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【さきたま杯】レース展望

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【さきたま杯】レース展望

 30日(水)に浦和競馬場で、サンケイスポーツ賞・第22回さきたま杯(交流GII、4歳以上オープン、別定、ダート・左1400メートル)が行われる。過去の勝ち馬にはスマートファルコン(09、10年)、テスタマッタ(13年)、ホワイトフーガ(17年)など、GI戦線でも結果を出した名馬の名前が並ぶ注目の重賞を展望していきたい。

武豊騎手がグレイスフルリープとのコンビで参戦

 JRAから参戦する4頭はいずれも重賞勝利があるように、レベルの高いメンバーが揃った印象。その中でも、前走の東京スプリント(交流GIII)で重賞4勝目を挙げたグレイスフルリープ(栗東・橋口慎介厩舎、牡8歳)が、鞍上の武豊騎手とともに注目を集めそうだ。

 前走後に武豊騎手も「今年もいろいろと勝てるといいなと思います」と今後にも期待している胸の内を語っているように、8歳馬でも力の衰えは皆無。1200mだった前走からの距離延長となるものの、4つの重賞勝ちのうち2つは今回と同じ1400mで挙げているだけに問題ないだろう。

 唯一気になるのは、浦和コースで結果が出ていない点。今回が2度目の浦和競馬場参戦となるが、前回は16年9月に行われたオーバルスプリント(交流GIII)に参戦して3番人気に支持されながら、見せ場を作ることができず7着に大敗している。浦和コースの克服が、好走のカギを握ると言えそうだ。

★重賞初挑戦でVのサクセスエナジーが連勝を狙う

 目下の勢いでは、重賞初挑戦となった前走のかきつばた記念(交流GIII)を快勝したサクセスエナジー(栗東・北出成人厩舎、牡4歳)も負けてはいない。

 浦和競馬場は初見参となるが、関東への輸送や左回りコースはすでに経験があるだけに問題なく、かきつばた記念と比べて極端に相手が強くなる印象もないだけに、交流重賞連勝の可能性も十分。

 今回はハンデ戦から別定戦に変わり、斤量は56キロと前走と比べて2キロ増となるが、中央の準オープンとはいえ57キロを背負って勝利したこともあるだけに、克服してくれるのではないだろうか。

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