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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | セ6 | 59.0 | 幸英明 | 松永昌博 | JRA | 473(+6) | 1.27.3 | 11.2 | 4 | ||
2 | 7 | 9 | 牡4 | 58.0 | 川田将雅 | 松下武士 | JRA | 523(+7) | 1.27.5 | 1 | 1.6 | 1 | |
3 | 5 | 6 | 牡8 | 59.0 | 松山弘平 | 北出成人 | JRA | 545(+27) | 1.27.7 | 11/4 | 32.9 | 5 | |
4 | 3 | 3 | 牡5 | 57.5 | 鮫島克駿 | 畠山吉宏 | JRA | 501(-5) | 1.27.7 | ハナ | 5.3 | 3 | |
5 | 6 | 8 | 牡4 | 57.0 | 田中学 | 新子雅司 | 兵庫 | 532(+23) | 1.28.1 | 21/2 | 3.2 | 2 | |
6 | 5 | 5 | 牡5 | 51.0 | 廣瀬航 | 森澤友貴 | 兵庫 | 460(+6) | 1.28.4 | 2 | 70.1 | 6 | |
7 | 7 | 10 | セ9 | 51.0 | 長谷部駿 | 石橋満 | 兵庫 | 446(-4) | 1.28.7 | 13/4 | 357.2 | 8 | |
8 | 4 | 4 | 牡5 | 53.0 | 吉田晃浩 | 佐藤茂 | 金沢 | 490(+5) | 1.29.3 | 31/2 | 129.4 | 7 | |
9 | 6 | 7 | 牝6 | 51.0 | 松本剛志 | 伊藤勝好 | 笠松 | 504(-5) | 1.30.4 | 7 | 703.3 | 11 | |
10 | 8 | 11 | 牝3 | 51.0 | 藤原幹生 | 伊藤勝好 | 笠松 | 479(-3) | 1.31.3 | 5 | 731.4 | 12 | |
11 | 8 | 12 | 牡6 | 51.0 | 長尾翼玖 | 山口浩幸 | 兵庫 | 513(-1) | 1.31.9 | 31/2 | 695.7 | 10 | |
12 | 2 | 2 | 牝6 | 51.0 | 佐々木世 | 伊藤勝好 | 笠松 | 439(+5) | 1.32.6 | 4 | 560.8 | 9 |
■払戻金
単勝 | 1 | 1,120円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 1 | 210円 | 4番人気 |
9 | 120円 | 1番人気 | |
6 | 370円 | 5番人気 | |
枠連複 | 1 - 7 | 770円 | 3番人気 |
馬連複 | 1 - 9 | 750円 | 3番人気 |
馬連単 | 1 → 9 | 2,560円 | 10番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 1 - 9 | 270円 | 3番人気 |
1 - 6 | 1,030円 | 12番人気 | |
6 - 9 | 550円 | 7番人気 | |
三連複 | 1 - 6 - 9 | 2,740円 | 8番人気 |
三連単 | 1 → 9 → 6 | 19,200円 | 43番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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21日(水)に行われる兵庫ゴールドトロフィーの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ラプタス【B】
栗東坂路単走。前走後は短期放牧を挟み、このレース目標で乗られている。9日の坂路で51秒5-12秒6と、最近では一番のタイムをマークした。直前は16日の坂路で、ラスト重視での調整。59キロは楽ではないものの昨年同斤量で2着。デキ的にも注意が必要だろう。
③オーロラテソーロ【B】
美浦坂路単走。11月半ばに帰厩し、ここ目標での調整。30日から3週連続でウッド併せ馬を消化しており、14日には69秒7-39秒0-12秒2で併入している。直前17日にも坂路単走で乗られており、臨戦態勢が整った。あとは小回りでの1周コースがどう出るか。
⑥サクセスエナジー【B】
美浦坂路併走。12月頭に帰厩し7日の坂路併せ馬では遅れていたが、14日には51秒8-12秒9で併入を果たした。16日にゲート練習を行い、18日にも56秒1-12秒7とラスト重視で調整されている。仕上がりもマズマズで59キロも背負いなれているだけに軽視できない。
⑨シャマル【B】
