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【門別・道営スプリント2024】地方競馬重賞展望 北の短距離戦線に現れた新星・デステージョが、飛躍の1年を勝って締め括る

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【門別・道営スプリント2024】地方競馬重賞展望 北の短距離戦線に現れた新星・デステージョが、飛躍の1年を勝って締め括る

道営スプリント・レース概要】
道営・ホッカイドウ競馬に所属する3歳以上の快速馬たちが、門別競馬場のダート1200m戦に集まり2024年の短距離戦線の掉尾を飾る一戦。2006年に旭川競馬場のダート1000m戦で創設されたが、同競馬場の廃止に伴い、2009年からは門別のダート1200mに舞台を移して行われている。他地区所属馬も出走可能な地方全国交流競走だった時期もあり、2018年には岩手のラブバレットが優勝したこともあるが、2020年以降は道営所属馬のみが出走可能になり、前述のシーズン最後の開催に行われる重賞競走として実施されるようになった。

道営スプリント・検討のポイント】
近2年はスティールペガサスが優勝しているが、7歳となった今年は取りこぼすケースが目立つようになってきた。世代交代の波がこの路線にも迫っている。新たな主役に最も近い存在と思われる、3連勝中のデステージョに注目が集まりそうだ。

道営スプリント・出走馬概要】
デステージョ
2022年に道営でデビュー。この年の園田・兵庫ジュニアグランプリで3着に入った実績もある。その後、高知に移籍。昨年の黒潮皐月賞2着、高知優駿3着、黒潮菊花賞2着などの実績を残したが、重賞タイトルには手が届かず、今年5月から道営に復帰した。復帰後の戦績は、5戦3勝2着1回3着1回で近3走は3連勝。4歳という年齢と勢いを考えると、今回は初めての重賞タイトルを獲得する大きなチャンスと言えるのではないだろうか。近2走でコンビを組んでいる阿部龍騎手が、今回も手綱を取る。

スティールペガサス
今年は、エトワール賞3着、グランシャリオ門別スプリント2着、ポラリスサマースプリント4着、ウポポイオータムスプリント3着と、重賞未勝利のままこのレースを迎えることに。3連覇に黄信号が灯った格好だが、今回は兵庫の名手・吉村智洋騎手が門別に駆け付けて騎乗する予定で、この乗り替わりがいい刺激になるのか、注目したい。

スペシャルエックス
前走は盛岡に遠征し、JRA所属馬相手にクラスターカップで5着。地方所属馬では最先着で、勝ち馬ドンフランキーからは0秒8差なら、大健闘といっていいだろう。この馬もデステージョと同じ4歳で、レースを終えて、この路線の主役に取って代わっている可能性をじゅうぶんに秘めている存在だろう。今回は岩橋勇二騎手に手が戻る。

伏兵となりそうな馬も多く、近走は馬券圏内をキープし続けるドリームビリーバーや、6月のグランシャリオ門別スプリントや盛岡・OROターフスプリントで3着に入り、今回は最内枠に入ったイッツクールなどが、波乱を演出するシーンにも注意を払いたい。

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