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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 7 | 牡2 | 56.0 | 坂井瑠星 | 寺島良 | JRA | 460(+2) | 1.29.7 | 2.6 | 1 | ||
2 | 5 | 6 | 牡2 | 56.0 | 吉村智洋 | 上原博之 | JRA | 534(+4) | 1.29.9 | 11/2 | 4.2 | 3 | |
3 | 2 | 2 | 牡2 | 56.0 | 幸英明 | 齋藤崇史 | JRA | 468(+6) | 1.30.2 | 11/2 | 7.7 | 5 | |
4 | 6 | 8 | 牡2 | 56.0 | 服部茂史 | 村上正和 | 北海道 | 474(+4) | 1.30.2 | クビ | 154.1 | 8 | |
5 | 8 | 12 | 牡2 | 56.0 | 秋山稔樹 | 北出成人 | JRA | 500(+2) | 1.30.3 | 1/2 | 3.2 | 2 | |
6 | 8 | 11 | 牡2 | 56.0 | 吉原寛人 | 田中正二 | 北海道 | 489(+7) | 1.31.2 | 5 | 6.7 | 4 | |
7 | 4 | 4 | 牡2 | 56.0 | 赤岡修次 | 田中範雄 | 兵庫 | 479(-1) | 1.31.4 | 11/2 | 63.2 | 7 | |
8 | 1 | 1 | 牡2 | 56.0 | 廣瀬航 | 保利良平 | 兵庫 | 476(±0) | 1.31.6 | 1 | 265.6 | 9 | |
9 | 5 | 5 | 牝2 | 55.0 | 小谷周平 | 吉見真幸 | 兵庫 | 485(+5) | 1.32.1 | 3 | 409.2 | 11 | |
10 | 7 | 9 | 牡2 | 56.0 | 亀田温心 | 北出成人 | JRA | 484(+12) | 1.33.1 | 6 | 41.7 | 6 | |
11 | 3 | 3 | 牡2 | 56.0 | 笹田知宏 | 飯田良弘 | 兵庫 | 510(+15) | 1.33.4 | 11/2 | 306.7 | 10 | |
12 | 7 | 10 | 牝2 | 55.0 | 大山龍太 | 坂本和也 | 兵庫 | 477(-4) | 1.33.9 | 3 | 522.3 | 12 |
■払戻金
単勝 | 7 | 260円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 7 | 120円 | 1番人気 |
6 | 140円 | 3番人気 | |
2 | 170円 | 4番人気 | |
枠連複 | 5 - 6 | 570円 | 3番人気 |
馬連複 | 6 - 7 | 670円 | 2番人気 |
馬連単 | 7 → 6 | 1,080円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 6 - 7 | 220円 | 2番人気 |
2 - 7 | 340円 | 6番人気 | |
2 - 6 | 390円 | 7番人気 | |
三連複 | 2 - 6 - 7 | 1,050円 | 4番人気 |
三連単 | 7 → 6 → 2 | 3,640円 | 10番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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21日(木)に行われる兵庫ジュニアグランプリの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
②ヤマニンシュラ【B】
栗東坂路単走。10月25日に帰厩し、6日のCウッド3頭併せでは69秒6-37秒7-11秒2で併入。13日の併せ馬では67秒8-37秒3-11秒2をマークして馬なりで併入している。17日の坂路でも単走でラスト重視での調整で臨戦態勢も整った。力を出せるデキにある。
⑥コパノヴィンセント【B】
