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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 9 | セ4 | 57.0 | M.デム | 牧浦充徳 | JRA | 512(+20) | 1.28.8 | 3.2 | 2 | ||
2 | 3 | 3 | 牡6 | 59.5 | 藤岡康太 | 村山明 | JRA | 514(+2) | 1.28.9 | 3/4 | 7.0 | 4 | |
3 | 4 | 4 | 牡3 | 53.0 | 杉浦健太 | 田中淳司 | 北海道 | 495(+6) | 1.29.0 | 1/2 | 28.5 | 7 | |
4 | 6 | 6 | 牡4 | 56.0 | 田口貫太 | 大橋勇樹 | JRA | 547(+3) | 1.29.0 | ハナ | 5.1 | 3 | |
5 | 8 | 10 | 牡4 | 58.0 | 武豊 | 武幸四郎 | JRA | 499(+11) | 1.29.1 | 1/2 | 2.4 | 1 | |
6 | 1 | 1 | 牡8 | 51.0 | 鴨宮祥行 | 橋本忠明 | 兵庫 | 498(±0) | 1.29.6 | 3 | 299.1 | 11 | |
7 | 5 | 5 | 牝3 | 52.0 | 下原理 | 福永敏 | 大井 | 492(±0) | 1.29.7 | クビ | 21.0 | 6 | |
8 | 7 | 8 | 牡7 | 52.0 | 岡部誠 | 田中一巧 | 兵庫 | 479(+1) | 1.29.8 | 3/4 | 178.0 | 10 | |
9 | 2 | 2 | 牡6 | 53.0 | 廣瀬航 | 保利良平 | 兵庫 | 473(±0) | 1.30.0 | 11/4 | 11.4 | 5 | |
10 | 8 | 11 | 牡7 | 55.0 | 吉村智洋 | 福永敏 | 大井 | 485(-9) | 1.30.1 | クビ | 147.0 | 9 | |
11 | 6 | 7 | 牡6 | 56.0 | 桑村真明 | 角川秀樹 | 北海道 | 510(-2) | 1.30.8 | 4 | 96.4 | 8 |
■払戻金
単勝 | 9 | 320円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 9 | 170円 | 2番人気 |
3 | 210円 | 4番人気 | |
4 | 1,020円 | 8番人気 | |
枠連複 | 3 - 7 | 990円 | 5番人気 |
馬連複 | 3 - 9 | 1,290円 | 5番人気 |
馬連単 | 9 → 3 | 2,180円 | 8番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 3 - 9 | 460円 | 6番人気 |
4 - 9 | 2,860円 | 20番人気 | |
3 - 4 | 3,720円 | 23番人気 | |
三連複 | 3 - 4 - 9 | 16,290円 | 35番人気 |
三連単 | 9 → 3 → 4 | 50,560円 | 130番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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20日(水)に行われる兵庫ゴールドトロフィーの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
③ケイアイドリー【B】
栗東Cウッド単走。大井のJBC後は在厩で調整され先月末から計時を再開した。7日のCウッド併せ馬では66秒3-36秒2-11秒2で併入。13日の坂路では53秒9-11秒9をマークし、16日にもCウッドで乗られている。秋3走目だがデキ落ちもなく順調な仕上がりだ。
⑥マルモリスペシャル【B】
栗東坂路単走。前走後は在厩調整で、坂路で乗られている。計時になったのは直前17日の1本のみだったが、54秒6-12秒6をマーク。この馬としてはマズマズの動きであり、今秋4走目かつ間隔を踏まえればこれで十分といえる。前走勝ちのデキを維持している。
⑨サンライズホーク【B】
栗東坂路単走。放牧から11月半ばに帰厩し、ここまで順調に乗られている。6日にはCウッドで64秒7-37秒2-12秒0と自己ベストを更新。13日の坂路併せ馬では54秒7-12秒3で追走併入を果たした。17日にも坂路単走で乗られており、臨戦体制も整ったといえる。
⑩セキフウ【B】
栗東Cウッド併走。前走後は短期放牧を挟み、2週前に帰厩した。8日、13日、17日とCウッド併せ馬を3本消化しており、最終追いとなった17日は67秒1-37秒8-12秒5の計時。追走して僅かに遅れたものの無理に追っておらず、デキは変わりなく順調といえる。
❶バーニングペスカ・橋本明師「調子は高いレベルでキープしている。今回は相手が強いので、胸を借りるつもりで」
❷タイガーインディ・保利平師「前走の内容、時計が上々だった。順調にきているし、逃げにはこだわらなくてもいいと思っている」
❸ケイアイドリー・村山明師「前走はカラ馬に絡まれる不利があった。最近は成績が良くないので、能力を出し切れるように仕上げていきたい」
❹スペシャルエックス・田中淳師「前走はスタートで後手に回ってしまったのが敗因かな。遠征の疲れもなく、前走より体調はいいぐらい。ハンデの53キロも恵まれた方でしょう」
❺ボヌールバローズ・福永敏師「ここまで順調。逃げにはこだわらないし、スタートを決めていいポジションを確保したい」
❻マルモリスペシャル・大橋勇師「2走前は1600メートルで負けたけど、1400メートルなら。園田コースは小回りだけど、対応できると思う」
❼スティールペガサス・角川秀師「距離よりも、小回りでコーナーが4つになることが課題。前走よりいい状態で出走できるので、何とかいい結果で締めくくりたい」
❽サンロアノーク・田中一師「年齢的な衰えはなく、今すぐにでも使いたいぐらい状態はいい。前が速くなってレースもしやすそう」
❾サンライズホーク・牧浦充師「前走は自分のリズムで競馬ができた。体がひと回り大きくなってパワーアップしているし、コースは問わないので集中して走ってくれれば」
❿セキフウ・武幸師「ハンデ(58キロ)は手頃かなと思う。園田コースは2歳時に重賞を勝っているし、チャンスはありそう」
⓫デュープロセス・福永敏師「JRA時代に勝っている距離ですし、流れが速くなって展開も向くと思う」
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、ハンデ56kg以上の斤量を課されていた。ハンデ56kg未満だった馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に1頭、3着馬に3頭。昨年もトップハンデ(59.0kg)のラプタスとサクセスエナジーが1・3着と好走していたように、斤量を背負うことになる実績馬のほうが評価しやすい。
減点対象馬
①バーニングペスカ、②タイガーインディ、④スペシャルエックス、⑤ボヌールバローズ、⑧サンロアノーク、⑪デュープロセス
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち8頭が前走から斤量増、2頭が増減なしだった。前走から斤量減となる馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に3頭となり、たとえG1やJpn1で実績があるような馬であったとしても割引が必要となる。
減点対象馬
①バーニングペスカ、②タイガーインディ、④スペシャルエックス、⑤ボヌールバローズ、⑦スティールペガサス、⑧サンロアノーク、⑪デュープロセス
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、前走でダートグレード競走に出走していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に3頭。なお、非ダートグレード競走から3着以内に好走した5頭は、いずれも前走で1~3番人気の支持を集めた上位人気馬であったことも併せて覚えておきたい。
減点対象馬
①バーニングペスカ、②タイガーインディ、④スペシャルエックス、⑤ボヌールバローズ、⑥マルモリスペシャル、⑦スティールペガサス、⑧サンロアノーク、⑪デュープロセス
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち8頭が、前走のレースで4コーナーを5番手以下で通過していた。1~4番手だった馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に3頭、3着馬に4頭。小回りの園田競馬場では先行馬に意識を向けたくなるが、思いのほか前々での立ち回りを得意とする馬は苦戦傾向にある。
減点対象馬
①バーニングペスカ、②タイガーインディ、④スペシャルエックス、⑤ボヌールバローズ、⑥マルモリスペシャル、⑦スティールペガサス、⑧サンロアノーク、⑨サンライズホーク
2018年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が11頭、Mr. Prospector系が2頭、そのほか2頭。なお、昨年はディープブリランテ産駒のラプタスが、59kgのトップハンデを物ともしない走りで勝利をつかんだ。
ダート短距離戦としては珍しくサンデーサイレンスの直系が幅を利かせていることが最大の特徴で、昨年も1着ラプタス(父ディープブリランテ)、2着シャマル(父スマートファルコン)、3着サクセスエナジー(父キンシャサノキセキ)と同系統の馬たちで1~3着を独占。ほか、Seeking the Goldの血を引く馬も上位を賑わす傾向にあり、直近では20年ベストマッチョがハナ差2着の惜敗を喫するほか、過去には13年ドリームバレンチノ、18年ウインムートが兄弟制覇を果たしている。
ケイアイドリーは、父エスポワールシチー×母アルヴェナ(母の父Seeking the Gold)。父エスポワールシチーはサンデーサイレンス直系にあたる種牡馬で、同産駒からは21年3着イグナイターが出た。また、「父ゴールドアリュール系×母の父Seeking the Gold」となる配合は、17年の勝ち馬グレイスフルリープを想起させるものでもある。今回は59.5kgの負担重量が焦点となるものの、父系や配合の観点からは躊躇いなく注目馬として挙げられる。
デュープロセスは、父ダイワメジャー×母ローズロー(母の父New Approach)。父ダイワメジャーはサンデーサイレンス直仔の種牡馬で、産駒はブルドッグボスやノーヴァレンダ、ドンフランキーがダート戦線で活躍。今回は約3年ぶりのダート1400m戦となるが、全5勝のうち4勝を当該距離で記録していることには注意すべきだろう。また、リピート好走が顕著であることからも、本馬自身が19年の勝ち馬であることをぞんざいに扱えない。
兵庫ゴールドトロフィーは、ダートグレードでは数少ないハンデ戦。中央馬と地方馬のハンデ差が大きく、中央のトップハンデ馬は、2011年のスーニや2016年のドリームバレンチノのように、ハンデ59.5㎏を背負わされることもある。対して地方勢のハンデは軽く、同年のダートグレードで連対実績がなければ、51~54kgの軽ハンデで出走することが大半だ。
