地方競馬ニュース

【川崎・全日本2歳優駿2024】血統アナリシス Deputy Ministerの血を引く馬が3連覇中、フジキセキ内包馬も上位争いが続く

 0   0   968
【川崎・全日本2歳優駿2024】血統アナリシス Deputy Ministerの血を引く馬が3連覇中、フジキセキ内包馬も上位争いが続く

2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が4頭、Storm Cat系が4頭、A.P. Indy系が2頭、Deputy Minister系が1頭、そのほか4頭。なお、サンデーサイレンス系にあたるフォーエバーヤング(父リアルスティール)が、後続に7馬身差をつけて圧勝している。

データ集計期間内の結果から注目したいのはDeputy Ministerとフジキセキの血脈で、2021年ドライスタウト、2022年デルマソトガケ、2023年フォーエバーヤングと直近3年の勝ち馬はいずれもDeputy Ministerの血を引いていた。一方、フジキセキ内包馬には、2021年1着ドライスタウト、2022年3着ペリエール、2023年2着イーグルノワールがおり、こちらも目下3年連続で該当馬が馬券圏内好走と活躍が際立つ(今年は該当馬なし)。


グランジョルノは、父ゴールドドリーム×母ヴィータアレグリア(母の父ネオユニヴァース)。父ゴールドドリームはゴールドアリュールの直仔で、現役時は2017年チャンピオンズカップなどダート1600~2000mでG1/Jpn1を5勝。なお、本馬はゴールドドリームの母モンヴェールを介してフレンチデピュティ~Deputy Ministerの血脈を持つ。また、サンデーサイレンスの直系曾孫世代で、血統表の3代目にDeputy Ministerを配された血統構成は、昨年の勝ち馬フォーエバーヤングを引き合いに出しやすい。ほか、「母の父ネオユニヴァース」も2017年1着ルヴァンスレーヴ、2022年1着デルマソトガケと共通するため、本馬の血統は多角的に評価しやすい印象を受ける。


ソルジャーフィルドは、父ルヴァンスレーヴ×母アイルゴーバック(母の父アッミラーレ)。父ルヴァンスレーヴはシンボリクリスエスの直仔で、現役時は2018年チャンピオンズカップなどダート1600~2000mでG1/Jpn1を4勝。Deputy Ministerやフジキセキといったトレンドを抑えた配合ではないものの、シンボリクリスエス内包馬も2020年2着ランリョウオー、2023年2着イーグルノワールと善戦が目立ち、母の父に配されたアッミラーレも種牡馬として2013年1着ハッピースプリントを出した。もとよりルヴァンスレーヴが2017年全日本2歳優駿の勝ち馬でもあるため、本馬は父仔制覇のかかった一戦としても注目だろう。


■注目馬
①グランジョルノ、⑤ソルジャーフィルド

この記事はいかがでしたか?
ナイス  (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

競馬関連ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

最新注目レース

1位12/11 川崎 全日本2歳優駿
2位12/11 川崎 2024川崎ジョッキーズカップファイナル
3位12/12 川崎 シャイニングドリーム賞2歳1オープン
4位12/12 笠松 笠松グランプリ
5位12/13 川崎 全日本2歳優駿
6位12/12 川崎 マンデリン賞C1一二三
7位12/12 川崎 愛川歴史動画映文連アワード受賞記念杯B1
8位12/14 川崎 全日本2歳優駿
9位12/11 川崎 チャーチルダウンズ特別B3三
10位12/15 川崎 全日本2歳優駿

最新注目競走馬

1位ミリアッドラヴ
2位ナチュラルライズ
3位ハッピーマン
4位ソルジャーフィルド
5位グランジョルノ
6位コパノヴィンセント
7位ホーリーグレイル
8位ウィルオレオール
9位ルーチェドーロ
10位フォーエバーヤング

最新注目騎手

1位R.ムーアJRA
2位深澤杏花笠松
3位小野楓馬北海道
4位M.ミシェル川崎
5位山崎誠士川崎
6位町田直希川崎
7位吉原寛人高知
8位野畑凌川崎
9位矢野貴之大井
10位岩橋勇二川崎

最新注目調教師

1位高月賢一川崎
2位内田勝義川崎
3位山崎尋美川崎
4位鈴木義久川崎
5位伊藤強一笠松
6位古澤悟川崎
7位加藤誠一川崎
8位山崎裕也川崎
9位伊藤圭三JRA
10位八木仁川崎