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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 4 | 牡6 | 58.0 | 川田将雅 | 高木登 | JRA | 530() | 1.51.7 | 1.6 | 1 | ||
2 | 1 | 1 | 牡5 | 56.0 | 坂井瑠星 | 矢作芳人 | JRA | 509(+9) | 1.52.2 | 21/2 | 44.7 | 5 | |
3 | 6 | 7 | 牡8 | 56.0 | 森泰斗 | 荒山勝徳 | 大井 | 495(-1) | 1.52.5 | 11/2 | 60.5 | 6 | |
4 | 8 | 11 | 牡4 | 56.0 | 戸崎圭太 | 武幸四郎 | JRA | 475(-13) | 1.52.5 | クビ | 6.7 | 3 | |
5 | 2 | 2 | 牡4 | 56.0 | 石川倭 | 米川昇 | 北海道 | 463(+3) | 1.52.6 | クビ | 31.9 | 4 | |
6 | 7 | 8 | 牡3 | 54.0 | 武豊 | 牧光二 | JRA | 504(+3) | 1.53.6 | 5 | 2.4 | 2 | |
7 | 8 | 10 | 牡8 | 56.0 | 高橋利幸 | 新井清重 | 船橋 | 525(+2) | 1.55.8 | 大差 | 820.6 | 10 | |
8 | 6 | 6 | セ8 | 56.0 | 山林堂信 | 林隆之 | 川崎 | 465(-3) | 1.56.3 | 21/2 | 610.3 | 7 | |
9 | 5 | 5 | 牡9 | 56.0 | 浅野皓大 | 今津博之 | 愛知 | 500(+3) | 1.56.8 | 21/2 | 853.4 | 11 | |
10 | 7 | 9 | 牡4 | 56.0 | 松戸政也 | 井樋一也 | 金沢 | 414(-9) | 1.57.5 | 3 | 618.9 | 8 | |
11 | 3 | 3 | 牝7 | 54.0 | 篠谷葵 | 伊藤勝好 | 笠松 | 438(-5) | 1.59.2 | 8 | 740.4 | 9 |
■払戻金
単勝 | 4 | 160円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 4 | 100円 | 1番人気 |
1 | 310円 | 6番人気 | |
7 | 300円 | 5番人気 | |
枠連複 | 1 - 4 | 1,620円 | 5番人気 |
馬連複 | 1 - 4 | 1,730円 | 5番人気 |
枠連単 | 4 → 1 | 2,000円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
馬連単 | 4 → 1 | 2,100円 | 8番人気 |
ワイド | 1 - 4 | 530円 | 6番人気 |
4 - 7 | 470円 | 5番人気 | |
1 - 7 | 2,370円 | 15番人気 | |
三連複 | 1 - 4 - 7 | 3,980円 | 13番人気 |
三連単 | 4 → 1 → 7 | 10,300円 | 27番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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27日(水)に行われる日本テレビ盃の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①テンカハル【B】
栗東坂路単走。放牧から9月12日に帰厩し14日のCウッド3頭併せでは遅れていたが、21日の併せ馬では67秒0-39秒4-12秒4で先着を果たした。直前の24日にも坂路単走馬なりで調整されている。今回は相手強化となるものの、この馬なりにデキは悪くない。
④ウシュバテソーロ【B】
美浦ウッド単走。帰国後の放牧から8月18日に帰厩し、ウッドで調整されている。30日、6日、13日と併せ馬を消化し、その後は単走で3本の計時。最終追いとなった24日は67秒2-37秒4-12秒0。秋初戦で米国遠征前の叩き台ではあるが、臨戦態勢は整っている。
⑧ミトノオー【B】
美浦ウッド単走。8月後半に帰厩し、ここまでじっくり調整されている。13日と20日にウッド併せ馬で乗られており、20日は64秒0-36秒5-12秒3。追走して僅かに遅れたものの自己ベストを1秒以上更新。直前24日にも乗られており、好仕上がりでの始動戦となる。
⑪セキフウ【B】
栗東坂路単走。9月上旬に短期放牧から帰厩して調整されている。16日のCウッドでは67秒7-38秒3-12秒3で乗られ、最終追いは23日の坂路。55秒1-12秒4で登板しており、派手さこそないものの前走勝ちのデキを維持しているといえる。力は出せそうである。
❶テンカハル・金羅助手「長くいい脚を使うタイプなので小回りのコーナー4つという条件がどうかだが、活気があって状態はいい」
❷シルトプレ・米川昇師「エルムSは速い時計の決着でも頑張ってくれた。前回以上に強い相手もいるが、少しでも良いところを見せられれば」
❸サイファリス=近況は地元の自己条件でも勝ち切れていない。JRA勢が相手では荷が重い。
❹ウシュバテソーロ・高木登師「正直、1800メートルは短い。多少は出していかないといけないかもしれない。次に向けて、いいレースをしてほしい」
❺ブレイヴコール=前走は名古屋のオープンで大差の完敗。ここも静観が妥当。
❻ビヨンドボーダーズ=B1下の前走が9着大敗。今回は一気の相手強化で強くは推せない。
❼スワーヴアラミス・荒山勝師「今回はメンバーが強いけど、船橋コースは合っているし、こちらでも何とかタイトルを取らせたいね」
