地方競馬ニュース

【コース&馬場状態 傾向と対策】マーキュリーC2023 サンライズホープ、バーデンヴァイラー ハイレベル戦・チャンピオンズC出走馬の巻き返しに期待

 0   3   1,290
シェアする  x facebook LINEで送る
【コース&馬場状態 傾向と対策】マーキュリーC2023 サンライズホープ、バーデンヴァイラー ハイレベル戦・チャンピオンズC出走馬の巻き返しに期待


今回は盛岡競馬場で行われる Jpn3 マーキュリーカップのポイントを、盛岡コースの馬場傾向、近年のレース結果をもとに考察していきます!予想にお役立てください。

ここもJRA勢が強いレースで、過去26回で地方馬の優勝はのちに地方馬として初のJRAG1を優勝することとなるメイセイオペラ(1998年)と、前走帝王賞Jpn1で4着だった大井ユーロビート(2015年)のみ。交流Jpn1で掲示板以上の馬でないと勝ち負けは厳しいです。先行有利ですが、逃げ馬の優勝は2009年安藤勝己マコトスパルビエロ以降出ておらず、5番手以内につけた好位勢の連軸信頼性が高くなっています。

枠順で面白いのは、各枠が特に有利不利なく3枠が5勝、2着4回と活躍している中で4枠が過去20年で1度も優勝がなく、2着も2回しかないこと。確率論だけで言えば今年以降4枠から流せば回収率が高まるでしょう。
――と、出目論はそのくらいにしておいて盛岡コースの適性も考えながら注目馬を挙げていくと、

4,5歳馬が強いだけあって人気になりそうなのはウィルソンテソーロ。戦歴を見れば強いのは分かりますが、気になるのはこのマーキュリーカップ、勝ち馬はほとんど前走1800~2100mを使われていたこと。前走1500mを使われていたこの馬が、過剰に人気するようなら評価を下げたくなります。

このレースで注意したいのは、2018年ミツバのように1年以内にハイレベルのダートG1(チャンピオンズCなど)出走から巻き返してくる馬たち。
特に今年のチャンピオンズCは、10着タガノビューティーがJpn1かしわ記念2着、12着のグロリアムンディがJpn2ダイオライト記念優勝、G3平安ステークス優勝とハイレベルなメンバーでした。
それであればチャンピオンズC出走組であるバーデンヴァイラー、サンライズホープの巻き返しに期待したいと思います。
このレースは、2016年ストロングサウザーのように同年の中距離Jpn3佐賀記念と相性が良く、昨年のこのレース勝ち馬でもあるバーデンヴァイラーには心強いデータ。
サンライズホープもここ3戦の2桁着順で人気を落としそうですが、チャンピオンズCで0.7秒差の6着、東京大賞典4着の実績はJpn3では断然。地方コースで注目です。

16日(日)の盛岡コースは雨のため不良馬場で、普段パワーに欠けて馬券に絡めない軽量馬も上位に来ていました。またいつも通りの傾向ですが、末脚勝負の馬も苦戦しています。4枠テリオスベルは小柄な牝馬ですが去年このレース2着、今年のJpn1川崎記念では逃げて4着。調子を落とし気味ですがやはり地方コースに向いた馬で警戒。
メイショウフンジンは去年逃げて7着に敗れていますがその後JRAオープン2連勝、Jpn2ダイオライト記念で3着と力をつけてきました。番手の競馬ができるようなら。

以上、今の盛岡コースに向きそうな馬としてバーデンヴァイラー、サンライズホープを同等の評価、テリオスベル、メイショウフンジンを2番手、ウィルソンテソーロは押さえの評価としましたが、目立ちたいので欲張って本命は人気が無さそうなサンライズホープとしておきます!


(文・ニャートバー)

この記事はいかがでしたか?
ナイス  (3)

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

競馬関連ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース