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【笠松グランプリ・レース概要】
笠松競馬場のダート1400m戦で争われる、3歳以上の馬たちによる地方全国交流の重賞競走。
かつて笠松競馬場では、「全日本サラブレッドカップ」というJRA所属馬も出走可能なダートグレード競走があったが、笠松競馬の経営不振に伴う競走体系の見直しにより、2004年を最後にダートグレード競走から外れ、現名称で東海・北陸・近畿交流の重賞競走として2005年に再スタートした。2006年から福山競馬所属馬も出走可能となり、さらに2012年からは地方全国交流競走となった。2019年に笠松競馬場のフルゲートが10頭から12頭に拡大した際、最初に行われた重賞競走でもある。東海地区における重賞格付けはSP1。
【笠松グランプリ・検討のポイント】
2011年と2012年に地元・笠松のエーシンクールディが連覇して以降、東海地区から勝ち馬が出ていない。今年も他地区から豪華メンバーが遠征してきた。なかでも注目は、黒船賞で2着に入ったヘルシャフトではないだろうか。
【笠松グランプリ・出走馬概要】
ヘルシャフト
笠松で出走するのは、これが3回目。前回は、前述した黒船賞2着の後に高知から遠征して、オグリキャップ記念に出走し、2着に入っている。その後は、地元・高知でトレノ賞と建依別賞を連勝し、前走をひと叩きされてこの舞台に駒を進めてきた。地方全国交流競走では、常に注目を集める存在となりつつある高知所属馬だけに、侮れない馬であることは言うまでもない。今回も、金沢から吉原寛人騎手が駆け付けて騎乗する。
ストリーム
道営・ホッカイドウ競馬からの遠征馬。前走は、園田に遠征し、楠賞で2着。当時は各地のダービー馬3頭が集結する、豪華な顔ぶれのレースで、その中での2着なら今回も主役となる可能性はじゅうぶんにある。3歳牡馬のため、斤量55キロで出走できるのも魅力的だ。今回は、地元・笠松の渡邊竜也騎手と初めてのコンビを組む。
イモータルスモーク
この馬も高知所属馬。近5走は、他地区遠征競馬が続いており、2走前の園田チャレンジカップでは重賞初制覇を決めている。その時の鞍上で、兵庫の大山龍太郎騎手が、前走の兵庫ゴールドカップに続き今回の笠松でも騎乗する。手が合っているがゆえの連続騎乗の可能性が高く、ここも注目のタッグとなりそうだ。
上記3頭以外では、やはり昨年の覇者ルーチェドーロということになりそうだ。昨年は南関東・川崎の所属だったが、前走から愛知所属となり、久しぶりに地元・東海地区勢による優勝をもたらすかにも注目が集まりそうだ。東海勢では、今年の飛山濃水杯とくろゆり賞を勝利しているセイルオンセイラーも、チャンスがあると思われる。
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2位 | ナチュラルライズ |
3位 | ソルジャーフィルド |
4位 | ハッピーマン |
5位 | グランジョルノ |
6位 | コパノヴィンセント |
7位 | ホーリーグレイル |
8位 | ウィルオレオール |
9位 | アランバローズ |
10位 | フォーエバーヤング |
1位 | R.ムーア JRA |
---|---|
2位 | 小野楓馬 北海道 |
3位 | 横山武史 JRA |
4位 | 町田直希 川崎 |
5位 | 山崎誠士 川崎 |
6位 | M.ミシェル 川崎 |
7位 | 西村淳也 JRA |
8位 | 坂井瑠星 JRA |
9位 | 野畑凌 川崎 |
10位 | 吉原寛人 高知 |
1位 | 高月賢一 川崎 |
---|---|
2位 | 小崎憲 JRA |
3位 | 内田勝義 川崎 |
4位 | 八木正喜 川崎 |
5位 | 鈴木義久 川崎 |
6位 | 伊藤圭三 JRA |
7位 | 山崎裕也 川崎 |
8位 | 佐々木仁 川崎 |
9位 | 小久保智 浦和 |
10位 | 新谷功一 JRA |