このためこのレースは、地方勢が穴を開けることが多く、過去10年で地方馬の1着こそないが、2着5回、3着5回と好成績。2013年には6番人気のエプソムアーロンが2着と好走し、馬連1万1380円、3連単15万7590円の高配当決着になったこともある。
それ以外でも2014年に4番人気のジョーメテオが2着、7番人気のサクラシャイニーが3着、2019年も8番人気のイルティモーネが2着、9番人気のサクラレグナムが3着と好走している。これらが人気薄で好走した地方馬の共通項は、【1】ハンデが51~53㎏だったこと、【2】近2走のどちらかで圧勝か、近2走とも連対していること。
エプソムアーロンは前走で1.5秒差、サクラシャイニーは前々走で2.8秒差の圧勝。ジョーメテオ、イルティモーネ、サクラレグナムは近2走とも連対していた。つまり、ハンデ53kg以下、近2走のどちらかで1.5秒差以上の圧勝か、近2走とも連対している馬が穴馬候補となる。
逆に中央馬は前々走のダートグレードで連対した、前走JBCスプリントの出走馬が着順に関係なく有力となっている。過去10年のこのレースでの成績は、【3・3・0・0】と連対率100%。1着の該当馬は、2015年のレーザーバレット、2020年のサクセスエナジー、2022年のラプタス。2着の該当馬は、2015年と2016年のドリームバレンチノ、2020年のベストマッチョ。遡れば2012年の2着馬ダイショウジェットや2011年にハンデ59.5Kgを背負ってこのレースを優勝したスーニも、前記に該当している。
さらに近5走以内に同年のダートグレードで2勝以上の馬も、過去10年のこのレースでの成績は【1・3・2・0】と有力。1着の該当馬は、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2018年のサクセスエナジー、2021年のラプタス、2022年のシャマル。3着の該当馬は、2016年のノボバカラ、2020年のラプタス。このタイプは2016年以降の出走が目立つが、遡れば2011年の優勝馬スーニもこれに該当していた。
また前走で中央のダートグレードに出走していた、前々走でダ1400m以下の中央の古馬オープン、リステッドで勝利か、ダートグレードで連対していた馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・1・0・0】と勝率100%となる。1着の該当馬は、2017年のグレイスフルリープ、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2022年のシャマル。遡れば2012年の勝ち馬ティアップワイルド、2011年の2着馬セイクリムズンも前記に該当している。
その他、それまでの実績次第でハンデを背負わされることになるので滅多に出走してこないが、前走のカペラSで連対した馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【1・0・1・0】で、複勝率100%となっている。1着の該当馬は2016年のニシケンモノノフ、3着の該当馬は2016年のノボバカラだ。
あとは園田はタフなダートで時計が掛かるため、ややテンの遅い揉まれ弱い馬が出走してくることが多々。このため余力に疑問のある前走のJBCスプリントで3着以内だった馬を除く、近2走でダートグレードか中央の古馬オープン、リステッドに出走し、4角先頭だった馬も活躍している。それらの過去10年のこのレースでの成績は【3・2・3・0】。
1着の該当馬は、2014年のメイショウコロンボ、2020年のサクセスエナジー、2022年のラプタス。2着の該当馬は、2021年のラプタス。3着の該当馬は、2015年のポアゾンブラック、2016年のノボバカラ、2020年のラプタス。昨年のラプタスは4番人気で逃げ切り勝ちしているように、このタイプは人気よりも好走することが多いので、要注意だ。
最後に一応紹介しておくと、同年のダートグレードで連対実績のある3歳馬も出走してくれば有力。それらの成績は過去10年で【1・0・0・0】で、該当馬は2019年のデュープロセスのみだが、2010年にはラブミーチャンが3着、2009年にラヴェリータが3着、2008年にはスマートファルコンが1着と好走している。ダートグレードで連対実績のある3歳馬がこのレースに出走してくることは稀だが、格の高いレースを連対している3歳馬は当てになる。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前々走のダートグレードで連対した、前走JBCスプリント出走馬。
・近5走以内に同年のダートグレードで2勝以上の馬。
・前走のカペラSで連対した馬。
・前々走で中央のオープン、リステッドで勝利かダートグレードで連対していた、前走中央のダートグレード出走馬。
・近2走でダートグレードか中央の古馬オープン、リステッドに出走し、4角先頭だった馬(前走でJBCスプリントに出走し、3着以内だった馬を除く)
・同年のダートグレードで連対実績のある3歳馬。
●穴馬候補
・ハンデ53kg以下、近2走のどちらかで1.5秒差以上の圧勝か、近2走とも連対の地方馬。
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2001年に別定戦として創設され、2007年以降はハンデキャップ戦として開催されているダートグレード競走。第1回から変わらずに園田ダート1400mを舞台に行われており、リミットレスビッド(2006~2007年)とトーセンブライト(2009~2010年)が2連覇を果たしたほか、2013年ドリームバレンチノと2018年ウインムートは兄弟制覇を達成してみせた。また、創設時からJRA所属馬の連勝が続いているため、地方所属馬にとっては初勝利が嘱望されるレースでもある。