地方競馬ニュース

【門別・ブリーダーズゴールドカップ2024】血統アナリシス 直近3年はサンデーサイレンスとDeputy Ministerを併せ持つ馬の勝利が続く

 0   0   619
【門別・ブリーダーズゴールドカップ2024】血統アナリシス 直近3年はサンデーサイレンスとDeputy Ministerを併せ持つ馬の勝利が続く

2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が7頭、A.P. Indy系が3頭、Northern Dancer系が3頭、そのほか2頭。近年はサンデーサイレンスとDeputy Ministerの血脈を併せ持つ馬の上位入線が目立ち、2021年マルシュロレーヌ、2022年グランブリッジ、2023年テリオスベルと該当馬が目下3連勝中でもある。

ほか、関東オークスの勝ち馬が毎年上位争いを繰り広げているが、ブリーダーズゴールドカップでもA.P. Indyの直系あるいはクロフネ~フレンチデピュティ~Deputy Ministerの血脈を持つ馬が幅を利かせているとおり、血統的にも似た適性を問われやすい印象を持つ。その一方で、2022年グランブリッジ(父シニスターミニスター)、データ集計期間外では2018年ラビットラン(父Tapit)とA.P. Indyの直系が勝利した2年は不良馬場で開催されていたことも気に留めておきたい。

デリカダは、父パイロ×母ブロンクスシルバー(母の父クロフネ)。パイロ~Pulpit~A.P. Indyと遡る父系で、同産駒からは16年3着ビービーバーレルや19年3着ラインカリーナ、Pulpitの直系孫世代という観点では18年1着ラビットランも出ている。一方、母系に関しても近年の血統傾向を鑑みれば、母の父がDeputy Minister直系のクロフネ、3代母の父がサンデーサイレンスであることを強調しやすい。22年伏竜Sではノットゥルノやペイシャエスといった錚々たる面々を負かした実績を持つように、レース感さえ取り戻せばダートグレード競走でも主役を担える存在だろう。

ポルラノーチェは、父キズナ×母ナニアヒアヒ(母の父キングカメハメハ)。同産駒からは22年3着&23年1着とリピート好走したテリオスベルが出ており、父キズナは種牡馬としての2連覇がかかった一戦でもある。なお、本馬は2代母の父がフレンチデピュティとなるため、テリオスベルとは母系の血脈の配列にも共通点を見出しやすい。また、母系という面ではマカヒキやウリウリの姪にあたる血統背景も興味深く、本馬も秘めたるポテンシャルには侮れないものがあるだろう。前走のレースぶりを見ると2000mの距離延長にも不安はなく、スタートで後手を踏んでいたことからも見限れない。

■注目馬
⑧デリカダ、⑥ポルラノーチェ

この記事はいかがでしたか?
ナイス  (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

競馬関連ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

最新注目レース

1位11/20 浦和 浦和記念
2位11/21 園田 兵庫ジュニアグランプリ
3位11/21 名古屋 東海菊花賞
4位11/20 浦和 埼玉県肉用牛経営者協会長賞特別C1選抜馬
5位11/21 名古屋 乳岩川(ちいわがわ)特別C14特別
6位11/23 浦和 浦和記念
7位11/20 名古屋 向寒(こうかん)特別A6B1a特別
8位11/20 浦和 全国植樹祭開催200日前記念賞特別B2三
9位11/21 浦和 埼玉県馬事畜産振興協議会長賞特別B1二B
10位11/20 名古屋 くじゃく座特別B1b特別

最新注目競走馬

1位アウトレンジ
2位ディクテオン
3位ライトウォーリア
4位ナニハサテオキ
5位ダイシンピスケス
6位ハッピーマン
7位コパノヴィンセント
8位メイショウフンジン
9位コスモストーム
10位ヤマニンシュラ

最新注目騎手

1位吉村智洋兵庫
2位望月洵輝愛知
3位森泰斗船橋
4位C.デムーロJRA
5位吉原寛人金沢
6位宮下瞳愛知
7位笹川翼大井
8位岡部誠愛知
9位加藤聡一愛知
10位塚本征吾愛知

最新注目調教師

1位小久保智浦和
2位角田輝也愛知
3位塚田隆男愛知
4位北出成人JRA
5位藤ケ崎一人愛知
6位坂口義幸愛知
7位平山真希浦和
8位繁田健一浦和
9位錦見勇夫愛知
10位海馬澤司浦和