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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | 牡6 | 57.0 | 川須栄彦 | 松下武士 | JRA | 504(-13) | 1.27.6 | 4.8 | 2 | ||
2 | 6 | 8 | 牡7 | 56.0 | 吉原寛人 | 打越勇児 | 高知 | 530(+1) | 1.28.0 | 2 | 27.3 | 6 | |
3 | 7 | 10 | 牡7 | 56.0 | 廣瀬航 | 保利良平 | 兵庫 | 462(-12) | 1.28.1 | 1/2 | 128.3 | 7 | |
4 | 1 | 1 | 牝4 | 54.0 | 長岡禎仁 | 杉山佳明 | JRA | 524(+6) | 1.28.2 | 3/4 | 11.3 | 5 | |
5 | 8 | 11 | セ8 | 56.0 | 横山武史 | 西園正都 | JRA | 475(-11) | 1.28.3 | 1/2 | 5.0 | 3 | |
6 | 7 | 9 | 牡8 | 56.0 | 赤岡修次 | 田中守 | 高知 | 522(+1) | 1.28.4 | 1/2 | 388.5 | 9 | |
7 | 6 | 7 | 牡5 | 56.0 | 田口貫太 | 大橋勇樹 | JRA | 543(-4) | 1.28.8 | 2 | 10.6 | 4 | |
8 | 5 | 5 | 牡5 | 56.0 | 林謙佑 | 細川忠義 | 高知 | 456(-1) | 1.28.9 | 1/2 | 499.8 | 10 | |
9 | 5 | 6 | 牡5 | 56.0 | 岡部誠 | 角田輝也 | 愛知 | 510(+6) | 1.29.5 | 3 | 375.1 | 8 | |
10 | 3 | 3 | セ8 | 56.0 | 井上瑛太 | 今津博之 | 愛知 | 452(-4) | 1.30.0 | 21/2 | 820.4 | 11 | |
11 | 4 | 4 | セ5 | 57.0 | M.デム | 牧浦充徳 | JRA | 502(-8) | 1.31.1 | 5 | 1.6 | 1 | |
12 | 8 | 12 | 牡7 | 56.0 | 深澤杏花 | 伊藤勝好 | 笠松 | 450(-4) | 1.35.7 | 大差 | 999.9 | 12 |
■払戻金
単勝 | 2 | 480円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 2 | 210円 | 3番人気 |
8 | 420円 | 6番人気 | |
10 | 1,020円 | 7番人気 | |
枠連複 | 2 - 6 | 1,870円 | 7番人気 |
馬連複 | 2 - 8 | 6,810円 | 13番人気 |
馬連単 | 2 → 8 | 14,900円 | 27番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 2 - 8 | 1,220円 | 13番人気 |
2 - 10 | 4,380円 | 19番人気 | |
8 - 10 | 8,050円 | 22番人気 | |
三連複 | 2 - 8 - 10 | 55,510円 | 43番人気 |
三連単 | 2 → 8 → 10 | 380,620円 | 212番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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26日(火)に行われる黒船賞の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①レディフォース【B】
栗東Cウッド併走。前走勝ち後は短期放牧を挟み、Cウッドで調整されている。13日、17日と単走で乗られ、本追い切りは20日の併せ馬。69秒4-36秒5-11秒2で追走先着を果たしている。前走勝ちのデキをキープしているといえ、交流重賞でも面白そうである。
②シャマル【B】
栗東坂路単走。前走後は在厩で調整されている。17日のCウッドが初計時で、22日の坂路が最終追い。単走で53秒9-12秒3をマークしており、デキ落ちも無く順調といえる。休み明けだった昨年1着時ほど調教に派手さはないものの、この馬の力は出せそうだ。
④サンライズホーク【B】
栗東坂路単走。交流重賞3連勝となったかきつばた記念快勝後は、在厩でこのレースに備えた。13日の坂路から計時を再開し、20日の坂路では単走で53秒4-12秒1をマーク。ラスト1ハロン12秒1はこの馬のベストタイであり、いいデキを維持しているようだ。
⑦マルモリスペシャル【B】
栗東Cウッド単走。放牧から3月上旬に帰厩し、このレース目標での調整。13日にウッド単走で一杯に追われ、最終追いは22日。Cウッドで65秒8-36秒3-11秒3をマークした。ラストまでよく伸びており悪くない仕上がり。交流重賞2走目での前進が見込めそうだ。
⑪ヘリオス【B】
