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【川崎競馬取材班 必勝馬券コラム】戸塚記念

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【川崎競馬取材班 必勝馬券コラム】戸塚記念

川崎競馬×サンスポZBAT!競馬の〝必勝馬券コラム〟。連日の重賞開催となるここは、弊社の冠レースであるサンケイスポーツ盃戸塚記念(SⅠ、2100メートル)に挑む。3歳秋のチャンピオンシップで10戦目に位置づけられている一戦。2019年は東京ダービーの覇者ヒカリオーソ、20年は同3着のティーズダンク、さらに21年は羽田盃5着のセイカメテオポリスがそれぞれこのレースを制しており、3歳3冠戦線で上位争いを演じた馬の活躍が目立っている。今年は3冠を成し遂げたミックファイアこそ不在だが、重賞3勝馬ヒーローコールや、サンタアニタダービーで2着に奮闘してケンタッキーダービーにも駒を進めたマンダリンヒーローなどが参戦。長丁場を舞台に激戦が繰り広げられる。



この世代を引っ張ってきたヒーローコールで勝負する。2走前のサンタアニタトロフィー(SⅢ、大井1600メートル)は初の古馬重賞でペースの違いに戸惑ったか10着と大敗したが、前走の黒潮盃(SⅡ、大井1800メートル)では別定58キロを背負いながら1馬身3/4差で快勝。軌道修正を果たすとともに、3歳トップクラスの実力を改めて示した。森泰斗騎手は「距離は合うし、コースも経験済みですからね。スムーズな競馬ができるかどうかでしょう。今回も前々のポジションを取りにいくつもりです」と正攻法の戦いを明言。今回は定量戦で56キロでの出走となるだけに、初のSⅠタイトル奪取の絶好機だ。

マンダリンヒーローは前走の黒潮盃で、ヒーローコールから1馬身3/4差の2着。コーナーリングで多少もたついたが、帰国初戦でしぶとく粘った内容は悪くない。主戦の矢野貴之騎手、前走でコンビを組んだライアン・クアトロ騎手がともにけがで騎乗できないが、調教パートナーを務めている安藤洋一騎手なら問題はないだろう。管理する藤田輝信調教師も「前走は帰国初戦でも頑張ってくれた。使って活気が出てきたし、アメリカで左回りは経験済みだからね」と上積みをアピール。トリッキーな川崎コースにも不安がないとなれば、ヒーローコールとの差を詰める公算は大だ。

前哨戦の週刊ギャロップ杯芙蓉賞(準重賞、2100メートル)を制し、デビューから4戦全勝としたローアヴァンフレアも侮れない。その前走は約3カ月ぶりの実戦に加え、早めに抜け出して遊びながらの競馬だったが、ハナ差しのぐ価値ある勝利。休み明けを使った上積みは確実で、重賞初挑戦でもチャンスはある。

ナンセイホワイトは東京ダービー3着以来の実戦だが、8月上旬に帰厩して入念に乗り込まれてきた。休み明けでも軽視は禁物だ。重賞戦線では勝ち切れないが、SⅡ(京浜盃黒潮盃)で5着があるタイガーチャージも押さえには必要。

馬券の買い目は③の単勝と、3連単は③→⑧⑪→⑧⑪⑥⑦の6点で。(川崎競馬取材班)

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