❽ミトノオー・牧光師「上手にスタートを切り、スッと自分のペースに持ち込めれば…。強い相手がいるけど、何とか肉薄したい」
❾マイネルヘリテージ・柴田厩務員「バテない強みを生かして、少しでも上位を目指したいし、今後につながる競馬をしてほしい」
❿エイシンデジタル・新井清師「変わらずきているけど、今回は相手もそろったからね。ひとつでも上を目指してほしい」
⓫セキフウ・武幸師「疲れを取ってから栗東に戻して、いい感じにきている。前走が1700メートルだったし、距離は問題ないと思う」
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出演:夢月(単勝マイスター) 田倉(Mr.場立ち) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が、前走1着または2着で入線していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に4頭、3着馬に2頭。なお、前走3着以下ながら連対した4頭のうち3頭が、G1またはJpn1からの臨戦だった。したがって、前走G2またはJpn2以下で3着以下に敗れていた馬を減点対象としたい。
減点対象馬
①テンカハル、②シルトプレ、③サイファリス、⑤ブレイヴコール、⑥ビヨンドボーダーズ、⑦スワーヴアラミス、⑩エイシンデジタル
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が、前走でJRAまたは南関東、海外の競馬場でレースに出走していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に1頭、3着馬に1頭。地方他地区のレースに出走していた馬は割引が必要だろう。
減点対象馬
③サイファリス、⑤ブレイヴコール、⑨マイネルヘリテージ
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、前走4コーナーを5番手以内で通過していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に1頭、3着馬に3頭(前走海外を除く)。前走4コーナー通過順が6番手以下だった馬はヒモ扱いにとどめたい。
減点対象馬
①テンカハル、②シルトプレ、③サイファリス、⑤ブレイヴコール、⑥ビヨンドボーダーズ、⑦スワーヴアラミス、⑩エイシンデジタル、⑪セキフウ
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、前走500kg以上の馬体重でレースに出走していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に1頭、3着馬に3頭(前走海外を除く)。昨年は条件を満たさなかったペイシャエスが1番人気に応えられず4着に敗れていた。前走の馬体重が500kg未満だった馬は過信禁物といえるだろう。
減点対象馬
②シルトプレ、③サイファリス、⑤ブレイヴコール、⑥ビヨンドボーダーズ、⑦スワーヴアラミス、⑨マイネルヘリテージ、⑪セキフウ
2018年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が8頭、Mr. Prospector系が3頭、Northern Dancer系が2頭、そのほか2頭。なお、昨年はMr. Prospector系にあたる7番人気フィールドセンス(父ストリートセンス)が勝利する波乱となった。
昨年は1着フィールドセンス、2着クラウンプライドとスペシャルウィークの孫世代(前者は母の父、後者は父系祖父)でワンツー決着を果たしたことが特徴的で、今後も同血脈を保持する馬の動向は注意深く観察していく必要があるだろう。
ほか、指定交流競走となった98年以降、ゴールドアリュールが種牡馬として最多となる4勝を挙げており、11年スマートファルコン、14年クリソライト、19年クリソベリル、21年サルサディオーネが勝ち馬として名を連ねている。昨年もサルサディオーネが3着にリピート好走し、その健在ぶりを示していた。
ウシュバテソーロは、父オルフェーヴル×母ミルフィアタッチ(母の父キングカメハメハ)。近年は「父または母の父がサンデーサイレンス系種牡馬」となる馬の勝利が続いているため、まずは本馬もオルフェーヴル産駒であることを評価しやすい。また、母の父がキングカメハメハであること、Ela-Mana-MouやSeattle Slewの血を引く配合は、昨年2着のクラウンプライドとも共通。ほか、スペシャルウィークやゴールドアリュール産駒が幅を利かせる傾向から、サンデーサイレンスとNijinskyを併せ持つ血統構成にも意義を見出せるだろう。
セキフウは、父ヘニーヒューズ×母シヤボナ(母の父Kingmambo)。同産駒は16年にモーニンが2着に好走。本馬はヘニーヒューズ、ヘネシー、Storm Cat、Storm Birdへと遡る父系で、Storm Birdを祖とする系統からは06年シーキングザダイヤ、13年ワンダーアキュートといった勝ち馬が出ている。近年の血統傾向とはズレがあることは否めないものの、決してマイナスとはならないだろう。また、クリソライトとクリソベリルが兄弟制覇を果たしたことに重きを置けば、エルコンドルパサーと似る母シヤボナの配合も評価しやすい。
日本テレビ盃は2003年~2019年までの16年間も1~4番人気馬が3着以内を独占し、全て馬複3桁配当で決着。2019年まで12年連続で1番人気馬が3着以内という恐ろしい…、クソ堅いレースだったが、2020年から一転して1番人気馬が3着以下に沈み、波乱の傾向となっている。
