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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 11 | 牝4 | 55.0 | 岩田望来 | 野中賢二 | JRA | 476(-6) | 1.41.6 | 1.5 | 1 | ||
2 | 6 | 7 | 牝5 | 55.0 | 酒井学 | 北出成人 | JRA | 446(-4) | 1.42.7 | 5 | 4.3 | 2 | |
3 | 1 | 1 | 牝5 | 55.0 | 石橋脩 | 松永幹夫 | JRA | 422(-2) | 1.43.5 | 4 | 10.8 | 4 | |
4 | 5 | 6 | 牝6 | 55.0 | 森泰斗 | 加藤誠一 | 川崎 | 450(-4) | 1.43.5 | アタマ | 45.6 | 5 | |
5 | 6 | 8 | 牝4 | 55.0 | 坂井瑠星 | 矢作芳人 | JRA | 464(-8) | 1.43.6 | 1/2 | 4.7 | 3 | |
6 | 7 | 10 | 牝4 | 55.0 | 木間塚龍 | 矢野義幸 | 船橋 | 477(+4) | 1.43.9 | 11/2 | 96.7 | 6 | |
7 | 3 | 3 | 牝7 | 55.0 | 矢野貴之 | 堀千亜樹 | 大井 | 504(-1) | 1.44.4 | 21/2 | 127.9 | 7 | |
8 | 7 | 9 | 牝6 | 55.0 | 和田譲治 | 稲益貴弘 | 船橋 | 486(±0) | 1.44.9 | 21/2 | 214.7 | 8 | |
9 | 5 | 5 | 牝5 | 55.0 | 小杉亮 | 伊藤勝好 | 笠松 | 448(-5) | 1.46.4 | 7 | 506.5 | 11 | |
10 | 2 | 2 | 牝4 | 55.0 | 藤原幹生 | 伊藤勝好 | 笠松 | 462(-10) | 1.47.0 | 3 | 691.0 | 12 | |
11 | 8 | 12 | 牝7 | 55.0 | 松本剛志 | 伊藤勝好 | 笠松 | 504(+2) | 1.47.2 | 11/2 | 500.0 | 10 | |
12 | 4 | 4 | 牝7 | 55.0 | 深澤杏花 | 伊藤勝好 | 笠松 | 433(-3) | 1.48.4 | 6 | 392.8 | 9 |
■払戻金
単勝 | 11 | 150円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 11 | 100円 | 1番人気 |
7 | 110円 | 2番人気 | |
1 | 130円 | 4番人気 | |
枠連複 | 6 - 8 | 140円 | 1番人気 |
馬連複 | 7 - 11 | 260円 | 2番人気 |
枠連単 | 8 → 6 | 180円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
馬連単 | 11 → 7 | 370円 | 1番人気 |
ワイド | 7 - 11 | 140円 | 1番人気 |
1 - 11 | 170円 | 3番人気 | |
1 - 7 | 290円 | 5番人気 | |
三連複 | 1 - 7 - 11 | 420円 | 2番人気 |
三連単 | 11 → 7 → 1 | 1,010円 | 3番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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12日(水)に行われるマリーンカップの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ナンヨーアイボリー【B】
栗東坂路単走。3月31日にノーザンFしがらきから帰厩し、坂路で乗られている。5日の55秒2-13秒3が初計時で、直前9日には自己ベストタイとなる51秒0-12秒7を単走でマーク。帰厩してすぐの競馬となるものの、デキそのものは悪くなく動ける態勢にある。
⑦レディバグ【B】
栗東坂路単走。前走後は在厩調整で3月24日の坂路から計時を開始。5日には併せ馬で51秒6-11秒9と、最近ではいちばんのタイムで追走先着を果たしている。近走不振も少しずつではあるもののデキは良くなっており、船橋へのコース替わりでの前進に期待したい。
⑧チェイスザドリーム【B】
栗東Cウッド単走。短期放牧から帰厩後は千葉Sを目指し、3月15日の坂路では48秒6-13秒2と自己ベストを更新したものの除外。その後このレースに選出され2日の坂路で48秒9-12秒6。直前9日にはCウッドで軽快な動きを見せており、仕上がりは良さそうだ。
⑪ペルアア【B】
栗東Cウッド単走。短期放牧から3月第2週に帰厩し、このレース目標での調整。26日の坂路で51秒9-14秒5とラストは失速もトータルでは自己ベストを更新した。最終追いは9日のCウッドで4ハロンから52秒5-11秒9。連勝中のデキをキープしているようだ。
❶ナンヨーアイボリー・松永幹師「今回は結果が出ている左回りになるし、中間はしっかりリフレッシュして立て直しの効果も感じる」
