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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 13 | 牝5 | 57.0 | 吉田隼人 | 須貝尚介 | JRA | 479(-1) | 1.41.3 | 2.8 | 2 | ||
2 | 7 | 10 | 牝8 | 58.0 | 矢野貴之 | 堀千亜樹 | 大井 | 529(+4) | 1.43.0 | 8 | 2.7 | 1 | |
3 | 2 | 2 | 牝5 | 57.0 | C.ルメ | 橋口慎介 | JRA | 474(+8) | 1.43.2 | 1 | 5.9 | 4 | |
4 | 5 | 6 | 牝7 | 55.0 | 和田譲治 | 鷹見浩 | 大井 | 476(+2) | 1.44.5 | 6 | 15.8 | 5 | |
5 | 4 | 4 | 牝4 | 55.0 | 酒井学 | 北出成人 | JRA | 447(-3) | 1.44.7 | 3/4 | 4.3 | 3 | |
6 | 1 | 1 | 牝4 | 57.0 | 内田博幸 | 奥村武 | JRA | 525(-3) | 1.44.9 | 11/2 | 17.6 | 6 | |
7 | 6 | 8 | 牝4 | 55.0 | 小杉亮 | 矢内博 | 船橋 | 441(+6) | 1.46.0 | 5 | 155.3 | 7 | |
8 | 3 | 3 | 牝8 | 55.0 | 濱田達也 | 今津博之 | 愛知 | 501(+16) | 1.47.3 | 6 | 325.1 | 9 | |
9 | 8 | 12 | 牝4 | 55.0 | 山口達弥 | 阿井正雄 | 船橋 | 480(±0) | 1.48.5 | 6 | 238.0 | 8 | |
10 | 5 | 7 | 牝4 | 55.0 | 魚住謙心 | 鋤田誠二 | 金沢 | 422(-3) | 1.49.5 | 5 | 434.9 | 11 | |
11 | 7 | 11 | 牝6 | 55.0 | 深澤杏花 | 伊藤勝好 | 笠松 | 435(+6) | 1.49.6 | クビ | 413.6 | 10 | |
12 | 4 | 5 | 牝4 | 55.0 | 松本剛志 | 伊藤勝好 | 笠松 | 463(+2) | 1.49.8 | 1 | 464.7 | 12 | |
13 | 6 | 9 | 牝6 | 55.0 | 藤原幹生 | 伊藤勝好 | 笠松 | 429(-1) | 1.50.3 | 21/2 | 525.5 | 13 |
■払戻金
単勝 | 13 | 280円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 13 | 110円 | 1番人気 |
10 | 130円 | 2番人気 | |
2 | 150円 | 4番人気 | |
枠連複 | 7 - 8 | 420円 | 1番人気 |
馬連複 | 10 - 13 | 320円 | 1番人気 |
枠連単 | 8 → 7 | 730円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
馬連単 | 13 → 10 | 690円 | 2番人気 |
ワイド | 10 - 13 | 170円 | 1番人気 |
2 - 13 | 230円 | 3番人気 | |
2 - 10 | 290円 | 5番人気 | |
三連複 | 2 - 10 - 13 | 470円 | 2番人気 |
三連単 | 13 → 10 → 2 | 1,600円 | 1番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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13日(水)に行われるマリーンカップの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①クールキャット【B】
美浦ウッド単走。短期放牧から3月末に帰厩し、3日にウッドで併せ馬を消化。レース1週前の6日はウッドを上り重点で乗られ、最終追いの10日に66秒9-11秒2を単走でマーク。この馬なりにデキそのものは悪くなく、初ダート、初ナイターがどう出るかだけだろう。
②レーヌブランシュ【B】
栗東Cウッド単走。前走後は短期放牧を挟み、帰厩後は26日のCウッドで80秒3-65秒3-12秒3をマークするなど順調に乗られている。6日の併せ馬ではやや遅れたものの、直前の10日は86秒0-69秒3-12秒0。近2走と同等のデキにあり、あとは久々の1600mへの対応だけ。
④レディバグ【B】
栗東坂路単走。前走後は在厩調整。30日の坂路で52秒1-12秒3をマークし、6日には51秒3-11秒8と自己ベストを更新している。直前の10日日曜日にも軽めで乗られており、臨戦態勢も整った。ここ3戦は結果が出ていないものの、好走経験のある地方ダートで変ってくるかもしれない。
⑬ショウナンナデシコ【B】
栗東坂路単走。2月25日に短期放牧から3月26日に帰厩し、坂路で乗られている。31日と3日に単走馬なりで調整され、レース前最終追いは8日金曜日。51秒7-12秒0と前走時より時計を詰めてきた。重賞勝ちの前走のデキを維持しており、500mの距離短縮次第。
❶クールキャット・奥村武師「内に押し込まれると良くないけど、(交流重賞は)ばらける展開になりやすいので、スムーズなら」
❷レーヌブランシュ・橋口慎師「今回はマイルに短くなるので、余計にスタートが大事。しっかり決めて、流れに乗れれば」
❸グレートコマンダー=前2戦の交流重賞で12、9着。強くは推せない。
❹レディバグ・北出成師「輸送だとカイ食いが落ちるのと、初ナイターがどうかだが、まともに走ればここでも勝負になるはず」
❺ハナウタマジリ=近況は大敗続き。ここでも難しい。
❻メモリーコウ・鷹見浩師「前走は集中力を欠いた感じだね。前半に置かれずいい位置につけて、射程圏内に入れていきたい」
❼ネイバーアイランド=勝ち馬に大きく離されている近況では…。
❽ハピネスマインド・矢内博師「前走は休み明けでいい競馬をしてくれたけど、ここは相手が強い。今後の経験になれば…」
❾アウティミアー=地元笠松の自己条件で勝ち切れていないだけに、交流重賞では荷が重い。
❿サルサディオーネ・堀千亜師「短期放牧に出して元気いっぱい。58キロだけど、牝馬同士だし、自分のペースで行ければ」
〔11〕ナラ=3戦続けて交流重賞で大敗。ここでも厳しい。
〔12〕アイカプチーノ・阿井正師「状態はいいけど、相手がそろったし、マイルも長い。少しでも上位を目指してほしい」
〔13〕ショウナンナデシコ・安楽厩務員「57キロは気にしていないが、初めてのナイターはやってみないと分からない」
単勝マイスター「夢月」×ダートスペシャリスト「nige」がマリーンカップを大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:夢月(単勝マイスター) nige(ダートスペシャリスト)MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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2017年以降、3着以内に好走した馬の内訳は、4歳馬が5頭、5歳馬が8頭、6歳馬が1頭、7歳馬が1頭。傾向としては4歳馬を過信しづらいところがあり、同年齢で連対した2頭は別定で57kgの斤量を背負うだけの実績があった。
減点対象馬
④レディバグ、⑤ハナウタマジリ、⑦ネイバーアイランド、⑧ハピネスマインド、⑫アイカプチーノ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が、前走で1600m以上のレースに出走していた。1600m未満からの距離延長で挑む馬は連対例がなく、好走数の観点からも割引が必要だろう。
減点対象馬
③グレートコマンダー、④レディバグ、⑤ハナウタマジリ、⑨アウティミアー、⑫アイカプチーノ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち12頭が前走で1~6番人気の支持を集めており、非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に0頭、3着馬に2頭。例外的に勝利した17年ホワイトフーガ(前走10番人気)はG1フェブラリーSから臨んでいたので、G2またはJpn2以下のレースで7番人気以下の評価に留まっていた馬を減点対象としたい。
減点対象馬
①クールキャット、③グレートコマンダー、⑤ハナウタマジリ、⑥メモリーコウ、⑦ネイバーアイランド、⑪ナラ、⑫アイカプチーノ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち前走1~3着で入線していた馬は8頭にとどまり、10着以下に大敗していた馬の巻き返しも目立つ。ただし、非ダートグレード競走からの臨戦となる場合は、前走1着でないと勝ち負けまでは望みづらい。
減点対象馬
①クールキャット、④レディバグ、⑤ハナウタマジリ、⑦ネイバーアイランド、⑧ハピネスマインド、⑨アウティミアー、⑫アイカプチーノ
2017年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が10頭、A.P. Indy系が2頭、フレンチデピュティ系が2頭、そのほか1頭。なお、昨年はジャスタウェイ産駒の2番人気テオレーマが豊前S(3勝クラス)からの連勝でダートグレード競走初制覇を飾っている。
好走の目立つサンデーサイレンス系は、ゴールドアリュール産駒が5頭、エスポワールシチー、ハーツクライ、ジャスタウェイ、ディープインパクト、マンハッタンカフェの産駒がそれぞれ1頭という内訳。近年はゴールドアリュール系とハーツクライ系の二極化状態といえるが、とくにゴールドアリュールの直系は毎年のように上位を賑わせており、2年前には同系統の産駒で1~3着までを独占していたことは念頭に置くべきだろう。
