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【金盃】カイル叩き合いを制す!東京ダービー馬が復活

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【金盃】カイル叩き合いを制す!東京ダービー馬が復活

御神本訓騎乗で8番人気のカイルが、昨年の東京ダービー以来となる重賞2勝目。後方のインを追走して2周目3~4コーナーで位置取りを上げると、トーセンブルとの叩き合いをアタマ差で制した。タイム2分49秒2(良)。上位2頭はダイオライト記念(3月15日、船橋、JpnⅡ、ダ2400メートル)の優先出走権を獲得。1番人気のコバルトウィングは最後の伸びを欠き、14着に敗れた。

■カイル 父トーセンブライト、母トーセンヴェール、母の父クロフネ。青鹿毛の牡4歳。浦和・小久保智厩舎所属。北海道日高町・有限会社エスティファームの生産馬で、馬主は島川隆哉氏。戦績18戦4勝。獲得賞金1億8万円。重賞は2022年SⅠ東京ダービーに次ぐ2勝目。金盃は小久保智調教師が初勝利、御神本訓史騎手は15年アウトジェネラル、19年サウンドトゥルー、22年フレッチャビアンカに次ぐ4勝目。



◆御神本訓騎手(カイル1着)「経済コースを通ってきたのはプラン通り。最後は挟まれる形になって(闘志に)火がついた」

◆小久保智調教師(同)「きっかけがあればと思っていたので、結果が出て良かった。ただ、ゲート入りを渋ったのは反省点。しっかりと調教してから次走を決めたい」

◆達城龍騎手(トーセンブル2着)「持久力があるね。折り合いはついたし、うまく前もあいてくれた。惜しかった」

◆本田重騎手(セイカメテオポリス3着)「直線の脚は悪くなかったけど、ペースが上がったときに動けなかった」

◆山崎誠騎手(マンガン4着)「出遅れもあったけど、脚質的には後方から行く馬だからね。復活の兆しは見せてくれた」

◆和田譲騎手(コスモポポラリタ5着)「最後まで集中を切らさず走ってくれた。外を回るロスさえなければ好勝負になったと思う」

◆森泰斗騎手(コバルトウィング14着)「気性的に難しいところがあり、集中力を欠いてしまった」



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