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【笠松・ラブミーチャン記念2024】地方競馬重賞展望 小林祥晃氏所有のコパノエミリアとラブミールイスに注目

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【笠松・ラブミーチャン記念2024】地方競馬重賞展望 小林祥晃氏所有のコパノエミリアとラブミールイスに注目

ラブミーチャン記念・レース概要】
笠松競馬所属で、2009年の全日本2歳優駿を優勝するなどダートグレード競走5勝を挙げ活躍した、ラブミーチャンの名を冠した重賞競走。2歳牝馬による地方全国交流の重賞競走。笠松競馬場のダート1600m戦で争われる。
前身は、1977年創設の「サラ・プリンセス特別」。当時は1400m戦だった。2009年に「プリンセス特別」と名称が変わり、さらに2014年から現名称に。ただし、回次は通算されず、この年が第1回となっている。「プリンセス特別」だった2010年から1600mに変更となり、地方全国交流競走として行われるようになった。

ラブミーチャン記念・検討のポイント】
ラブミーチャンは、「Dr.コパ」こと小林祥晃オーナーが所有することでも知られていたが、今年は他地区から同オーナー所有馬2頭が参戦。人気の面でも、実力面でも大きな注目を集めることになりそうだ。また、この2頭のみならず、遠征勢の旗色が良い一戦となった。

ラブミーチャン記念・出走馬概要】
コパノエミリア
コパノリッキー産駒の道営・ホッカイドウ競馬所属馬。近2走は門別のフローラルカップで3着、ブロッサムカップで2着と重賞で馬券圏内に入っており、今回はこのレースの性格上も意欲を持って笠松に乗り込んでくると考えられる。手綱を取るのは、笠松のコースを知り尽くした岡部誠騎手だけに目が離せない。

ラブミールイス
この馬もコパノリッキー産駒だが、南関東・川崎に所属している。半兄クラウドノイズは兵庫に所属し、昨年のネクストスター園田で3着、今年の菊水賞で2着に入っている。ラブミールイス自身も、2走前に園田プリンセスカップで2着に入っており、他地区への遠征は経験済み。左回りコースの川崎に所属している馬でもあり、園田で右回りコースを経験できた点も大きな意味を持つと考えたい。デビュー以来、手綱を取り続けている山崎誠士騎手が今回も騎乗する。

プチプラージュ
ストロングリターン産駒で道営・ホッカイドウ競馬所属。金沢に遠征して挑んだ、前走の金沢シンデレラカップで2着以下に5馬身差をつけて快勝し、遠征競馬も全く問題ないことを示した。当時の鞍上で地元・笠松の渡邊竜也騎手の継続騎乗でレースを迎えられる点は、非常に大きいと考えたい。

上記3頭以外では、道営所属で園田プリンセスカップ3着のヴィルミーキスミーに目を配っておきたい。地元・東海勢は劣勢だが、ネクストスター笠松で3着に入ったゴーゴーバースデイには期待が集まりそうだ。キャリアは浅いが、底を見せていない雰囲気漂うシャンデリアソングにも要注意か。

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