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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 3 | 牡2 | 55.0 | 横山武史 | 伊藤圭三 | JRA | 486(+6) | 1.29.0 | 3.7 | 2 | ||
2 | 2 | 2 | 牡2 | 55.0 | 田中学 | 田中淳司 | 北海道 | 470(+7) | 1.29.6 | 4 | 13.8 | 5 | |
3 | 6 | 8 | 牡2 | 55.0 | 吉村智洋 | 角川秀樹 | 北海道 | 446(-2) | 1.30.0 | 21/2 | 64.5 | 6 | |
4 | 6 | 7 | 牝2 | 54.0 | 小沢大仁 | 今野貞一 | JRA | 463(-1) | 1.30.3 | 11/2 | 7.9 | 3 | |
5 | 7 | 9 | 牝2 | 54.0 | 武豊 | 森秀行 | JRA | 508(+6) | 1.30.3 | クビ | 10.9 | 4 | |
6 | 5 | 5 | 牝2 | 54.0 | 松若風馬 | 村山明 | JRA | 426(-6) | 1.30.4 | クビ | 68.9 | 7 | |
7 | 8 | 12 | 牡2 | 55.0 | 東原悠善 | 赤嶺本浩 | 大井 | 506(+5) | 1.32.2 | 大差 | 325.6 | 10 | |
8 | 4 | 4 | 牝2 | 54.0 | 廣瀬航 | 高本友芳 | 兵庫 | 381(-5) | 1.32.7 | 3 | 262.7 | 8 | |
9 | 7 | 10 | 牝2 | 54.0 | 下原理 | 新子雅司 | 兵庫 | 438(-8) | 1.32.7 | ハナ | 278.0 | 9 | |
10 | 1 | 1 | 牡2 | 55.0 | 長尾翼玖 | 橋本忠明 | 兵庫 | 432(+2) | 1.33.7 | 6 | 545.9 | 12 | |
11 | 5 | 6 | 牡2 | 55.0 | 井上幹太 | 雑賀伸一郎 | 兵庫 | 446(+3) | 1.35.3 | 10 | 512.4 | 11 | |
中止 | 8 | 11 | 牡2 | 55.0 | 石川裕紀 | 池上昌和 | JRA | 511(+1) | 1.5 | 1 |
■払戻金
単勝 | 3 | 370円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 3 | 150円 | 2番人気 |
2 | 210円 | 4番人気 | |
8 | 470円 | 6番人気 | |
枠連複 | 2 - 3 | 1,950円 | 8番人気 |
馬連複 | 2 - 3 | 1,810円 | 7番人気 |
馬連単 | 3 → 2 | 3,250円 | 11番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 2 - 3 | 500円 | 7番人気 |
3 - 8 | 1,240円 | 12番人気 | |
2 - 8 | 1,810円 | 14番人気 | |
三連複 | 2 - 3 - 8 | 8,210円 | 20番人気 |
三連単 | 3 → 2 → 8 | 20,840円 | 61番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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24日(木)に行われる兵庫ジュニアグランプリの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
③オマツリオトコ【B】
美浦ウッド併走。11月頭に帰厩し、このレース目標での調整。20日に最終追いを行い、68秒4-38秒4-11秒6で追走併入を果たしている。前走時は併せ馬で遅れていただけに、更なる上積みも見込める。園田までの輸送がカギも、いいデキでレースを迎えられそうだ。
⑤ラブミーモナコ【C】
栗東坂路単走。JRA転入初戦後は、短期放牧を挟み坂路で調整されている。17日に57秒0-13秒4で追われ、直前20日にも単走馬なりで登坂。前走時より時計は詰めたものの、正直動きとしてはまだ物足りない感。地方の馬場のほうが走りやすそうだが、相手面でも苦戦か。
⑦マルカラピッド【B】
栗東Cウッド単走。門別戦後は短期放牧を挟み、11月頭に帰厩。10日の坂路で自己ベストを更新し、16日にも51秒7-13秒0で自己ベストを再更新して併せ馬追走先着。直前20日にもCウッドでラスト重視にて乗られている。仕上がりも上々で前走以上のデキといえる。
⑨エコロアイ【B】
栗東坂路単走。前走北海道戦2着後も在厩での調整されている。16日の坂路併せ馬では50秒5-12秒3と、自己ベストを更新して先着。直前20日にも単走馬なりで乗られており、好調を維持しているといえる。距離延長がポイントも、単騎で行ければ面白そうである。
⑪トレド【B】
美浦ウッド併走。前走快勝後は短期放牧に出され、11月5日に帰厩。ウッドで乗られており、最終追いとなった20日は67秒1-37秒4-11秒9で追走併入を果たしている。連勝中でのデキをキープしている。園田への輸送と初コース、距離短縮がポイントも好調だ。
2017年以降、3着以内に好走した15頭すべてが前走1着または2着で入線しており、前走で3着以下に敗れていた馬の好走例は皆無。世代限定のダートグレード競走ということもあり、底を見せていないタイプを素直に評価すべきだろう。
減点対象馬
①スターキー、⑤ラブミーモナコ、⑥ジョウショートニー、⑫ジンステージ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち8頭が、前走4コーナーを3番手以内で通過していた。器用さが問われるコース形態からも立ち回りの巧い馬が優位といえるだろう。なお、データ集計期間外を含め、前走2着からの臨戦で好走した馬には、前走初コーナーおよび4コーナーを1番手で通過している傾向がみられた。したがって、ここでは前走初コーナーまたは4コーナー通過2番手以下かつ2着以下に敗れていた馬を減点対象馬とする。
減点対象馬
①スターキー、⑤ラブミーモナコ、⑥ジョウショートニー、⑨エコロアイ、⑫ジンステージ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走で1400mのレースに出走していた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に1頭、3着馬に3頭。なお、非該当馬で好走した4頭のうち3頭が、門別ダート1200mからの臨戦であったことは気に留めておきたい。
減点対象馬
①スターキー、②スペシャルエックス、(⑦マルカラピッド)、⑧デステージョ、(⑨エコロアイ)、⑪トレド
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が、JRAの所属馬。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に2頭。かつては地方所属馬が勝ち負けを演じて波乱となることも少なくなかったが、JRA所属馬の出走枠が増えたことに起因するのか、近年は苦戦を強いられる傾向にある。
減点対象馬
①スターキー、②スペシャルエックス、④ジョイブラック、⑥ジョウショートニー、⑧デステージョ、⑩バウアーズ、⑫ジンステージ
2017年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Storm Cat系が4頭、A.P. Indy系が3頭、キングカメハメハ系が2頭、サンデーサイレンス系が2頭、そのほか4頭。なお、昨年はヘニーヒューズ産駒の2番人気セキフウが勝利していたが、同馬はビッグアーサーの半弟という血統背景を持つ馬でもあった。
昨年は1着セキフウ(父ヘニーヒューズ)、2着コンバスチョン(父ディスクリートキャット)とStorm Cat直系のワンツー決着となっていたが、とくにヘニーヒューズ産駒は19年3着ファシネートゼット、20年3着ゼンノアンジュと目下3年連続で好走が続いている。ほか、19年1着テイエムサウスダン(父サウスヴィグラス)、20年1着デュアリスト(母の父エンドスウィープ)、21年2着コンバスチョン(2代母の父コロナドズクエスト)とフォーティナイナーの血を引く馬も好相性を示す。
トレドは、父ヘニーヒューズ×母リンガスウーノ(母の父サウスヴィグラス)。本馬はヘニーヒューズ産駒かつ母の父がフォーティナイナー系にあたるサウスヴィグラスとなるため、近年のトレンドを掛け合わせたような配合であることに興味をそそられる。新馬では中山ダート1800mの2歳コースレコードを更新し、続くプラタナス賞でも後続に7馬身差を付ける快勝と、ここまでの2戦は非の打ち所がない。今回はさらに200mの距離短縮となるが、血統構成を鑑みれば、むしろスプリント路線こそが本質の可能性すらある。圧勝続きのレースぶりからも有力視されて当然の存在だろう。
エコロアイは、父Shackleford×母Key Is to Win(母の父Dixie Union)。父はForestry、Storm Catへと遡る父系で11年プリークネスSなど重賞4勝。JRAで出走した同産駒は早期から活躍が目立つ傾向にあるが、本馬も即戦力として期待されるOBSマーチセールの出身となる。遡ればA.P. IndyやSummer Squall、Lemon Drop Kidなどが出たGay Missileに辿り着くアメリカ名牝系の出身。ダートでは1勝、2着1回と底を見せておらず、前走はダートグレード競走のエーデルワイス賞でも2着に好走してみせた。完成度の高さを問われる2歳重賞向きの血統構成でもあり、持ち前のスピードを存分に活かす意味では小回りコースに替わって前進がありそうだ。