栗東坂路単走。前走後は在厩での調整。間隔が詰まっているとあって時計になったのは18日の坂路のみだが、52秒4-12秒0で乗られている。タイム的にはここ2走時よりも出ており、今夏に連勝していた頃に近い動き。58キロがカギもさらに上積みが見込めそうである。
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、ハンデ56kg以上の斤量を課されていた。ハンデ56kg未満だった馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に3頭。昨年もトップハンデのラプタス(59.0kg)が2着と好走していたように、斤量を背負うことになる実績馬のほうが評価しやすい。
減点対象馬
②ナラ、④オヌシナニモノ、⑤ハナブサ、⑦ミスティネイル、⑩イルティモーネ、⑪クレールアドレ、⑫マイネルサーパス
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち6頭が前走から斤量増、3頭が増減なしだった。前走から斤量減となる馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に3頭、3着馬に3頭。昨年も条件に該当するワイドファラオが4着に敗れているため、G1やJpn1実績のある馬でも過信はできないだろう。
減点対象馬
④オヌシナニモノ、⑤ハナブサ、⑦ミスティネイル、⑩イルティモーネ、⑪クレールアドレ、⑫マイネルサーパス
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が、ダートグレード競走に出走していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に3頭、3着馬に3頭。なお、非ダートグレード競走から3着以内に好走した6頭は、いずれも前走で1~3番人気の支持を集めた上位人気馬であったことも併せて覚えておきたい。
減点対象馬
②ナラ、(④オヌシナニモノ)、⑤ハナブサ、(⑦ミスティネイル)、⑩イルティモーネ、⑪クレールアドレ、⑫マイネルサーパス
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が、前走のレースで最初のコーナーを5番手以下で通過していた。1~4番手だった馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に4頭。小回りの園田競馬場では先行馬に意識を向けたくなるが、思いのほか前々での立ち回りを得意とする馬は苦戦傾向にある。
減点対象馬
①ラプタス、②ナラ、③オーロラテソーロ、④オヌシナニモノ、⑤ハナブサ、⑥サクセスエナジー、⑦ミスティネイル、⑨シャマル
2017年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が10頭、Mr. Prospector系が2頭、そのほか3頭。なお、昨年はMr. Prospector系にあたるサウスヴィグラス産駒の1番人気テイエムサウスダンが、単勝1.9倍の断然人気に応えて勝利している。
ダート短距離戦としては珍しくサンデーサイレンスの直系が幅を利かせていることが最大の特徴で、昨年も2着ラプタス(父ディープブリランテ)、3着イグナイター(父エスポワールシチー)の2頭が該当。また、Seeking the Goldの血を引く馬も毎年のように上位を賑わせており、直近では20年ベストマッチョがハナ差2着の惜敗を喫するほか、過去には13年ドリームバレンチノ、18年ウインムートが兄弟制覇を果たしている。
イグナイターは、父エスポワールシチー×母ビアンコ(母の父ウォーニング)。本馬は昨年の3着馬となるが、サンデーサイレンスの直系かつ母系にウォーニングを持つ血統構成は19年1着デュープロセスと共通。また、父エスポワールシチーは母の父がブライアンズタイムであることも興味深く、同馬は種牡馬として09&10年に2連覇したトーセンブライト、15年1着レーザーバレットなどを出している。今年は黒船賞、かきつばた記念とダートグレード競走を2連勝する飛躍の年となったが、直近2走もJpn1で4着、5着と堅実に駆けるなど、地方を代表する一頭としての伸びしろに依然として期待が持てそうだ。
シャマルは、父スマートファルコン×母ネイティヴコード(母の父アグネスデジタル)。父スマートファルコンは08年兵庫ゴールドトロフィーの勝ち馬となるため、本馬は父子制覇のかかった一戦としても注目される。なお、上記イグナイターとは父系祖父がゴールドアリュールとなる点で共通するが、同馬は種牡馬としてスマートファルコンのほかにも17年1着グレイスフルリープを出している。本馬は1200~1400mのダートグレード競走を3勝するだけでなく、マイルチャンピオンシップ南部杯で3着、チャンピオンズカップで5着になるなど、近走は距離の融通も利かせた一線級の活躍が続く。得意の1400mであれば主役の座は譲れないだろう。
