地方競馬ニュース

【南関東重賞展望】日本テレビ盃2023 世界最強ダート馬ウシュバテソーロが船橋競馬場で始動‼︎

 0   0   972
シェアする  x facebook LINEで送る
【南関東重賞展望】日本テレビ盃2023 世界最強ダート馬ウシュバテソーロが船橋競馬場で始動‼︎


日本テレビ盃・レース概要】
1954年にNTV盃という名称で創設された。今年で70回目という、歴史のある重賞競走。前年の1953年に日本テレビが初めての地方競馬中継を船橋競馬場で行ったことから、この名称となった。
JRA所属馬も出走可能なレースとなったのは1998年。創設された当時は2000m戦だったが、この年から1800m戦に変更された。翌1999年に現在の名称となっている。2002年からは「Road to JBC」として、JBCクラシックのステップレースとなった。優勝馬には同競走への優先出走権が付与される。格付けはJpn2。

日本テレビ盃・検討のポイント】
今年3月にドバイワールドカップを制した世界最強ダート馬ウシュバテソーロが参戦する。馬券よりも、同馬がどんなレースぶりを見せるのか? という点に注目が集まりそうだ。不安材料も少なく、波乱になる可能性は低いが、僅かな隙を突いて大金星を狙う馬たちを探すことで、馬券でも楽しみたいところだ。ハズレた際は「観戦料を払った」くらいの気持ちで、無理筋を狙うほうが面白いかもしれない。

日本テレビ盃・出走馬概要】
ウシュバテソーロ
昨年4月にダート路線に転向して以降は、7戦6勝3着1回。ダートで生まれ変わったと言っても過言ではない。5連勝中で、この中には前述したドバイワールドカップだけではなく、東京大賞典や川崎記念も含まれている。
穴党ファンのために重箱の隅をつついておくと、ダートで唯一敗れた昨年9月の中山・ラジオ日本賞が今回と同様に休養明けで1800m戦だったという点ではないだろうか。ダートで勝利したレースは全て2000~2100m戦だけに、休養明けでの1800m戦は若干距離不足となる可能性がある。それでも世界最強馬に対する不安材料とまでは言えないだろう。今回もドバイ遠征時に引き続き、川田将雅騎手が手綱を取る。

ミトノオー
もしウシュバテソーロが敗れるとすれば、前で粘り込む馬を捕まえ切れないケースではないだろうか。その場合にチャンスが巡ってくるのは、2キロ軽い54キロで出走できる3歳馬である、この馬だろう。5月に兵庫チャンピオンシップで逃げ切り勝ちを決め、前走のジャパンダートダービーでも3着に粘り込んだ。
今回もこの近2戦と同様、武豊騎手が手綱を取る。抜群のコンビネーションでウシュバテソーロを完封できるか、注目したい。

セキフウ
前走の札幌・エルムステークスで豪快に追い込んで、重賞2勝目をマークした。船橋競馬場で同じ末脚が使えるのか? という点が気になるところだが、当時の鞍上・武豊騎手がミトノオーに騎乗する為、戸崎圭太騎手との初コンビとなる点に注目したい。馬場を知り尽くした鞍上の手綱でウシュバテソーロにどこまで迫ることができるのか、という点は興味深い。

JRAからは上記3頭以外にテンカハルも出走するが、オープンに昇級しての初戦だった前走の東京・スレイプニルステークスで6着に敗れており、やや格下の印象がある。むしろ、JRA所属時に重賞3勝を挙げ、現在は南関東に在籍するスワーヴアラミスのヒモ穴を期待すべきかもしれない。


(文・菅野一郎)

この記事はいかがでしたか?
ナイス  (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

競馬関連ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース