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【全日本2歳優駿・レース概要】
川崎競馬場のダート1600m戦で争われる、2歳馬による中央・地方交流競走で格付けはJpn1。
1950年創設。現在実施されている地方競馬の重賞競走では、最も古い歴史を持つ。当時は「全日本三歳優駿」という名称で、ダート1200m戦だった。第1回は中央競馬招待のかたちをとっていたが、第2回以降はしばらく南関東所属馬のみでレースが行われ、距離も1400mに延長された。1956年に1500m、1959年に1600mと距離延長が続けて行われている。1985年に地方全国交流競走となり、南関東以外の所属馬も出走可能となった。そして1997年からは中央・地方交流競走となっている。
2017年から「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の対象競走となり、日本調教馬におけるケンタッキーダービーの出走馬選定ポイントレースとなった。「めざせ! ケンタッキー」のサブタイトルも付いている。2018年からは国際リステッド競走となった。
【全日本2歳優駿・検討のポイント】
2年前の勝ち馬がデルマソトガケ、昨年の優勝馬がフォーエバーヤングと、後に海外のダートG1でも活躍する馬たちがこの舞台を経験している。今年も、そんな素質馬たちが集う。なかでも、その最先鋒となるのが2戦2勝のナチュラルライズではないだろうか。
【全日本2歳優駿・出走馬概要】
ナチュラルライズ
キズナ産駒。美浦・伊藤圭三厩舎の管理馬。7月に札幌・ダート1700m戦での新馬戦で2着に1秒0差をつけて圧勝し、前走の東京・ダート1600m戦のカトレアSを連勝。距離も、左回りコースも経験済みで、今回出走するJRA所属馬の中でも最も不安材料が少ない馬と考えられる。デビュー戦からコンビを組む、横山武史騎手が今回も手綱を取る。
ミリアッドラヴ
ニューイヤーズデイ産駒。栗東・新谷功一厩舎の管理馬。半姉のスティールブルーは、昨年のアルテミスSで3着に入っている。9月に中京・ダート1400m戦での新馬戦を勝利し、前走の門別・ダート1200m戦のエーデルワイス賞を連勝し、重賞ウイナーとなった。左回りコースは中京で経験済みで、課題は距離延長となりそうだ。この馬もデビュー戦から手綱を取る、西村淳也騎手の継続騎乗で参戦する。
ソルジャーフィルド
地方所属馬では、やはり道営・ホッカイドウ競馬での活躍馬に注目したい。ルヴァンスレーヴ産駒で、道営・川島洋人厩舎の管理馬。前走のJBC2歳優駿を勝利して、川崎のこの舞台に駒を進めてきた。初めての輸送競馬、初めての左回りコースなど課題は多いが、デビューからの7戦全てで連対している堅実さは軽視できない。今回も、小野楓馬騎手が騎乗する。
上記3頭以外では、園田・兵庫ジュニアグランプリの1・2着馬でJRA所属の、ハッピーマンとコパノヴィンセントに期待が集まりそうだ。道営所属で、前走の船橋・平和賞を勝利したウィルオレオールにも注目したい。
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---|---|
2位 | ソルジャーフィルド |
3位 | グランジョルノ |
4位 | ハッピーマン |
5位 | ミリアッドラヴ |
6位 | アランバローズ |
7位 | コパノヴィンセント |
8位 | ホーリーグレイル |
9位 | ウィルオレオール |
10位 | ゴールドレガシー |
1位 | 野畑凌 川崎 |
---|---|
2位 | M.ミシェル 川崎 |
3位 | 佐野遥久 川崎 |
4位 | 山崎誠士 川崎 |
5位 | 岩橋勇二 川崎 |
6位 | 町田直希 川崎 |
7位 | 和田譲治 大井 |
8位 | 笹川翼 大井 |
9位 | 矢野貴之 大井 |
10位 | 三浦皇成 JRA |
1位 | 小崎憲 JRA |
---|---|
2位 | 小久保智 浦和 |
3位 | 塚田隆男 愛知 |
4位 | 岩本洋 川崎 |
5位 | 内田勝義 川崎 |
6位 | 高月賢一 川崎 |
7位 | 鈴木義久 川崎 |
8位 | 甲田悟史 川崎 |
9位 | 平田正一 川崎 |
10位 | 山崎裕也 川崎 |