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【盛岡・マーキュリーカップ2024】岩手競馬重賞みどころ

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【盛岡・マーキュリーカップ2024】岩手競馬重賞みどころ

マーキュリーカップ(Jpn3)
盛岡競馬場・ダート2000m
7月15日(祝月)18:15発走

創設は1997年。第1回から第3回まで水沢ダート2000mで実施され、第4回以降は盛岡ダート2000mが舞台。2017年以降、メイセイオペラ記念の副称が付記されたのは、第2回マーキュリーカップを圧勝し、後にGⅠ3勝をあげた“岩手の雄”に敬意を表するため。昨年はウィルソンテソーロが完勝。現在、GⅠ/JpnⅠで2着3回確保するまで出世しました。

【注目馬情報】
★クラウンプライド 牡5歳 新谷功一きゅう舎・栗東
デビュー3戦2勝からドバイ・UAEダービーへ遠征。2着に2馬身以上の差をつけて完勝し、ケンタッキーダービーへ挑戦しました。以降も日本、海外を行き来してJBCクラシック(盛岡)2着、チャンピオンズカップ2着、帝王賞2着。昨年9月にはコリアカップ(ソウル GⅢ)を圧勝しました。帰国後は3戦着外でしたが、かしわ記念は1コーナーで躓くアクシデントがあり12着も仕方なし。今回で軌道修正したいところです。

★メイショウフンジン 牡6歳 西園正都きゅう舎・栗東
ダートグレード競走の常連で名を馳せ、これまで2着1回3着4回。マーキュリーカップへも2度参戦して7着、3着。2度とも得意の逃げ戦法に出ましたが、テリオスベルのまくりに遭ってペースを乱されたのが敗因でした。今回は“天敵” テリオスベルが引退して不在に加え、絶好の1番枠を引き当てたのも強運。悲願のダートグレード制覇に王手をかけました。

★テンカハル 牡6歳 矢作芳人きゅう舎・栗東
母ジンジャーパンチはアメリカGⅠ6勝、通算12勝の強豪牝馬。自身は芝で3勝をマーク後、昨年2月からダート路線へ変更。JpnⅡ・日本テレビ盃2着、JpnⅡ・浦和記念で3着を確保しました。GⅠ・東京大賞典7着後は精彩を欠いていますが、素質は超一級品。距離2000mは望むところ。マーキュリーカップで反撃に転じるか注目です。

★ロードアヴニール 牡4歳 野中賢二きゅう舎・栗東
デビュー戦の阪神芝1800mは11着に終わり、2戦目からダート路線へシフト。5戦4勝、目下3連勝中と底を見せていません。今回は半年ぶりの実戦ですが、スケール一目。破壊力が脅威の的です。

★ビヨンドザファザー 牡5歳 藤岡健一きゅう舎・栗東
父は2年連続でエクリプス賞年度代表馬に選出されたカーリン。母父は世界的な大種牡馬ガリレオの超良血馬。ダート4勝後、苦戦を強いられましたが、前走鮮やかな直線一気を決めて快勝。これで弾みがつきました。

アラジンバローズ セン7歳 新子雅司きゅう舎・園田
中央ダートで4勝をあげてオープンへ在籍。昨年9月に園田へ移籍して5戦3勝2着1回。前走7着は5ヵ月ぶりの実戦では仕方なし。管理する新子調教師はイグナイターで2年連続NARグランプリ年度代表馬を受賞。

ヒロシクン セン5歳 佐藤雅彦きゅう舎・水沢
中央ダート1勝から岩手入り。B1級でいきなり3連勝を飾り、重賞・一條記念みちのく大賞典へ挑戦。格下ながら鮮やかな逃げ切りを決めました。祖母は第1回秋華賞を制し、ジャパンカップでハナ差2着のファビラスラフイン。

文:松尾康司

(岩手競馬プレスリリースより)

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