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【全日本2歳優駿】紅一点リエノテソーロが2歳ダート王に

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【全日本2歳優駿】紅一点リエノテソーロが2歳ダート王に

 12月14日(水)の川崎競馬11Rで行われた第67回全日本2歳優駿(交流GI、2歳オープン、選定馬、定量、ダート・左1600メートル、14頭立て、1着賞金=3500万円)は、吉田隼人騎手騎乗の1番人気リエノテソーロ(牝、美浦・武井亮厩舎)が好位から抜け出し、無傷の4連勝で2歳ダート王の座についた。タイムは1分42秒8(不良)。道中は4番手の内を進んだリエノテソーロ吉田隼人騎手は3コーナーで外に持ち出した。直線半ばで前の2頭をかわすと3馬身差をつける快勝劇。初距離、初の左回りもなんのその、ただ一頭の牝馬が13頭の男馬をなで斬りにした。今後は桜花賞、UAEダービーなどから目標レースを決定し、逆算してローテーションが決められる。

 ◆吉田隼人騎手「勝ててほっとしています。この馬には4回乗せていただいた中で、今日は一番おとなしくて、どうだろうと思いましたが、いつも通りの力を発揮してくれました。馬の後ろで砂をかぶってもフォームは乱れず、これなら直線は弾けてくれるなと思っていました。1頭になってフワフワしましたが、最後まで脚を使ってくれました。これだけいい馬に乗せていただいて感謝していますし、これからの成長を楽しみにしています」

 3馬身差の2着には大外枠から積極的に2番手につけて直線でもうひと伸びしたJRA所属のシゲルコング(2番人気)、さらに1馬身半遅れた3着に逃げ粘ったホッカイドウ競馬所属のローズジュレップ(3番人気)。

 全日本2歳優駿を勝ったリエノテソーロは、父スパイツタウン、母アキリーナ、母の父ラングフールという血統。アメリカ・オークブラッフステーブルの生産馬で、了徳寺健二氏の所有馬。通算成績は4戦4勝(うち地方2戦2勝)。重賞は2016年エーデルワイス賞・交流GIIIに次いで2勝目。武井亮調教師、吉田隼人騎手(JRA・美浦フリー)はともに全日本2歳優駿は初優勝。

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