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【盛岡・いしがきマイラーズ2024】地方競馬重賞展望 "仕切り直し"の芝でレベランスが巻き返す

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【盛岡・いしがきマイラーズ2024】地方競馬重賞展望 "仕切り直し"の芝でレベランスが巻き返す


いしがきマイラーズ・レース概要】
盛岡競馬場の芝1600m戦で争われる、岩手競馬に所属する3歳以上のオープン馬による重賞競走。2021年に創設。岩手県知事杯OROカップのトライアルレースで、上位3頭に優先出走権が付与される。レース名の「いしがき」は盛岡城の石垣に由来する。

いしがきマイラーズ・検討のポイント】
当日の天候・馬場悪化により、ダート変更を余儀なくされた、7月7日(日)のせきれい賞出走組に注目したい。岩手競馬は盛岡競馬場の芝コースを目当てに他地区から移籍する馬も多いだけに、ダートでは実力を発揮できなかった馬の見直しが必要となる。

いしがきマイラーズ・出走馬概要】
レベランス
ダートで行われたせきれい賞は7着。元中央3勝馬で、この3勝はいずれも芝コースで挙げている。岩手移籍後、ダートでは3着が1回あるだけで、他のレースはいずれも掲示板に載ることすらできていない。それだけに、前走のダート変更は大きな痛手だったはず。「今度こそ」の芝コースで実力を発揮したい場面だろう。

ジェットモーション
この馬もJRAで挙げた4勝はいずれも芝コース。盛岡の芝コース目当てで高知から移籍したと思われる馬だけに、移籍後の初戦だった前走のせきれい賞は上記レベランス同様に誤算(9着)。芝コースでの巻き返しに注目したい。

ブローヴェイス
せきれい賞は8着だった。この馬はJRAでは未勝利だったが、芝コースで2着と3着が1回ずつあり、やはりせきれい賞は芝コースを走りたかったに違いない。こちらも、初勝利を挙げた盛岡の芝コースで見直したい一頭だ。

スターオブケリー
2022年9月のOROターフスプリント(4着)以来となる芝コースでの一戦。当時は初めて走る芝コースだったが、1000m戦で先行できていることからも、芝でのスピード勝負に対応できる素養を備えていると判断したい。前走はダートの岩鷲賞で3着と地力も高い。2度目の芝コースはプラス材料となる可能性が高そうだ。

上記4頭以外では、JRAの芝コースで4勝のアーバンキッドに注目したい。今年で11歳を迎えたが、近2走もダートで馬券圏内をキープしており、芝コースで大駆けする可能性は十分にある。8歳馬ケイアイサクソニーは、前述した2022年9月のOROターフスプリント優勝馬で元JRAオープン馬。当時はスターオブケリーに先着しているが、1600mの距離を克服できるかが大きなポイントに。ほか、同じ前走・せきれい賞組でも、サンデージャックソロフレーズに関しては、ダート変更があったとはいえ負け過ぎの感否めずで、芝コースでも割り引いたほうが賢明だろう。

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