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【川崎競馬取材班 必勝馬券コラム】川崎スパーキングスプリント

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【川崎競馬取材班 必勝馬券コラム】川崎スパーキングスプリント

川崎競馬×サンスポZBAT!競馬がお届けする〝必勝馬券コラム〟。6月は2夜連続での重賞開催だ。13日に行われるのは川崎スパーキングスプリント(SⅢ)。今年で3回目と歴史は浅いが、南関東における唯一の900メートル重賞であるとともに、全国各地の5ハロン以下のレースで構成される「地方競馬スーパースプリントシリーズ」の3戦目に位置付けられている。ファイナルの習志野きらっとスプリント(7月25日)を占う意味でも重要な一戦に、南関東のスピード自慢が集結した。



確たる主役が不在で難解だが、トライアルを制したプリモパイソンを狙う。地元、川崎の生え抜きであり、7勝全てを900メートルでマークしているコース巧者だ。以前はハナを奪っての粘り込みが好走パターンだったが、管理する内田勝義調教師は「今年1月のレース(10着)のあと、休みを入れたのが大きかったのかな。馬が成長して戻ってきたし、レースぶりに幅が出た。トライアルもハナ争いが激しかったけど、それを制して勝ち切ったのだから、いい競馬だったよね。ここまで順調に調整できているし、何が何でもハナ、ということにはこだわらない」と確かな成長をアピールする。鞍上に名手、吉原寛人騎手を配してきた点にも勝負気配が漂う。重賞初挑戦でのタイトル奪取は十分に可能だ。

今年のサンケイスポーツ盃船橋記念(SⅢ、ダート1000メートル)を勝ったティアラフォーカスが強敵。JRAの快速馬も参戦した東京スプリント(JpnⅢ、1200メートル)でも掛かるほどの前進気勢があり、距離短縮はプラスに働きそうだ。今回は初めての川崎コースだが、宗形竹見調教師は「船橋をこなせたから左回りは問題ない。ワンターン戦は合っているし、前走(56キロ)から斤量が1キロ減るのもいい」と初コースにも期待感たっぷり。先行集団を射程に入れてレースを運べれば、重賞2勝目のシーンも考えられる。

トライアル2着のマッドシェリーは、53キロで出走できる点が魅力。また、初代王者カプリフレイバーはひと息で行ける川崎900メートルを2戦2勝と得意にしており、近走が案外でも軽視は禁物だ。実績上位のキモンルビーは休み明けでも押さえておきたい。

馬券の買い目は②の単勝と、3連単が②→⑧⑤→⑧⑤③⑪の6点で。(川崎競馬取材班)

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