栗東Cウッド単走。前走2着後は在厩での調整。すぐに坂路入りを再開し、14日にはCウッド単走で68秒3-38秒0-12秒0をマーク。最終追いとなった22日のCウッドでは66秒9-37秒9-11秒8で乗られており、デキ落ちも無く好調を維持しているようである。
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が、前走で1200~1600mのレースに出走していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に1頭。ほかの距離からの臨戦となる場合は、G1またはJpn1のような格上のレースでもヒモ扱いに留めたい。
減点対象馬
⑫ルヴァン
2019年以降、3着以内に好走した馬の前走人気については、G1およびG2は不問、地方のレース(ダートグレード競走含む)は1~2番人気、それ以外は1~4番人気が目安。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に2頭となり、連対馬はいずれも条件を満たしている。
減点対象馬
②シャマル、③ヒロシゲウェーブ、⑤ガルボマンボ、⑥メルト、⑦マルモリスペシャル、⑨モダスオペランディ、⑪ヘリオス、⑫ルヴァン
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走4コーナーを5番手以内で通過していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に2頭。コース形態からも器用さを求められるため、先行力のないタイプは割り引いて考えたい。
減点対象馬
③ヒロシゲウェーブ、⑤ガルボマンボ、⑥メルト、⑦マルモリスペシャル、⑫ルヴァン
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭がJRA所属馬。データ集計期間外も含めると、地方所属馬として勝利した3頭のうち2頭(18年エイシンヴァラー、22年イグナイター)には、前年以降のダートグレード競走で5着以内歴があった。同実績のない地方所属馬は軽視が妥当だろう。
減点対象馬
③ヒロシゲウェーブ、⑤ガルボマンボ、⑥メルト、⑧ヘルシャフト、⑨モダスオペランディ、⑩タイガーインディ、⑫ルヴァン
2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が9頭、Mr. Prospector系が3頭、A.P. Indy系が3頭。なお、昨年はサンデーサイレンス系にあたるシャマル(父スマートファルコン)が勝ち、2022年イグナイター(父エスポワールシチー)に続くゴールドアリュール系の連勝となった。
血統傾向としてはSeattle Slew、Nijinsky、Roberto、Deputy Minister、これら4つの血脈が中心となっている印象で、重または不良の馬場状態で開催された2017~2021年は「父または母の父がSeattle Slew系種牡馬」となる馬の連対が続いていた。また、データ集計期間外も含め、A.P. Indy系として好走した馬の多くがシニスターミニスター産駒となるが、同種牡馬がSeattle SlewとDeputy Ministerを併せ持つことはポイントといえるだろう。
シャマルは、父スマートファルコン×母ネイティヴコード(母の父アグネスデジタル)。本馬は昨年の黒船賞で後続に3馬身差を付けて快勝。その後、故障が続いたり、休養が長引いたり、なかなか本来のパフォーマンスを発揮できなかったが、前走かきつばた記念は復調の兆しがみえるレースぶりだった。父系祖父ゴールドアリュールが持つNijinskyを母系からも強調する配合は、2022年1着&2023年3着イグナイターに通じるところでもあり、ゴールドアリュール系の勢いやリピーターの活躍が目立つ傾向を考えても注目に値する存在だろう。
ヘリオスは、父オルフェーヴル×母アンジュシュエット(母の父フレンチデピュティ)。母の父に配されたフレンチデピュティはDeputy Ministerの直仔となるが、2019年と2021年は同血脈を保持する馬で1~3着を独占、2017年には直系のブラゾンドゥリスがノボジャックとの父仔制覇を果たすなど、古くから存在感を示している。本馬自身、目下2年連続で2着に好走しているリピーターであり、フジキセキとDeputy Ministerを併せ持つ配合からは、2019年1着&2020年3着のサクセスエナジーも引き合いに出しやすい。
黒船賞は高知で行われる唯一のダートグレード競走。昨年までは年明け最初のスプリント戦だったが、今年よりかきつばた記念が2月下旬に移行し、かきつばた記念→黒船賞の順で行われる。昨年までのかきつばた記念は同年の黒船賞を0.2秒差以上で優勝した2020年のラプタス、2021年のテイエムサウスダン、2022年のイグナイターがここでも連対していることから、今後はかきつばた記念を0.2秒差以上で優勝したかきつばた記念の勝ち馬が出走してきた場合には要注意だ。
