスケス
2勝クラスから前走の仁川Sまで3連勝。6歳で本格化した感がある。そして地元・金沢の名手、吉原寛人騎手が手綱を取り、54キロで出走できるなど、好材料が全て揃った感がある。レース間隔が空いている点だけが気になるが、軽視禁物の1頭ではないだろうか。

サンマルパトロール
2連勝でオープン入り。昇級初戦が重賞となったが、相手もハイレベルとは言い難いだけに好勝負可能ではないだろうか。大外枠でスムーズにレースを運ぶことができる点も、斤量54キロと共に注目したい。鞍上のM.デムーロ騎手とのコンビでは2戦2勝である点も魅力的だ。

ディクテオン
昨年の浦和記念名古屋グランプリを勝利して、今年も前走の帝王賞で3着。本来なら中心視はこの馬だろう。しかし、他馬と3~5キロの斤量差がある点は気掛かり。休養明けということもあり、もちろんそれらデメリットに多くの目が向くことになれば、逆にオッズ妙味は維持されることになるのだろうが……。横山和生騎手がこうした点を踏まえてどう乗ってくるか興味深い一戦であり、馬券検討上の大きなポイントとなる可能性もある。

メイショウフンジン
オープン馬となってから3勝しているが、重賞ではあと一歩のレースが続いている。昨年のこのレースでも2着だったが、勝ち馬がウィルソンテソーロだったことを考えると、少々アンラッキーだった面もあるのかもしれない。この馬も54キロで出走できるだけに、ディクテオンとの3キロ差と、経験の豊富さで何とかタイトル獲得に結びつけたいところではないだろうか。主戦の酒井学騎手が今回も騎乗する。

上記4頭以外では、やはりJRAのテンカハルではないだろうか。昨年の日本テレビ盃では、勝ち馬ウシュバテソーロから2馬身1/2差(0秒5差)の2着に入っている。坂井瑠星騎手の手綱捌きに注目したい。今回の地方所属馬はやや手薄な印象があり、狙いにくい。



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