サルサディオーネは、父ゴールドアリュール×母サルサクイーン(母の父リンドシェーバー)。20年1着、21年3着とマリーンカップは2年連続で好走しており、好相性を示すゴールドアリュール産駒の筆頭格といえる存在。本馬は左回りで全11勝を挙げるサウスポーだが、船橋競馬場は牝馬として26年ぶりに勝利を飾った日本テレビ盃の実績にも一目置けるだろう。7歳、8歳と円熟味を増すほどに充実している戦歴にも敬意を表したい。
メモリーコウは、父エスポワールシチー×母メモリーキャップ(母の父キャプテンスティーヴ)。昨年末から大井の鷹見浩厩舎へと移籍しているが、JRA在籍時には牡馬を相手にダートグレード競走で上位争いを繰り広げており、2年前のマリーンカップでも2番人気に支持されて2着となった経歴を持つ。ゴールドアリュールの直系であることを強調しやすく、父も息の長い活躍を続けていたことを鑑みれば、再度の好走にも十分期待できるだろう。
マリーンカップは、このあとの牝馬限定ダートグレードが7月のスパーキングレディーカップまで行われないため、GⅢながら前年のJBCレディスクラシックの上位馬など、トップクラスの牝馬が出走してくることが多い。また、それらが出走してくると、しっかりと人気に応えて好走している傾向がある。
実際に前年のJBCレディスクラシックの連対馬のこのレースでの成績は、JBCレディスクラシック創設翌年以降の過去10年で【3・3・0・0】と連対率100%だ。1着の該当馬は2012年のミラクルレジェンド、2015年のサンビスタ、2017年のホワイトフーガ。2着の該当馬は2014年のアクティビューティ、2015年のトロワボヌール、2021年のマドラスチェックである。
一方、近4走以内にJRAのダ1700m以上の3勝クラスかオープン、リステッド競走で連対実績のある、いわゆる新興勢力も活躍。過去10年の成績は【3・1・1・0】と複勝率100%だ。1着の該当馬は、2013年のメーデイア、2014年のワイルドフラッパー、2021年のテオレーマ。2着の該当馬は2019年のメモリーコウ、3着の該当馬は2012年のプレシャスジェムズである。この時期はトップクラスの牝馬の引退により、新興勢力が出走してこられることもあって、ここで活躍していることも多い。
さらにマリーンカップよりも格上の前年のレディスプレリュードの連対馬も活躍。過去10年の成績は【2・3・0・0】。1着の該当馬は、2015年のサンビスタ、2017年のホワイトフーガ。2着の該当馬は、2014年のアクティビューティ、2018年のクイーンマンボ、2021年のマドラスチェクである。クイーンマンボこそレディスプレリュードからの直行だったが、その他の馬は前走フェブラリーSかエンプレス杯に出走し、離された2着以下に敗れている共通項があった。
また、前年のGⅠ・GⅡで連対実績のある前走のエンプレス杯の連対馬も有力。過去10年の成績は、【1・1・0・0】。1着の該当馬は2018年のアンジュデジール、2着の該当馬は2014年のアクティビューティである。翌年にTCK女王盃、エンプレス杯を連覇しているような2017年のワンミリオンスのようなタイプは意外と人気の応えられていないので、ご注意を!!
最後に穴馬を紹介すると、過去1年以内のダートグレードで4着以内の実績がある地方馬だ。過去10年でもっとも人気薄の6番人気で連対した2017年の2着馬ララベルを始め、同年の3着馬リンダリンダ(4番人気)、2016年の2着馬馬ブルーチッパー(4番人気)、2019年の優勝馬サルサディオーネ(5番人気)もそれに該当。
昨年このレースでサルサディオーネが1番人気に支持されたように、ダートグレード勝ちの実績があるとさすがに人気になるが、2~4着くらいまでだとそれほど人気にならないので、ヒモ穴として一考することをオススメしたい。なお前記のララベルや2019年のサルサディオーネは、前走で2桁着順からの巻き返しだった。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前年のJBCレディスクラシックの連対馬。
・近4走以内にJRAのダ1700m以上の3勝クラスかオープン、リステッド競走で連対実績のある馬
・前年のレディスプレリュードの連対馬。
・前年のGⅠ・GⅡで連対実績のある、前走エンプレス杯連対馬。
●穴馬候補
・過去1年以内のダートグレードで4着以内の実績がある地方馬。
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1996年まで牝馬限定かつ南関東地区所属馬限定戦として施行されていた準重賞のマリーンカップを昇華させるかたちで1997年に創設されたダートグレード競走。これまでに2連覇を達成した馬はプリエミネンス(2001・2002年)、メイショウバトラー(2008・2009年)の2頭となるが、後者においては牝馬として史上最高齢となる9歳での重賞制覇でもあった。ほか、単勝オッズの最高配当勝利記録(35.4倍)を保持するトーセンジョウオーも2005・2007年と隔年で2勝を挙げている。また、2019年にラーゴブルー(川崎)が地方所属馬として12年ぶりの勝利を飾ると、翌2020年にもサルサディオーネ(大井)が2着に2馬身差を付けて快勝。南関東所属馬による2連覇は2003年ラヴァリーフリッグ(船橋)、2004年ベルモントビーチ(川崎)以来16年ぶりのことであった。