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【水沢・ビギナーズカップ2024】岩手競馬重賞みどころ

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【水沢・ビギナーズカップ2024】岩手競馬重賞みどころ

ビギナーズカップ(M3)
水沢競馬場・ダート2000m
9月8日(日)18:15発走

ビギナーズカップの創設は1983年。2012年から重賞へ格上げされ、1着馬から3着馬には10月6日(日)に行われる重賞「第2回ネクストスター盛岡」(盛岡ダート1400m 1着賞金1000万円)の優先出走権が与えられます。昨年は圧倒的1番人気に支持されたフジユージーンが完勝。8戦8勝の快進撃を続け、JpnⅡ・不来方賞でも4着に健闘しました。

【注目馬情報】
ステイクラッシー 牝2歳 伊藤和忍きゅう舎・水沢
デビュー戦の水沢850mを快勝後、遠野馬の里で放牧。帰郷戦の重賞・若鮎賞では距離がおよそ2倍の1600mへ延長されましたが、逃げ粘って3着。ひと叩きされた前回は順当勝ちを収め、初重賞に王手をかけました。

サンカリプソ 牝2歳 菅原勲きゅう舎・水沢
ハイレベルを誇る門別で3戦1勝2着1回3着1回。転入前の一戦を4馬身差で逃げ切り、直後に岩手入り。距離経験は1000mのみですが、先日の重賞・ジュニアグランプリで北海道勢が1着、2着を独占しただけに、あっさりのシーンまで十分。

マツリダマスラオ 牡2歳 菅原勲きゅう舎・水沢
デビュー戦の盛岡1000mは2着でしたが、地元水沢に戻ってハイタイムをマークして完勝しました。以降は2着1回3着2回と伸びを欠いていますが、盛岡コースも敗因かも。水沢へ戻って首位奪回に燃えています。

ピカンチフラワー 牝2歳 板垣吉則きゅう舎・水沢
デビュー戦で出遅れながらも完勝。2戦目も1番人気に支持されましたが、マツリダマスラオに完敗2着。その後は千葉、八幡平の牧場でリフレッシュ。暑かった夏を避けて帰厩しました。3ヵ月ぶりでも首位争い必至。

ポマイカイ 牡2歳 菅原勲きゅう舎・水沢
デビュー戦を1秒8差で圧勝。今年の重賞・早池峰スーパースプリントを快勝した姉ダイセンメイト譲りのスピードを発揮しました。以降は折り合いに課題を抱えていますが、1400mなら守備範囲。巻き返しに転じます。

コニパ 牝2歳 畠山信一きゅう舎・水沢
デビュー戦の盛岡1000mを大差で圧勝。1分00秒9の破格タイムもマークしました。キャリア一戦のみ、距離延長、メンバー強化などクリアーするべき課題は少なくありませんが、絶対能力でカバーできそうです。

文:松尾康司

(岩手競馬プレスリリースより)

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