❷クレールアドレ=3、4走前のダートグレードで大敗しており、ここでは難しい。
❸サルサレイア・堀千亜師「休み明けで気合が少し足りないかな。いつも通り、末脚を生かす競馬でどこまで頑張れるか」
❹ナラ=前走で地元のC級を勝利したが、強敵が相手では荷が重い。
❺ハナウタマジリ=地元では上位争いを演じているが、中央馬が相手では厳しい。
❻リネンファッション・加藤誠師「前走より状態はいい。外めをスムーズに追走して、最後まで気持ちが続けば」
❼レディバグ・北出成師「今回は牝馬同士だし、あとはなんとか馬体を減らさずにレースに行きたい。そうすれば力は出せるはず」
❽チェイスザドリーム・矢作芳師「状態は問題ないので、後は初めての距離がどうか。折り合いに課題があるので、辛抱させて距離をどうもたせるか」
❾オーロラテーラー・稲益貴師「順当に調整できたので状態は悪くない。相手は強いけど頑張ってほしい」
❿レディオスター・矢野義師「古馬にもまれて、それなりのレースができるようになってきた。先々への経験にしてほしい」
⓫ペルアア・野中賢師「今の段階で、左回りのマイルという条件はすごく合うと思う。気持ちも前向きだし、牝馬同士なら重賞でも」
⓬ミスティネイル=地元の自己条件で好結果が出ておらず、ダートグレードでは厳しい。
地方プロ予想MAXランキング1位「夢月」×指数の女王「山崎エリカ」がマリーンカップを大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:夢月(単勝マイスター) 山崎エリカ(指数の女王) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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2018年以降、3着以内に好走した馬の内訳は、4歳馬が4頭、5歳馬が8頭、6歳馬が1頭、7歳馬が1頭、8歳馬が1頭。傾向としては4歳馬を過信しづらいところがあり、同年齢で連対した2頭は別定で57kgの斤量を背負うだけの実績があった。
減点対象馬
②クレールアドレ、⑧チェイスザドリーム、⑩レディオスター、⑪ペルアア
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が、前走で1600m以上のレースに出走していた。1600m未満からの距離延長で挑む馬は連対例がなく、好走数の観点からも割引が必要だろう。
減点対象馬
②クレールアドレ、④ナラ、⑤ハナウタマジリ、⑦レディバグ、⑧チェイスザドリーム、⑩レディオスター
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が、前走で1~6番人気の支持を集めており、非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に2頭。データ集計期間外となるが、例外的に勝利した17年ホワイトフーガ(前走10番人気)はG1フェブラリーSからの臨戦だったので、G2またはJpn2以下のレースで7番人気以下の評価に留まっていた馬を減点対象としたい。
減点対象馬
③サルサレイア、⑤ハナウタマジリ、⑥リネンファッション、⑦レディバグ
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、前走1~3着で入線していた。10着以下に大敗していた馬の巻き返しも目立つ傾向にあるが、そのほとんどが前走でダートグレード競走に出走しており、非ダートグレード競走からの臨戦となる場合は前走1着でないと勝ち負けまでは望みづらい。
減点対象馬
②クレールアドレ、⑦レディバグ、⑧チェイスザドリーム、⑨オーロラテーラー、⑩レディオスター、⑫ミスティネイル
2018年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が11頭、A.P. Indy系が2頭、そのほか2頭。なお、昨年はオルフェーヴル産駒の2番人気ショウナンナデシコが後続に8馬身差を付けて快勝している。
好走の目立つサンデーサイレンス系は、ゴールドアリュール産駒が5頭、エスポワールシチー、ハーツクライ、ジャスタウェイ、ディープインパクト、マンハッタンカフェ、オルフェーヴルの産駒がそれぞれ1頭という内訳。近年はゴールドアリュール系とハーツクライ系の二極化状態といえるが、とくにゴールドアリュールの直系は毎年のように上位を賑わせており、2020年には同系統の産駒で1~3着までを独占していたことは念頭に置くべきだろう(今年はゴールドアリュール系に属する馬の出走なし)。
リネンファッションは、父キンシャサノキセキ×母リネンパズル(母の父パラダイスクリーク)。今年のメンバーでは数少ないサンデーサイレンス直系のうちの1頭となるが、21年JBCレディスクラシックで3着に好走した実績にも一目置きたい。近走は全盛期の勢いこそ感じられないが、今回と同じ船橋で行われた3走前のクイーン賞では地方所属馬最先着となる5着。8歳時にもG1を制したキンシャサノキセキの産駒とあれば、本馬の6歳という年齢についても杞憂だろう。どちらかといえば気持ちがレースに向くか否かが課題となっているので、前走から距離短縮で挑む臨戦過程に好感を抱ける。
