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【川崎記念】垣見のギャンブル三昧

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【29日川崎11R◎の理由】

 南関東競馬は現在、“ミシェルフィーバー”になっている。その流れに乗るかのように、28日に休日だった中央担当の鬼デスクは川崎に参戦したようだ。たまの休日を利用してまでも競馬に打ち込む姿には畏敬の念を抱くが、結果は散々だったと、K記者に愚痴をこぼしていた。先日も書いてしつこいようだが、欲張るとろくなことはない。

 29日の川崎メイン11Rは『川崎記念』(交流GI、ダート2100メートル)。今年はサウジCができたため、JRA勢はやや手薄。それならば地方勢にもつけ入る隙はあるとみてミューチャリーに◎を託す。同馬はデビュー3戦目に鎌倉記念を制すと、3歳クラシック戦線でも1、2、3着に好走。素質の高さを示していた。

 特に3着だったジャパンダートダービーでは後に3歳馬でチャンピオンズCを制したクリソベリルを相手に0秒6差。その比較からも、今回の中央勢が相手なら能力は引けを取らない。

 管理する矢野義幸調教師も「昨年の暮れに帰厩。休み明けでGIのメンバーだけど、もともと仕上がりの早いタイプで、順調に調子を上げている。初戦から頑張ってほしい」と期待を寄せる。ビッグタイトル獲得のチャンスだ。ここは単複で勝負。

■垣見 耕平(かきみ・こうへい) 1988年生まれ、東京都出身の牡牛座。某ファストフード店で店長代理を務めた後、サンケイスポーツレース部へ転職。予想は1番人気の死角、欠点を探し、妙味ある馬を発掘する。買い方は単・複を厚めに勝負。休日はもちろんギャンブル。酒はビール、たばこはハイライトが好き。

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