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【川崎競馬取材班 必勝馬券コラム】スパーキングレディーカップ

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【川崎競馬取材班 必勝馬券コラム】スパーキングレディーカップ

川崎競馬×サンスポZBAT!競馬の〝必勝馬券コラム〟。7月は、5日に行われるスパーキングレディーカップ(JpnⅢ、ダート1600メートル)をお届けする。真夏の牝馬同士によるダートグレードレースで、過去10年の勝ち馬のうち2013年メーデイア、16年ホワイトフーガ、そして20年のファッショニスタと3頭がその年のJBCレディスクラシックを制した。秋のダートの祭典に向けて見逃せない一戦であるとともに、グランダムジャパン古馬シーズンの2戦目として、例年、一線級のメンバーが激突する。今年も実力馬が登場するだけに、9頭立てながら見応えのあるレースが展開されそうだ。



ここは浦和所属のスピーディキックを中心に推す。今年初戦のフェブラリーステークス(GⅠ、東京、ダート1600メートル)は、芝からのスタートに戸惑って序盤は14番手を追走する形。最後の直線でも進路が塞がるロスがありながら、しぶとく伸びて6着に食い込んだ。前走のかしわ記念(JpnⅠ、船橋、ダート1600メートル)でも6着に敗れたが、力を要する船橋コースで砂の重いインを走り続けたもの。悲観する必要は全くない。管理する藤原智行調教師は「今年は挑戦する年と決めて、強い相手に挑戦している。負けはしたけど、ここ2戦の反動や、メンタル面で弱くなっていることはない。追い切りはいつも通り1週前に負荷をかけて、かしわ記念より状態はいいし、強気になれる仕上がり。マイルは適距離だし、今回は牝馬同士なので、JBCレディスクラシックに向けても結果を求めている」と強気だ。コンビを組む御神本訓史騎手も「牝馬戦で9頭立てならある程度、前へ行けそうだし、次に向けても弾みをつけたいね」と意欲十分。2歳時のエーデルワイス賞以来、2度目のダートグレードVが狙える。

グランブリッジは、スピーディキックを撃破した昨年の関東オークス(JpnⅡ、ダート2100メートル)を皮切りに、ダートグレードレースで【4・2・0・0】と抜群の安定感。今回は初めてのマイル戦だが、新谷功一調教師は「ここを目標に(トレセンへ)戻して、精神状態を見ながら調整を進めています。スタートのタイミングがうまく合えばポジションを取れるので」と不安視していない。立ち回りがうまいタイプで、最内枠もOK。「馬体はだいぶ大人になってきました。ここまで順調です」と充実ぶりにも太鼓判を押す現状なら、3連勝も十分だ。

馬券の買い目は⑨の単勝と、馬連複の①⑨1点。実力牝馬2頭による熱い一騎打ちをしっかりと当てて、夏の夜を満喫したい。(川崎競馬取材班)

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