また、黒船賞は前年のJBCスプリント以来の短距離の別定戦ということもあり、かつては前年のJBCスプリントの連対馬がよく出走し、それらが活躍していた。近年はそれらが高額賞金のサウジアラビアのリヤドダートスプリントやドバイのドバイゴールデンシャヒーンに向かう傾向。
しかし、前年のJBCスプリントの連対馬が出走してくれば当然有力。斤量58kg以下の馬に限れば、過去10年の成績は【1・2・0・0】と連対率100%となっている。1着の該当馬は、2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014年と2015年のドリームバレンチノ。遡れば2013年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当していた。
また、近年はJBCスプリントの連対馬が出走しないことにより、新興勢力がよく出走してきている。その中でも同年のダ1400mのJRAオープン特別やリステッド競走を勝利した馬が最有力で、過去10年の成績は【2・2・0・0】。1着の該当馬は、2019年のサクセスエナジー、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2016年のニシケンモノノフ、2021年のスリーグランドだ。
さらにスプリント路線よりもレベルの高いマイル路線組も有力。前年のマイルCS南部杯で3着以内だった馬の過去10年の成績は、【2・2・1・0】。1着の該当馬は、2014年のセイクリムズン、2023年のシャマル。2着の該当馬は、2018年のキングズガード、2023年のヘリオス。3着の該当馬馬はモジアナフレイバー。遡れば2013年に前記に該当していたダイショウジェットがこのレースで2着に善戦している。
他では同年の根岸Sで3角6番手以内で3着以内だった馬も活躍。それらの過去10年のこのレースでの成績は【0・1・1・0】。2着の該当馬は2022年のヘリオス、3着の該当馬は2016年のタールタン。遡れば2012年の2着馬トウショウカズン、2013年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当していた。
その他、前年のカペラS3着以内馬かつ、前走でダ1200m~1400mに出走している馬も活躍している。それらの過去10年の成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は2015年のダノンレジェンド、2着の該当馬は2020年のテーオージーニアス、3着の該当馬は2018年のブルドックボスだ。
カペラSで3着以内でも2022年に前走でダ1600mのフェブラリーSに出走していた二シケンモノノフは1番人気で5着、2019年に前走で芝1200m戦に出走していたサイタスリーレッドは2番人気で7着と、むしろ人気を裏切る傾向があるのでご注意を!!
最後に穴馬候補を紹介すると、前年の兵庫ゴールドトロフィーで5着以内の地方馬だ。2018年に9番人気で1着のエイシンヴァラー、2022年に3番人気で1着、2023年に2番人気で3着のイグナイター、2015年に5番人気で3着のタガノジンガロも、前記の条件を満たしていた。また、前記3頭とも園田所属馬という共通項があった。
2018年のエイシンヴァラーは、第1回(1998年)のリバーセキトバ以来の地方馬の優勝だったが、近年は地方馬が底上げしており、該当馬が出走していた場合には、積極的に相手候補に加えたい。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・同年のかきつばた記念を0.2秒差以上で優勝した馬。
・今回が斤量58kg以下の前年のJBCスプリントの連対馬。
・同年のダ1400mのJRAオープン特別、リステッド競走を勝利した馬。
・前年のマイルCS南部杯の3着以内馬。
・同年の根岸Sで3角6番手以内で3着以内の馬。
・前走でダ1200m~1400mに出走している、前年のカペラSで3着以内馬。
●穴馬候補
・前年の兵庫ゴールドトロフィーで5着以内の地方馬。
●危険な人気馬
・前走でダ1200m~1400m以外に出走していた、前年のカペラS3着以内馬。
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高知競馬場では唯一となるダートグレード競走で、レース名は土佐藩出身の坂本龍馬に運命を大きく変えるほどの影響を与えたペリー率いる黒船艦隊に由来する。過去にはセイクリムズンが3連覇(2012~2014年)、ダノンレジェンドが2連覇(2015~2016年)を達成したほか、ノボジャックが2001年と2003年の隔年で勝利。そのノボジャックを2002年に1秒6差の2着に下したサウスヴィグラスは、歴代最大着差となる8馬身差を付けた勝ち馬としても名を残している。なお、2017年ブラゾンドゥリス(父ノボジャック)、2021年テイエムサウスダン(父サウスヴィグラス)は父仔制覇を果たしており、後者においては父と同じ着差を付ける圧勝劇だった。ほか、2008年は高知競馬の業績不振によって開催が見送られており、代わりとして黒潮スプリンターズカップが7年ぶりに施行された(2009以降、同レースは黒船賞のトライアルレースとなる)。