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【東京記念】長丁場ならランリョウオーが主役張る

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TCK3夜連続重賞のラストを飾る『第61回東京記念』(SⅡ、ダ2400メートル)が12日、行われる。一昨年の覇者ランリョウオー、トライアルを快勝したナッジ、昨年の金盃覇者カイルなどスタミナ自慢が集結。歴史のある長距離重賞を制するのはどの馬か―。

長距離適性が高いランリョウオーが主役を務める。一昨年のこのレースを含め重賞5勝の実績馬。前走は休み明けに加えて久々のマイル戦で流れが向かなかったが、2100メートル以上は【3・1・0・1】と相性がいい。背負い慣れている58キロなら不安はなく、もまれずに運べる外枠も好材料。上積み必至の2戦目で実力の違いを示す。相手筆頭は再転入のラッキードリーム。兵庫所属時に重賞7勝を挙げ、パワーアップして南関に戻ってきた。この距離は経験済みで、五分のスタートで立ち回れば好勝負に持ち込める。ミヤギザオウは昨年のこのレースの3着馬。好位で流れに乗れれば前進が可能だ。

4日目も良馬場で行われた。時計は水準級か、少し速めで推移。差し馬が台頭する場面もあったが、全体的に見ると前残りだった。5日目も同様の傾向が続く見込み。逃げ、先行馬に注意したい。 ◎降水確率=午後、夜ともに20%。

◆吉井章騎手「時計も出ていますし、前残りが続いている感じですね。若干外の伸びがいいと感じています」

■大井2400メートル スタートしてすぐに3コーナーがあり、多頭数の外枠は好位置が取りにくい。内枠が断然有利。

◆優先出走権 『東京記念』の1~5着馬に「埼玉新聞栄冠賞」(10月23日、浦和、SⅢ、ダ2000メートル)の優先出走権が与えられる。

 



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