美浦ウッド単走。短期放牧から11月5日に帰厩し、7日のウッドから計時を再開した。10日にはウッドで併せ馬を消化し67秒6-37秒4-11秒6で追走併入。14日の坂路では54秒9-13秒0で乗られ、17日にもウッドにラスト重視の調整。デキ落ちもなさそうである。
⑦ハッピーマン【B】
栗東坂路単走。10月末に帰厩し、6日のCウッド併せ馬では64秒5-36秒8-11秒7と1自己ベストを更新して追走先着。13日は追走して僅かに遅れたものの66秒3-37秒0-11秒4をマークした。17日の坂路でも54秒3-12秒3で調整されており、上々の仕上がりにある。
⑨シャインミラカナ【B】
栗東坂路単走。11月6日に帰厩し、10日のCウッドから計時を再開。13日には坂路併せ馬で53秒0-12秒3をマークして追走先着を果たした。最終追いとなった17日の坂路では52秒0-12秒8と自己ベストを更新している。やや急仕上げだが、デキは良さそうである。
⑫コスモストーム【B】
栗東坂路単走。前走勝ち後は短期放牧に出され、11月2週目に帰厩。坂路で調整されており、9日から計時を再開した。13日には54秒6-12秒2、直前17日には53秒8-12秒3で乗られている。タイム的には前走時ほど動きていないものの、好調をキープしている。
❶ジーニアスレノン・保利良平師「引き続き状態もいいし、掲示板ぐらいは」
❷ヤマニンシュラ・斉藤崇師「放牧へ出し、ひと回り成長しているかなと思います。前に行けるスピードを見せての勝ち方。コースはいいと思うので楽しみ」
❸サンジュウロウ・飯田師「リフレッシュ放牧へ。距離が延びて相手も強くなる。いい経験になれば」
❹ラピドフィオーレ・田中範師「前走は直線で手前を替えなかったのが敗因かな。疲れもなく順調。ゲートももう問題ない」
❺キミノハート・吉見師「このメンバーと戦って今後の糧になれば」
❻コパノヴィンセント・上原博師「前走もよく頑張った。折り合いがつくので距離の心配はないし、いい競馬ができれば」
❼ハッピーマン・寺島師「前回は無理に控えさせましたがいけるなら(ハナに)いってもいいです。コーナー4つをこなせれば選択肢が広がるので頑張ってほしい。状態はいいですよ」
❽ヴィグラスデイズ・村上正師「斤量57キロを背負っていたが、思った以上にいいレースをしてくれた。1400メートルは初めてだが、小回りなら息が入って辛抱してくれるのではないか」
❾シャインミラカナ・北出師「2戦目で変わってくれたし、能力はあると思う。血統的にも体形的にも1400メートルがギリギリかな」
❿マナヴァルキューレ・坂本師「速い流れに乗っていくことが今後につながってくるはず」
⓫ベラジオドリーム・田中正師「おとなしくて乗りやすいのがいいところ。力を出し切れればそれなりにやれると思います」
⓬コスモストーム・北出師「距離を経験しているのは強みになるかなと思います。スムーズな競馬ができれば。調子は悪くないです」
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が、前走1着または2着で入線していた。前走で3着以下に敗れていた馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に1頭。2023年3着ゼルトザームは11着から巻き返しているものの、前走は芝のレース(京王杯2歳S)であったことから度外視できる部分がある。世代限定のダートグレード競走ということもあり、ダートで底を見せていないタイプを素直に評価すべきだろう。
減点対象馬
①ジーニアスレノン、⑤キミノハート、⑦ハッピーマン、⑩マナヴァルキューレ
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、前走4コーナーを3番手以内で通過していた。器用さが問われるコース形態からも立ち回りの巧い馬が優位といえるだろう。なお、データ集計期間外を含め、前走2着からの臨戦で連対した馬には、前走初コーナーおよび4コーナーを1番手で通過している傾向がみられた。したがって、ここでは前走初コーナーまたは4コーナー通過2番手以下かつ2着以下に敗れていた馬を減点対象馬とする。
減点対象馬
①ジーニアスレノン、⑤キミノハート、⑥コパノヴィンセント、⑦ハッピーマン、⑩マナヴァルキューレ、⑪ベラジオドリーム
