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【門別・ブリーダーズゴールドカップ2024】地方競馬重賞展望 6戦6勝のオーサムリザルトには逆らえない

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【門別・ブリーダーズゴールドカップ2024】地方競馬重賞展望 6戦6勝のオーサムリザルトには逆らえない


ブリーダーズゴールドカップ・レース概要】
門別競馬場のダート2000mで争われる、牝馬限定の重賞競走。JRA所属馬も出走可能なダートグレード競走となっている。格付けはJpn3。
創設されたのは1989年。当時は札幌競馬場のダート2400m戦で、牡馬も含めたサラブレッド系4歳以上(現在の年齢表記では3歳以上)のレースだった。1995年からは、舞台を旭川競馬場のダート2300m戦に移し、夏の道営・ホッカイドウ競馬における名物レースとして定着していた。
2009年、旭川競馬場の廃止とともに門別の2000m戦へと変更。さらに2014年からは牝馬限定戦に変更となり、格付けがこれまでのJpn2からJpn3に降格となった。

ブリーダーズゴールドカップ・検討のポイント】
デビューから無傷の6戦6勝という絶対的な存在のオーサムリザルトが門別にやってくる。5月のエンプレス杯(川崎)以来の実戦で、この先に控える大目標のことを考えると、今回は主役の座を譲るとは考えにくい。ここは相手探しの一戦ではないだろうか。

ブリーダーズゴールドカップ・出走馬概要】
オーサムリザルト
前述のエンプレス杯は、2着のグランブリッジとはクビ差(0秒1差)だった。その前の東京・アルデバランSでも、2着の牡馬ハピとは3/4馬身差(0秒1差)で、6戦6勝とはいえ、オープン入り後の2戦は意外に厳しい戦いを強いられている、という見方もできるかもしれない。
しかし、今回のメンバーは近2走より相手が楽になっている可能性もある。
あとは別定57キロが課題だが、陣営が米国・BCディスタフ参戦を表明している点から考えると、この斤量でも結果を残さないといけない場面だろう。武豊騎手が今回も手綱を取る。

シダー
オーサムリザルト以外のJRA勢で最も注目したい馬。馬体重を16キロ絞って挑んだ、3勝クラス・ポプラSを勝利して、昇級初戦にこのレースを選んだ。3コーナーで先頭に立ち、そのまま押し切るという角田大河騎手の積極的な乗り方が、今回騎乗する富田暁騎手に受け継がれるのであれば、大金星もあり得るかもしれない。

サーマルソアリング
4月の兵庫女王盃(3着)以来の実戦。ダート転向後は(3-1-1-0)と全て馬券になっている点は注目しておきたいところ。オープン入り後の2戦は西村淳也騎手が手綱を取っていたが、今回は3勝クラスを勝ち上がった際に騎乗していた北村友一騎手とのコンビとなる。この乗り替わりについても興味深いポイントだ。

上記3頭以外でも、やはりJRA勢に注目するしかなさそうだ。エナハツホは、昨年のスパーキングレディーカップ(川崎、6着)以来となる牝馬同士の対戦で、近走の不振から立ち直るきっかけを掴みたいところ。長期休養明けを3回使われたデリカダも、牝馬限定戦なら馬券圏内浮上のチャンスがあるかもしれない。

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