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【コース&馬場状態 傾向と対策】スパーキングサマーカップ2023 実績断然スマイルウィ、ハイペースに乗じて突っ込んでくる穴馬は?

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【コース&馬場状態 傾向と対策】スパーキングサマーカップ2023 実績断然スマイルウィ、ハイペースに乗じて突っ込んでくる穴馬は?


今回は川崎競馬場で行われるS3スパーキングサマーCのポイントを、川崎コースの馬場傾向、近年のレース結果をもとに考察していきます! 予想にお役立てください。

このところ特にハイレベルのメンバーで争われるレースで、昨年の勝ち馬フィールドセンス、2021年の勝ち馬サルサディオーネは、次走Jpn2日本テレビ盃を制しています。また、近年の傾向では逃げ馬の好走が目立つレース。
そう考えると、昨年以来9走(南関東重賞6つ、Jpn2さきたま盃含む)逃げまたは番手で競馬を進めて5勝、2着4回と連対を外していないスマイルウィを切るというのは勇気がいる選択になると思います。

もちろんここは逃げ・先行にこだわる馬が多く、特にポリゴンウェイヴやファルコンビークはテンの3ハロン36秒やそれを切るハイペースで逃げ、自身が残れなかった場合追い込み勢を呼び込んできた過去があるだけに、先行勢だけで決まる可能性は低いでしょう。ただしスマイルウィは去年もテンの3ハロン35.6という恐ろしいペースで行って差のない2着に粘り込んでいますから、行きたい馬が多く超ハイペースになっても4着以下までになるということは体調不良でもない限りなかなか考えづらいところです。

では、他の馬は? と考えると、

1)強敵相手の経験
好走が目立っている「アイウォールかギャルダルと対戦した馬」。
アイウォール→ファルコンビーク、リンゾウチャネル
ギャルダル→ファルコンビーク、ワールドリング、コパノジャッキー、アイアムレジェンド

2)川崎マイルに強いエスポワールシチー、マジェスティックウォリアー、ヘニーヒューズ、スマートファルコン産駒
エスポワールシチー→ヴァケーション、スマイルウィ
マジェスティックウォリアー→シゲルタイタン(1400mベストの馬でしょうが、逃げてケイアイドリーと0.3秒差の実績は怖い)
ヘニーヒューズ→ポリゴンウェイヴ
スマートファルコン→ファルコンビーク

3)このレースで好成績、500キロ以上の馬
→ワールドリング、ダノンスプレンダー、リーチアディール、リンゾウチャネル、ダノンロイヤル

4)ギガキングに近走先着
→タイムフライヤー、リンゾウチャネル、ヴァケーション、スマイルウィ

5)Jpn1参戦実績
→ワールドリング、タイムフライヤー、アトミックフォース、リンゾウチャネル、ヴァケーション

上記からハイペースに乗じて後方からマクって来る馬を選びたいわけですが、リンゾウチャネル、コパノジャッキー、実績上位のタイムフライヤーはともかくワールドリング、ファルコンビークは実力よりも人気がないですね。
ワールドリングは高知アポロティアモを物差しとしてイグナイター等との対戦成績だけを見ると買えないですが、Jpn1JBCスプリントでイグナイターと0.9秒差、プラチナカップでティーズダンクに0.2秒差。本質的には1400mまでの馬なのでしょうが前が潰れれば(大井のクラシックトライアル1800mを勝っていますし)、人気ほど他馬との実力差はないので、欲張りではありますが展開が向いて複勝圏に突入してくれればおいしいですね。そういう意味ではこの馬に完勝しているダノンロイヤルも南関適性があればマークは必要ですし、叩き2戦目、赤岡騎手騎乗のダノンスプレンダーは川崎の馬場が合えばハヤブサナンデクン・メイショウフンジンといった交流重賞で活躍する馬と差のない競馬をしていることから頭まであり得る実績。こうした「高知関連」穴馬は人気がないなら狙ってみても面白そうです。


(文・ニャートバー)

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