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【盛岡・せきれい賞2024】岩手競馬重賞みどころ

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【盛岡・せきれい賞2024】岩手競馬重賞みどころ

せきれい賞(M2)
盛岡競馬場・芝2400m
7月7日(日)18:15発走

盛岡市の市鳥から命名された「せきれい賞」は2000年から重賞へ格上げ。2003年から現行の盛岡芝2400mで行われ、地方競馬全国交流へ昇格。1着馬から3着馬には岩手県知事杯OROカップ(8月4日 盛岡芝1700m)の優先出走権が与えられます。現在、4年連続で遠征馬が優勝。遠征馬が5連覇を果たすか、岩手勢が5年ぶりに覇権奪回するか―が焦点です。

【注目馬情報】
アトミックフォース 牡8歳 山下貴之きゅう舎・船橋
中央芝2000m4勝から一昨年、4月に南関東へ移籍。2戦目から2連勝を飾り、せきれい賞へ参戦。盛岡芝2400mレコードを25年ぶりに更新して快勝。続いて岩手県知事杯OROカップも圧勝し、盛岡芝交流2連勝。昨年は岩手県知事杯OROカップ2連覇を果たし、盛岡芝3戦3勝。今年は手始めにせきれい賞2度目の優勝へまい進します。

ヴィゴーレ 牡6歳 高野毅きゅう舎・大井
昨年1月、中央芝2勝、ダート1勝から南関東へトレード。2戦目の浦和2000mで1勝をあげ、せきれい賞へ参戦。鮮やかな直線抜け出しを決め、キズナ産駒の良血馬が初重賞を手にしました。昨年12月にも勝利を飾りましたが、今季未勝利。相性のいい盛岡芝2400mでせきれい賞2連覇、今季初勝利を目指します。

マンダリンヒーロー 牡4歳 藤田輝信きゅう舎・大井
デビューから3連勝を飾り、大井重賞・ハイセイコー記念を優勝。続いて大井重賞・雲取賞2着からアメリカへ遠征。GⅠ・サンタアニタダービーでタイム差なし2着に惜敗し、ケンタッキーダービーにも挑戦しました。帰国後は勝ち運に恵まれず2着4回。盛岡芝に活路を求めてきました。仮に優勝すれば選択肢も広がるだけに、陣営も力が入ります。

ゴールドギア 牡9歳 伊藤和忍きゅう舎・水沢
昨年、中央芝5勝から岩手入り。初戦の重賞・あすなろ賞で2着を確保し、2戦目の芝準重賞・かきつばた賞を快勝。せきれい賞1番人気に支持されましたが、0秒1差2着。岩手県知事杯OROカップでも3着にまとめて最優秀ターフホースに選出されました。今年はダート重賞でも好成績を収め、待ちに待った芝で重賞初制覇なるか。

シェルビーズアイ 牡5歳 村上実きゅう舎・水沢
中央芝2000m以上で3勝マーク。GⅠ・ホープフルステークス、菊花賞の出走経験を誇ります。今回は転入初戦に加え、2ヵ月ぶりの実戦となりますが、芝の長丁場は望むところ。一発の可能性を十分秘めています。

ライアン 牡5歳 佐藤浩一きゅう舎・水沢
南関東でデビューし、5戦4勝で船橋重賞・平和賞を優勝、大井重賞・羽田盃2着。その後は白星から遠ざかり、中央障害3戦を経て転入。重賞・赤松杯で2着を確保しました。平地芝は未経験ですが、ディープインパクト産駒なら望むところ。

文:松尾康司

(岩手競馬プレスリリースより)

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