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【佐賀・JBCスプリント2024】血統アナリシス 父または母の父がMr. Prospector系種牡馬を配された馬の連対が続く

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【佐賀・JBCスプリント2024】血統アナリシス 父または母の父がMr. Prospector系種牡馬を配された馬の連対が続く

2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Mr. Prospector系が7頭、サンデーサイレンス系が6頭、そのほか2頭。なお、昨年はサンデーサイレンス系にあたるイグナイター(父エスポワールシチー)が勝利している。

施行場を問わずMr. Prospector血脈特有のスピードが幅をきかせる傾向にあり、連対馬10頭のうち7頭が「父または母の父がMr. Prospector系種牡馬」となるほどで、該当馬が目下4年連続で連対中だ。一方、A.P. Indyを筆頭にNasrullahの直系は不振にあえいでおり、レース創設以降でも優勝例がないことを気に留めておきたい。


シャマルは、父スマートファルコン×母ネイティヴコード(母の父アグネスデジタル)。サンデーサイレンス系のなかでもゴールドアリュールの直系が優秀な成績を残しており、昨年もイグナイターが2013年エスポワールシチーとの父仔制覇を果たしてみせた。本馬の父スマートファルコンも2008年JBCスプリントで2着となっているだけに、その父に代わってタイトル奪取となるかにも注目だろう。配合面でも母の父アグネスデジタルがMr. Prospector系種牡馬であることを評価しやすく、逃げの手が板についてきた姿は無類の逃げ馬として名を馳せた父を彷彿とさせるものがある。

イグナイターは、父エスポワールシチー×母ビアンコ(母の父ウォーニング)。上記シャマル同様にゴールドアリュールの直系孫世代で、前述のとおり昨年はエスポワールシチーとのJBCスプリント父仔制覇を飾っている。ただし、本競走はリピーターの活躍が目立つ一方で、2連覇した馬が2005~2006年ブルーコンコルドに限られる点が気がかり。ちなみに、ブルーコンコルドにおいても2006年はJBCマイルとして施行された年だった。ダート1400mは7勝(ダートグレード競走2勝)を挙げる得意距離であり、レース史上2頭目となる2連覇を飾るのか――その動向を興味深く注視したい。


■注目馬
④シャマル、⑫イグナイター

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