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【南関東重賞展望】鎌倉記念2023 今年も道営・ホッカイドウ競馬勢に要注意!!

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【南関東重賞展望】鎌倉記念2023 今年も道営・ホッカイドウ競馬勢に要注意!!


鎌倉記念・レース概要】
2001年に創設された2歳馬による重賞競走。川崎競馬場のダート1500m戦で争われる。南関東グレードはS2。
11月3日(金・祝)に門別競馬場で行われるJBC2歳優駿の指定競走となっている。また、上位2頭には12月13日(水)に川崎競馬場で行われる全日本2歳優駿の優先出走権が付与される。更に3着までに入った牝馬には11月7日(火)のローレル賞の優先出走権が付与される。

鎌倉記念・検討のポイント】
南関東で秋に行われる2歳馬の重賞と言えば、気になるのは道営・ホッカイドウ競馬所属馬の存在だ。今年で22回目となるが(2006年は休止)、過去に6頭の道営所属馬がこのレースでは勝利している。
4月のシーズン開幕からハイレベルな2歳馬のレースが行われているだけに、長距離輸送や初めての左回りコースなどのハンデを考慮しても軽視することはできず、道営所属馬をどう評価すべきかが、大きなポイントとなる。

鎌倉記念・出走馬概要】
サントノーレ
エピカリス産駒の牡馬。デビュー戦、2戦目の特別戦を連勝し、前走のブリーダーズゴールドジュニアカップでも3着に入っている。同馬を管理する田中淳司調教師は、南関東への遠征経験も豊富で、左回りコース対策に関しても万全ではないかと思われる。馬券検討をする上で、無視できない1頭であることは言うまでもない。

スノーシュー
キズナ産駒の牡馬。7月にデビュー戦を勝ったばかりで、いきなり2戦目での南関東参戦となった。道営所属の2歳馬は遠征後、そのまま南関東の厩舎に移籍するケースもあるが、船橋の本橋孝太騎手が手綱を取ることから、同馬もこうした流れとなる可能性がある。
管理する角川秀樹調教師も田中淳司調教師と同様に、南関東への輸送競馬に実績があり、キャリア一戦と言えども侮れない存在となりそうだ。

アムクラージュ
迎え撃つ南関東勢の大将格は、8月に浦和のルーキーズサマーカップを制したこの馬ではないだろうか。ホッコータルマエ産駒の牡馬で、これまで挙げた3勝はいずれも2着以下に1秒以上の差をつけて勝利しており、南関東に所属する2歳馬の中ではトップレベルと考えて良い。前走同様、山崎誠士騎手が手綱を取る。

上記の3頭が人気の中心となりそうだが、他では若武者賞2着のパンセ、同3着のアジアミッションが割って入る可能性もありそうだ。また、船橋でのデビュー戦を勝利したばかりのメイプルケンジも未知の魅力があり、高配当を期待するのも馬券戦術上は有効だろう。大井のゴールドジュニアで2着に入ったモンゲースパイは、大外枠を克服できるか? が課題となりそうだ。


(文・菅野一郎)

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