兵庫ゴールドトロフィーは、ダートグレードでは数少ないハンデ戦で行われるレース。中央馬と地方馬のハンデ差が大きく、中央のトップハンデ馬は、2011年のスーニや2016年のドリームバレンチノのように、ハンデ59.5㎏を背負わされることもある。対して地方勢のハンデは軽く、同年のダートグレードで連対実績がなければ、51~54kgの軽ハンデで出走することが大半だ。
このためこのレースは、地方勢が穴を開けることが多く、過去10年で地方馬の1着こそないが、2着5回、3着6回という好成績だ。特に2013年には6番人気のエプソムアーロンが2着と好走し、馬連1万1380円、3連単15万7590円の高配当になったこともあった。
それ以外でも2014年に4番人気のジョーメテオが2着、7番人気のサクラシャイニーが3着、2019年も8番人気のイルティモーネが2着、9番人気のサクラレグナムが3着と好走している。これらが人気薄で好走した地方馬の共通項は、【1】ハンデが51~53㎏だったこと、【2】近2走のどちらかで圧勝か、近2走とも連対していること。
エプソムアーロンは前走で1.5秒差、サクラシャイニーは前々走で2.8秒差の圧勝。ジョーメテオ、イルティモーネ、サクラレグナムは近2走とも連対していた。つまり、ハンデ53kg以下、近2走のどちらかで1.5秒差以上の圧勝か、近2走とも連対している馬が穴メーカーとなる。
逆に中央馬は前々走のダートグレードで連対した、前走JBCスプリントの出走馬が着順に関係なく有力となっている。過去10年のこのレースでの成績は、【2・4・0・0】と連対率100%。1着の該当馬は、2015年のレーザーバレット、2020年のサクセスエナジー。2着の該当馬は、2012年のダイショウジェット、2015年と2016年のドリームバレンチノ、2020年のベストマッチョ。遡れば2011年にハンデ59.5Kgを背負ってこのレースを優勝したスーニも、前記に該当している。
さらに近5走以内に同年のダートグレードで2勝以上の馬も、過去10年のこのレースでの成績は【1・2・2・0】と有力。1着の該当馬は、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2018年のサクセスエナジー、2021年のラプタス。3着の該当馬は、2016年のノボバカラ、2020年のラプタス。このタイプは2016年以降に出走しているが、2011年の優勝馬スーニもこれに該当していた。
その他、それまでの実績次第ではハンデを背負わされることになるので滅多に出走してこないが、前走のカペラSで連対した馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【1・0・1・0】で、複勝率100%となっている。1着の該当馬は2016年のニシケンモノノフ、3着の該当馬は2016年のノボバカラだ。
さらに前走で中央のダートグレードに出走していた、前々走でダ1400m以下の中央のオープン、リステッドで勝利か、ダートグレードで連対していた馬にフォーカスすると、過去10年のこのレースでの成績は【3・0・0・0】と勝率100%となる。
1着の該当馬は、2012年のティアップワイルド、2017年のグレイスフルリープ、2021年のテイエムサウスダン。遡れば2011年の2着馬セイクリムズンも前記に該当している。
他では、同年のダートグレードで連対実績のある3歳馬も出走してくれば有力。それらの成績は、過去10年で【1・0・0・0】で、該当馬は2019年のデュープロセスのみだが、2010年にはラブミーチャンが3着、2009年にラヴェリータが3着、2008年にはスマートファルコンが1着と好走している。ダートグレードで連対実績のある3歳馬がこのレースに出走してくることは稀だが、格の高いレースを連対している馬ほど、信頼できるだろう。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前々走のダートグレードで連対した、前走JBCスプリント出走馬。
・近5走以内に同年のダートグレードで2勝以上の馬。
・前走のカペラSで連対した馬。
・前々走で中央のオープン、リステッドで勝利かダートグレードで連対していた、前走中央のダートグレード出走馬。
・同年のダートグレードで連対実績のある3歳馬。
●穴馬候補
・ハンデ53kg以下、近2走のどちらかで1.5秒差以上の圧勝か、近2走とも連対の地方馬。
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2001年に別定戦として創設され、2007年以降はハンデキャップ戦として開催されているダートグレード競走。第1回から変わらずに園田ダート1400mを舞台に行われており、リミットレスビッド(2006~2007年)とトーセンブライト(2009~2010年)が2連覇を果たしたほか、2013年ドリームバレンチノと2018年ウインムートは兄弟制覇を達成してみせた。また、創設時からJRA所属馬の連勝が続いているため、地方所属馬にとっては初勝利が嘱望されるレースでもある。