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【門別・ブロッサムカップ2024】地方競馬重賞展望 重賞連勝中のゼロアワーが堂々V3へ

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【門別・ブロッサムカップ2024】地方競馬重賞展望 重賞連勝中のゼロアワーが堂々V3へ


ブロッサムカップ・レース概要】
門別競馬場のダート1700m戦で争われる2歳牝馬による重賞競走。道営・ホッカイドウ競馬所属馬だけではなく、他地区所属馬も出走可能な地方全国交流競走だが、今年は他地区所属馬の参戦はない。
2013年にダート1200m戦で創設。2015年からは1600m戦となり、さらに2018年からは1700m戦となった。創設時、道営・ホッカイドウ競馬における重賞格付けはH3だったが、2021年からはH2に格上げされた。

ブロッサムカップ・検討のポイント】
フルールカップフローラルカップと2歳牝馬重賞連勝中のゼロアワーが実力的に一枚上と考えられる。相手探しは、同馬が他馬より重い別定56キロでの出走となる点をひとつのカギにしたい。

ブロッサムカップ・出走馬概要】
ゼロアワー
ステッペンウルフ産駒。1200m戦のフルールカップ、1600m戦のフローラルカップという、異なる距離の重賞を連勝した今、あえて1700mという距離に対する不安を語る意味はほとんどないように思える。特に前走のフローラルカップは2着以下に6馬身差(1秒3差)をつけての勝利。2走前にコンビを組んだ吉原寛人騎手が再び金沢からやって来るということも含めて考えると、負ける可能性を探るより、相手探しに注力したほうが馬券戦術としても効率的ではないだろうか。

アナザーメイト
斤量に敏感な牝馬同士の戦いであり、2歳牝馬による一戦でもあることから、ゼロアワーより2キロ軽い54キロで出走できるこの馬を相手候補の1番手に選んでみた。ディスクリートキャット産駒で、2022年のサンライズカップを勝利したオーマイグッネスの半妹でもあり、母系の持つコース適性と斤量差で何とか波乱の主役に躍り出たいところだ。逃げ切り勝ちを決めた前走同様、展開の助けがあれば、今回も残り目はあると考えたい。

ヴィトーリアヘーザ
ラニ産駒。この馬も54キロで出走できる。前走で初勝利を挙げたばかりだが、その前に4戦続けて2着に入っており、勝ち切れないながらも地力は高いという評価も可能だろう。その初勝利を挙げた前走は1000m戦で、700mの距離延長は当然課題となる。ただ、一方でそれだけのスピードがあると捉え、残り目に期待するという手も1つの作戦として有効ではないだろうか。今回は金山昇馬騎手との初コンビで挑む。

上記3頭以外では、フローラルカップ2着馬エスカティアと、同3着馬コパノエミリアに注目したい。

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