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【コース&馬場状態 傾向と対策】兵庫ジュニアグランプリ2023 2歳地方交流重賞向きの血統は……

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【コース&馬場状態 傾向と対策】兵庫ジュニアグランプリ2023 2歳地方交流重賞向きの血統は……


今回は園田競馬場で行われるJpn2兵庫ジュニアグランプリのポイントを、園田コースの馬場傾向、近年のレース結果をもとに考察していきます! 予想にお役立てください。

3年前~6年前はいずれも3連複1番人気で決着という堅い決着だった反面、地方馬が絡むと2014年ジャジャウマナラシのように単勝169倍という大荒れにもなるレース。
馬場が重馬場になったケースは過去16回で3回(2022年、2014年、2009年)ありますが、そのうち2回が地方馬の勝利。

穴をあける地方馬に共通するのは道営デビュー、地元兵庫の騎手が騎乗するというパターン。今年該当するのはトラジロウストリームですが、好タイムで連勝中のトラジロウは、今年も全国リーディング1位をひた走る地元の吉村智洋騎手が鞍上ということで穴にはならなさそう。

芝ダート兼用の種牡馬産駒が実力以上に人気するなら、敢えて地方向きダート種牡馬のダノンレジェンド、ヘニーヒューズ、マジェスティックウォリアー、タリスマニックあたりから買うのも一考です。


カプセルストリームと共に道営リーディングの田中淳司厩舎2頭出し。園田短期騎乗経験もある道営リーディング落合騎手が騎乗。実力の割に全国区ではまだ美味しいオッズになることが多い落合騎手。サンライズカップは血統上距離が長すぎましたが、道営勢の中で一番距離が向くのはこの馬で、スンナリ先手を取れれば面白そう。

タリスマンは時計のかかるダート2歳戦向きのタリスマニック産駒。初ダートの前走が着差以上の強さ。母父スパイキュールも地方ダート向きで、1枠も今の園田では悪くありませんし、穴馬ですがヒモに飛び込んでくれないものかと期待しています。

ストリームトラジロウが勝ったイノセントカップで1番人気。前走ネクストスター門別も2番人気でしたが末脚を試す競馬も先行勢有利で参考外。2戦目で5着、3着に下したモズミギカタアガリスティールマジックがJpn3エーデルワイス賞でワンツーを決めており、改めて注目。

規格外の勝ちっぷりが続くトラジロウ。弱点を探すとすれば軽めに終始している調教と1ハロンの距離延長ですが、園田の王・吉村騎手とのコンビで克服するか。

ゼルトザームは初戦小回りの函館ダート1000mで出負けしたものの差して快勝。このレースは本馬のほか既に4頭が勝ち上がり、さらに今後も勝ち上がりそうな馬が多いハイレベルなレースでした。父ヘニーヒューズからも注意。

ミトノウォリアーは前走同厩舎同馬主に敗れはしましたが名手岡部騎手が手放さない良血。交流重賞に強いグランド牧場産で穴警戒。

サトノフェニックスは祖母グレイスティアラが全日本2最優駿勝ちという血統を活かせるか。

イーグルノワールの父ブリックスアンドモルタルは芝と時計の速いダートに強く、本馬が地方の重いダートをこなせるかが鍵。


(文・ニャートバー)

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