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【門別・グランシャリオ門別スプリント2024】地方競馬重賞展望 3歳馬ストリームが斤量利を生かして抜け出す

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【門別・グランシャリオ門別スプリント2024】地方競馬重賞展望 3歳馬ストリームが斤量利を生かして抜け出す


グランシャリオ門別スプリント・レース概要】
門別競馬場のダート1000m戦で争われる、3歳以上のオープン馬によるスプリント重賞。昨年まで行われていた地方競馬スーパースプリントシリーズのファイナル・習志野きらっとスプリント(船橋)のトライアルレースとして2011年創設。2015年には、重賞競走に格上げされた。
創設時から北海道地区と岩手地区による交流戦だったが、岩手競馬で早池峰スーパースプリント(2016年~)が施行されるに至ったことから、同年からは北海道地区に所属する馬のみでのレースとなった。
道営・ホッカイドウ競馬における重賞格付けはH3。2020年にH2に格上げされたが、2023年から再びH3となっている。

グランシャリオ門別スプリント・検討のポイント】
本競走は5ハロン戦(1000m戦)だが、今回のメンバーはいずれも前走が6ハロン以上のレースに出走していた馬たちで、どの馬も距離短縮が大きな課題となりそう。その上で、斤量面で恵まれた3歳馬ストリームが一応の中心となりそうだ。

グランシャリオ門別スプリント・出走馬概要(3~4頭)】
ストリーム
前走のネクストスター北日本を制して、この舞台に駒を進めてきた。2歳時には栄冠賞も制している。1000m戦はデビュー戦(フレッシュチャレンジ)以来で、古馬とは今回が初対決となる。課題も多いが、古馬より1~3キロ軽い54キロで出走できる点を味方に出来れば、重賞3勝目は十分にあり得る。今回も岩橋勇二騎手が手綱を取る。

スティールペガサス
重賞4勝馬で、昨年の北海道スプリントカップでも3着に入った、道営・ホッカイドウ競馬の短距離戦線におけるスターホース。前走のエトワール賞での3着は、冬期の休養から復帰しての初戦であっただけに、情状酌量の余地はある。叩き2戦目の今回は、3キロの斤量差がある3歳馬が相手でも負けは許されない。世代交代の気配を感じつつ、王者の座を防衛すべく挑む一戦となりそうだ。主戦の桑村真明騎手が今回も騎乗する。

オスカーブレイン
この馬も3歳馬で54キロでの出走。ハナに立ってレースを引っ張る形となった、前走のネクストスター北日本は4着だった。距離短縮はプラスで、大外枠から先手を奪い切ることができれば、チャンスは十分にあると考えて良い。阿部龍騎手の手腕にも大きな注目が集まりそうだ。

上記3頭以外では、最内枠を引いたラビアータに注目したい。下級条件戦ではあるが、昨年は門別の1000m戦で5連勝した実績があり、この距離を非常に得意としている点は侮れない。絶好枠から持ち前のスピードでハナを奪った際の残り目には警戒が必要だ。

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