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が、前走で1400~1600mのレースに出走していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に2頭。前走のレースが1400m未満あるいは1600m超過となる場合はヒモ扱いに留めたい。
減点対象馬
③サンジュウロウ、⑧ヴィグラスデイズ、⑨シャインミラカナ、⑩マナヴァルキューレ、⑪ベラジオドリーム
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち12頭が、JRAの所属馬。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に1頭、3着馬に2頭。かつては地方所属馬が勝ち負けを演じて波乱となることも少なくなかったが、JRA所属馬の出走枠が増えたことに起因するのか、近年は苦戦を強いられる傾向にある。
減点対象馬
①ジーニアスレノン、③サンジュウロウ、④ラピドフィオーレ、⑤キミノハート、⑧ヴィグラスデイズ、⑩マナヴァルキューレ、⑪ベラジオドリーム
2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Storm Cat系が7頭、Mr. Prospector系が4頭、Medaglia d'Oro系が1頭、サンデーサイレンス系が1頭、そのほか2頭。なお、昨年はStorm Cat系にあたるイーグルノワール(父ブリックスアンドモルタル)が勝利している。
2021年は1~2着、2023年は1~3着とStorm Catの直系が上位を占めていたが、とくにヘニーヒューズ産駒は2019年3着ファシネートゼット、2020年3着ゼンノアンジュ、2021年1着セキフウ、2023年2着サトノフェニックス、2023年3着ゼルトザームなど活躍が目立つ。ほか、2019年1着テイエムサウスダン(父サウスヴィグラス)、2020年1着デュアリスト(母の父エンドスウィープ)、2021年2着コンバスチョン(2代母の父コロナドズクエスト)とフォーティナイナーの血を引く馬も好相性を示す。
ハッピーマンは、父ダノンレジェンド×母ベルミュール(母の父キングカメハメハ)。父ダノンレジェンドは直系でこそないものの、母の父にStorm Catを配されていることを評価しやすく、すでに種牡馬としても2022年2着スペシャルエックスを出している。また、Storm Catとキングカメハメハ~Kingmamboを併せ持つ観点では、2021年1着セキフウや2023年3着ゼルトザームも引き合いに出しやすい。近親にはダート1400mや地方ダートグレード競走で実績を残したヘリオスがいる血筋であり、本馬はダノンレジェンド産駒であることも踏まえると、成長にともないながら力をつけていくタイプだろう。
サンジュウロウは、父シャンハイボビー×母オートルフィーユ(母の父アイルハヴアナザー)。父シャンハイボビーは、Harlan's Holiday~Harlan~Storm Catと遡る父系。なお、今回はStorm Cat直系の出走数が少なく、本馬がメンバーのなかで唯一の該当馬となる。一方、母の父アイルハヴアナザーがフォーティナイナー直系の種牡馬であることも興味深く、その父系祖父Distorted Humorは2017年2着アスターソードの2代母の父。お世辞にも園田820mからの臨戦は評価できないが、日本競馬を代表するゴールデンサッシュの末裔とあれば、秘めたるポテンシャルに一考の余地はありそうだ。
全日本2歳優駿の前哨戦となる兵庫ジュニアグランプリ。2歳初のダートグレードのエーデルワイス賞は、2014年~2023年までの過去10年で地方馬が7勝2着6回3着8回、JBC2歳優駿も地方馬が3勝2着7回3着6回と悪くない。しかし、3度目の兵庫ジュニアグランプリとなると、地方馬が1着2回2着2回3着4回と劣勢となる。
エーデルワイス賞で地方馬が活躍するのは、門別では牝馬の番組が充実していることもひとつの理由だが、秋になるとJRAではダートの1勝クラスが行われ、キャリアを積むことができるのが一番の理由だ。