全日本2歳優駿の前哨戦となる兵庫ジュニアグランプリ。2歳最初のJpn・エーデルワイス賞は、過去10年で地方馬が6勝2着6回と優勢。次のJpnⅢ・JBC2歳優駿は地方馬が1着4回、2着は6回とほぼ五分五分(2012年~2021年終了現在)。しかし、3度目の兵庫ジュニアグランプリとなると、過去10年で地方馬が1着が1回2着1回と中央馬との逆転現象が起こる。
なぜ、このタイミングで逆転現象が起こるのかというと、JRAでは秋になるとダートの1勝クラスが行われるようになり、中央勢もある程度のキャリアを積むことが出来るからだ。キャリアを豊富に積んで大きな上積みが見込めない地方馬と、キャリアの浅い時点で2勝した中央馬の対戦図式になれば、後者に軍配が挙がることが大半。競走馬はデビュー5戦目くらいまで、レースに慣れることで一戦ごとに大きな上昇を見せるからだ。
実際に過去10年の中央の優勝馬を見ても、全て2勝馬が優勝している。2着馬もほぼ2勝馬で、1勝馬で2着だったのは、2017年のアスターソードと2020年のレディバグのみ。ただし、2017年は中央のダート2勝馬がこのレースの優勝馬ハヤブサマカオーの1頭しか出走していなかった年だった。
遡れば2011年に前走2勝クラスで2着のゴーイングパワーが勝利しているが、同馬はこのレースが初ダートだった馬。ゴーイングパワーのように今回が初ダートの馬が優勝する場合もあるが、これは走らせてみなければわからない面もあるのも否めない。実際に2016年にアズールムーンが「フットワークがダート向き」などと評価され、1番人気に支持されたが5着に敗れている。
また前走ダートの1勝クラスで2着だった馬もこのレースでは不振で、過去10年では3着が精一杯という状況下。このタイプはそれなりに人気になるが、点数を絞りたければ消してしまうのもひとつの手段かもしれない。
本命候補にはやっぱり、前走1勝クラスの勝ち馬がお薦め。その中でも最有力なのは、オキザリス賞やなでしこ賞など、前走ダ1400mの特別戦を勝利している馬だ。その成績はオキザリス賞が東京ダ1400m戦として2013年度に復活して以降、なでしこ賞が京都ダ1400m戦として2014年度に復活して以降、【5・3・1・0】と複勝率100%だ。
1着の該当馬は、2015年のサウンドスカイ、2017年のハヤブサマカオー、2018年のデルマルーヴル、2019年のテイエムサウスダン、2021年のセキフウ。2着の該当馬は、2016年のハングリーベン、2018年のオルトグラフ、2019年のメイショウテンスイ。3着の該当馬は、2020年のゼンノアンジュだ。
さらに前走で地方馬限定の重賞を逃げて連対している馬も活躍。過去10年のこのレースでの成績は、【1・0・1・0】である。1着の該当馬はローズジュレップ、2着の該当馬はプライルードである。ローズジュレップもプライルードもデビューから距離1600m以下のレースで、連対を外していなかったのが共通項である。
最後に穴馬候補を紹介しよう。このレースは前走1勝クラスを勝利した馬が敗れることによって、高配当が発生している。特に2014年は、キャプテンシップの凡走によって、馬複3万2290円(3連単60万3300円)の大波乱となった。前走1勝クラスの勝ち馬が信頼に足りないようであれば、いっそ波乱に賭けてみるのも悪くない。
中央の2勝馬が凡走した場合にはいくらでも荒れようがあるが、そういう場合には地方馬がよく穴を開けているのがポイント。キャプテンシップが凡走した2014年のワン、ツーを決めたのも浦和のジャジャウマナラシ(7番人気)と門別のオヤコダ(6番人気)だった。
また、芝のレースで2勝のアズールムーンが凡走した2016年も、勝ったのは門別のロードジュレップ(6番人気)。これらの共通項は、地方のオープン以上のレースで連対実績があることと、前走で3角2番手以内の勝ちに行くレースをしていること。そういう地方馬の一発には注意しよう。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前走、オキザリス賞かなでしこ賞を勝利した馬。
・前走、地方馬限定重賞で逃げて連対した馬(1600m以下戦では、全て2着以内が共通項)。
●穴馬候補
・地方のオープン以上で連対実績がある馬(前走で3角2番手以内が条件)。
●危険馬
・前走で中央の未勝利戦に出走か1勝クラスで2着以下だった馬(今回が初ダートの馬を除く)。
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エーデルワイス賞、JBC2歳優駿(旧・北海道2歳優駿)に続く2歳限定ダートグレード競走。2014年に単勝169.7倍の伏兵ジャジャウマナラシが2着に2馬身半差を付けて快勝した記憶はいまだに鮮明で、2016年にも1~3番人気の支持を受けた馬たちが揃って馬券圏外に敗れるなど、時として大波乱が起こってきた歴史を持つ。一方で、ダート界の将来を嘱望される若駒たちが期待に応える走りを見せることも多く、アドマイヤホープ、プライドキム、スーニ、ラブミーチャン、サウンドスカイの5頭は、ここをステップに全日本2歳優駿を制し、2歳ダートチャンピオンに輝いている。