これは2021年にクリソベリルが競走馬にとっては致命的な帯損傷による長期休養明けで出走し、馬群に沈んだ背景もあるが、古馬の実績馬の不出走がもたらした影響が大きい。
しかし、実績馬が出走してくれば当然ながら有力。滅多に出走してこないが、一度はGⅠ・Jpnを含むダートグレードの2連勝以上の馬の過去10年のこのレースでの成績は、【1・0・1・0】と活躍している。1着の該当馬は、2019年のクリソベリル、2015年のコパノリッキー。近年は該当馬は少ないが、遡れば2010年の2着馬フリオーソ、2011年のスマートファルコンがそれに該当している。
さらに同年の帝王賞に出走かつ、前年のJBCクラシックで3着以内だった馬も活躍しており、過去10年のこのレースでの成績は、【2・2・3・0】となっている。1着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2018年のケイティブレイブ。2着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2017年のサウンドトゥルー。3着の該当馬は、2015年のコパノリッキー、2016年と2018年のサウンドトゥルーだ。
また帝王賞の3着以内馬も出走してくれば有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・1・4・0】と、こちらも複勝率100%となっている。1着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2018年のケイティブレイブ。2着の該当馬は、2015年のクリソライト。3着馬の該当馬は、2016年と2018年のサウンドトゥルー、2017年のケイティブレイブ、2019年のノンコノユメだ。
2010年にフリオーソが、2011年にスマートファルコンが帝王賞とこのレースを連覇したこともあったが、上半期に海外で賞金の高いレースが創設されたことで、実績馬が帝王賞に出走することが本当に減った。今後は海外組が活躍するようになっていくのだろう。
また前走でダートのGⅠ・JpnⅠに出走して3角先頭で3着以内か、GⅡ・JpnⅡ、GⅢ、JpnⅢに出走して3角先頭で連対した馬も活躍。過去10年のこのレースでの成績は【2・2・1・0】と、こちらも複勝率100%である。1着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2014年のクリソライト。2着の該当馬は、2013年ソリタリーキング、2015年の2015年のクリソライト。3着の該当馬は、2014年のランフォルセだ。
さらに夏場に順調にレースを使われている馬もわりと活躍している。2014年に当時JpnⅡのブリーダーズゴールドカップが牝馬限定戦へと様変わりして以降、このレースに中央の地方経由馬が出走することが少なくなったのは事実だが、そのぶん7月末に行われるマーキュリーカップのレベルが向上し、同レースの連対馬がこのレースで活躍を見せるようになった。
同年のマーキュリーカップの連対馬の過去10年のこのレースでの成績は【1・2・0・1】。1着の該当馬は、2014年のクリソライト。2着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2020年のデルマルーヴル。唯一の4着以下は、2016年のタイムズアロー(5着)だが、同馬はそれまでにダートグレードで連対したことがなかった。
一方、マーキュリーカップで連対した前記3頭には、以前にダートグレードで優勝した実績があった。よって、ダートグレード勝ちの実績がある、同年のマーキュリーカップの連対馬なら信頼できることになる。またクリソライトとデルマルーヴルは当時4歳だったことから、古馬になってダートグレードで勝ったり、負けたりを繰り返している馬よりも、勢いある4歳馬のほうが狙いが立つのも事実だ。
さて、最後にこのレースの穴馬を紹介しよう。4番人気以下で3着以内だった馬たちを見ていくと、「逃げ馬」という共通項があった。2014年のグラッツィア(4番人気・3着)、2019年のロンドンタウン(4番人気・2着)は、このレースで逃げた馬だ。遡れば2012年にマグニフィカ(4番人気・3着)。また前記3頭には過去にダートグレード勝ちの実績があることが共通項だ。馬場がタフになった過去2年でも逃げたサルサディオーネが一昨年は1着、昨年は3着に善戦していることから、この傾向は変わらなそうだ。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・一度はGⅠ・Jpnを含むダートグレードを2連勝以上の馬。
・同年の帝王賞出走かつ、前年のJBCクラシックで3着以内の馬。
・同年の帝王賞で3着以内の馬。
・前走でダートのGⅠ・JpnⅠに出走して3角先頭で3着以内か、GⅡ・JpnⅡ、GⅢ、JpnⅢに出走して3角先頭で連対した馬。
・同年のマーキュリーカップの連対馬。
(ダートグレード勝ちの実績があることが条件)
●穴馬候補
・今回逃げる可能性が高い馬。
(ダートグレード勝ちの実績があることが条件)
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2011年以降は長らくJRA所属馬の独擅場と化していたが、2021年に大井所属のサルサディオーネがJRA勢を一蹴。なお、牝馬の勝利は1995年ケーエフネプチュン以来26年ぶり、指定交流競走となった1998年以降では初の快挙となった。一方、JRA所属馬は2005年サカラート&2012年ソリタリーキング、2014年クリソライト&2019年クリソベリルの2組が兄弟制覇を果たしており、クリソベリルにおいては3歳馬による優勝という偉業を達成。JBCクラシックや東京大賞典を目指す実績馬たちの始動戦としても選ばれるため、例年ハイレベルな熱戦が繰り広げられている。