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【マーキュリーC】レース展望

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【マーキュリーC】レース展望

 16日(祝・月)に盛岡競馬場で、“海の日”の開催が定着している夏の名物重賞・第22回マーキュリーC(交流GIII、3歳以上オープン、別定、ダート・左2000メートル)が行われる。今年も、昨年のチャンピオンであるミツバを筆頭に、ダートの中距離戦で実績を残す馬が集結した注目の一戦を展望していく。

★史上2頭目の連覇を目指すミツバ 過去21回の歴史の中で連覇を果たしたのは、中央・地方で合計7つの重賞タイトルを獲得したオースミジェット(99年、00年)のみ。史上2度目の快挙に挑むJRAのミツバ(栗東・加用正厩舎、牡6歳)の走りに注目が集まる。



 実力馬が大挙出走してきたことで補欠1番手となり、惜しくも出走がかなわなかった帝王賞(交流GI)でどんな走りをするのか見てみたかったが、結果的に昨年勝っているレースへの出走となった今回は、心強い限りだ。



 ここ1年は勝ち星こそないものの、昨秋にJBCクラシックで3着に善戦しており、今年に入ってからも重賞で2度の2着があるように力落ちはない。斤量は昨年より1キロ増の55キロになるが、近走は57キロ前後で走ることがほとんどなので問題はないだろう。

★伸びしろは“無限大”フェニックスマーク 明け4歳ながら、キャリアはわずか7戦。ここまで7戦5勝2着2回とパーフェクト連対を続けており、目下500万下から4連勝中のフェニックスマーク(美浦・田島俊明厩舎、牡4歳)には、底を見せていない強味がある。



 2歳夏にデビューしたものの、なかなか順調に使うことができなかったが、昨夏以降はコンスタントに使いながら結果を出してきた。初オープン挑戦となった前走のブリリアントSも危なげなく勝利を挙げており、初重賞挑戦でもいきなり通用して良い。



 これまで東京・中山・新潟でしか走っておらず、慣れない舞台への輸送や盛岡の馬場への適性はやってみないとわからないが、実績馬と比べると有利な54キロで出走できるのはアドバンテージになる。

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