キャリアを豊富に積んで大きな上積みが見込めない地方馬と、キャリアの浅い時点で2勝した中央馬の対戦図式になれば、後者に軍配が挙がることが大半。競走馬はキャリア5戦目くらいまで上昇力が大きいからだ。
実際に過去10年の中央の優勝馬を見ても、全て2勝馬である。2着馬も中央馬の場合は2勝馬で、1勝馬で2着だったのは、2017年のアスターソードと2020年のレディバグの2頭。ただし、2017年は中央のダート2勝馬の出走が優勝したハヤブサマカオーのみだった。
本命候補はやはり前走でダートの1勝クラスを勝利していた馬になる。2戦2勝馬で一度でも逃げて着差1.0秒差以内だった馬は、2014年のキャプテンシップ(1番人気・6着)、2016年のネコワールド(3番人気・6着)、2022年のトレド(1番人気・競走中止)とことごとく敗れているが、それらを除く前走1勝クラス勝ち馬の過去10年の成績は、【7・4・2・0】と複勝率100%となる。
1着の該当馬は、2015年のサウンドスカイ、2017年のハヤブサマカオー、2018年のデルマルーヴル、2019年のテイエムサウスダン、2020年のデュアリスト、2021年のセキフウ、2023年のイーグルノワール。2着の該当馬は、2016年のハングリーベン、2018年のオルトグラフ、2019年のメイショウテンスイ、2023年のサトノフェニックス。3着の該当馬は、2019年のファシネートゼット、2020年のゼンノアンジュだ。
さらに2022年に5番人気で2着となったスペシャルエックスのように、デビューから距離1600m以下では連対を外したことがない馬で、前走で地方馬限定重賞を逃げて連対した馬も活躍。過去10年の成績は【1・1・1・0】と複勝率100%だ。1着の該当馬は2016年のローズジュレップ、2着の該当馬は2022年のスペシャルエックス、3着の該当馬はプライルードだ。
最後に穴馬候補を紹介しよう。このレースは前走で中央の1勝クラスで連対した馬が敗れることによって、高配当が発生している。前記に紹介したキャプテンシップ、ネコワールド、トレド以外にも、2016年に前走で逃げて1勝クラスを2着したゲキリンが2番人気で4着に敗れている。
特に2014年はキャプテンシップの凡走によって、馬複3万2290円、3連単60万3300円の大波乱となった。中央の2勝馬が凡走した場合には当然波乱になるが、その場合には地方馬がよく穴を開けている。2014年にワン、ツーを決めたのも浦和のジャジャウマナラシ(7番人気)と門別のオヤコダ(6番人気)だった。
また、2016年は芝のレースで2勝し、このレースが初ダートだった1番人気のアズールムーンと前記のゲキリンが5着、4着に敗れ、勝利したのは門別のローズジュレップ(6番人気)だ。これらの共通項は、地方のオープン以上のレースで連対実績があることと、前走で3角2番手以内のレースをしていること。そういう地方馬の一発には注意したい。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前走で中央の1勝クラスを勝利した馬(キャリア2戦馬で一度でも逃げている場合、着差1.1秒差以上で勝てなかった馬を除く)。
・前走、地方馬限定重賞で逃げて連対した馬(1600m以下戦では、全て2着以内が共通項)。
●穴馬候補
・地方のオープン以上で連対実績がある馬(前走で3角2番手以内が条件)。
●危険な人気馬
・前走1勝クラスで連対のキャリア2戦馬(一度でも逃げて着差1.0秒差以内だった馬が対象)。
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エーデルワイス賞、JBC2歳優駿(旧・北海道2歳優駿)に続く2歳限定ダートグレード競走。2014年に単勝169.7倍の伏兵ジャジャウマナラシが2着に2馬身半差を付けて快勝した記憶はいまだに鮮明で、2016年にも1~3番人気の支持を受けた馬たちが揃って馬券圏外に敗れるなど、時として大波乱が起こってきた歴史を持つ。一方で、ダート界の将来を嘱望される若駒たちが期待に応える走りを見せることも多く、アドマイヤホープ、プライドキム、スーニ、ラブミーチャン、サウンドスカイの5頭は、ここをステップに全日本2歳優駿を制し、2歳ダートチャンピオンに輝いている。