ペルアアは、父American Pharoah×母Nomee(母の父City Zip)。19年3着リエノテソーロ(父Speightstown)、20年5着ラビットラン(父Tapit)、21年2着マドラスチェック(父Malibu Moon)と外国産馬が上位入線を果たすシーンは多く、いずれもアメリカを中心に活躍する種牡馬の産駒でもある。本馬の父American Pharoahはアメリカクラシック三冠を達成した逸材で、種牡馬としては日本でもダノンファラオやカフェファラオを出した。本馬はダートで「4-2-0-0」と連を外していないことから真打ち登場と目されるが、外枠&先行有利なレース傾向からもぞんざいには扱えないだろう。
マリーンカップは一昨年のように7頭立てと頭数が少ない年もあるが、古馬牝馬限定のダートグレードは7月のスパーキングレディーカップまで行われないため、GⅢながら前年のJBCレディスクラシックの上位馬など、トップクラスの牝馬が出走してくることも少なくない。また、それらが出走してくると、しっかりと人気に応えて好走している傾向がある。
実際に前年のJBCレディスクラシックの連対馬の過去10年のこのレースでの成績は、【1・3・0・0】と連対率100%だ。1着の該当馬は2015年のサンビスタ、2017年のホワイトフーガ。2着の該当馬は2014年のアクティビューティ、2015年のトロワボヌール、2021年のマドラスチェックである。
一方、近4走以内にJRAのダ1700m以上の3勝クラスかオープン、リステッド競走で連対実績のある、いわゆる新興勢力も活躍。過去10年のこのレースでの成績は【4・1・0・0】と連対率100%だ。1着の該当馬は、2013年のメーデイア、2014年のワイルドフラッパー、2021年のテオレーマ、2022年のショウナンナデシコ。2着の該当馬は2019年のメモリーコウ。ただし、前記に該当していた2012年のプレシャスジェムズは3着だったことから、3着以内まで視野に入れたい。
さらにマリーンカップよりも格上の前年のレディスプレリュードの連対馬も活躍。過去10年のこのレースでの成績は【2・3・1・0】。1着の該当馬は、2015年のサンビスタ、2017年のホワイトフーガ。2着の該当馬は、2014年のアクティビューティ、2018年のクイーンマンボ、2021年のマドラスチェク。3着の該当馬は、レーヌブランシュ。クイーンマンボこそレディスプレリュードからの直行だったが、その他の馬は前走フェブラリーSかエンプレス杯に出走し、離された2着以下に敗れている共通項があった。
また、前年のGⅠ(JpnⅠ)、GⅡ(JpnⅡ)で連対実績のある前走のエンプレス杯の連対馬も有力。過去10年の成績は、【1・1・0・0】。1着の該当馬は2018年のアンジュデジール、2着の該当馬は2014年のアクティビューティ、2022年のサルサディオーネである。翌年にTCK女王盃、エンプレス杯を連覇しているような2017年のワンミリオンスのようなタイプは意外と人気に応えられていないので、ご注意を!!
最後に穴馬を紹介すると、過去1年以内のダートグレードで4着以内の実績がある地方馬だ。過去10年でもっとも人気薄の6番人気で連対した2017年の2着馬ララベルを始め、同年の3着馬リンダリンダ(4番人気)、2016年の2着馬馬ブルーチッパー(4番人気)、2019年の優勝馬サルサディオーネ(5番人気)もそれに該当。
昨年、一昨年とこのレースでサルサディオーネが1番人気に支持されたように、ダートグレード勝ちの実績があるとさすがに人気になるが、2~4着くらいまでだとそれほど人気にならないので、ヒモ穴として一考することをオススメしたい。なお前記のララベルや2019年のサルサディオーネは、前走で2桁着順からの巻き返しだった。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前年のJBCレディスクラシックの連対馬。
・近4走以内にJRAのダ1700m以上の3勝クラスかオープン、リステッド競走で連対実績のある馬
・前年のレディスプレリュードの連対馬。
・前年のGⅠ(JpnⅠ)、GⅡ(JpnⅡ)で連対実績のある、前走エンプレス杯連対馬。
●穴馬候補
・過去1年以内のダートグレードで4着以内の実績がある地方馬。
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1996年まで牝馬限定かつ南関東地区所属馬限定戦として施行されていた準重賞のマリーンカップを昇華させるかたちで1997年に創設されたダートグレード競走。これまでに2連覇を達成した馬はプリエミネンス(2001・2002年)、メイショウバトラー(2008・2009年)の2頭となるが、後者においては牝馬として史上最高齢となる9歳での重賞制覇でもあった。ほか、単勝オッズの最高配当勝利記録(35.4倍)を保持するトーセンジョウオーも2005・2007年と隔年で2勝を挙げている。また、2019年にラーゴブルー(川崎)が地方所属馬として12年ぶりの勝利を飾ると、翌2020年にもサルサディオーネ(大井)が2着に2馬身差を付けて快勝。南関東所属馬による2連覇は2003年ラヴァリーフリッグ(船橋)、2004年ベルモントビーチ(川崎)以来16年ぶりのことであった。