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【大井・東京記念2024】地方競馬重賞展望 一昨年の覇者ランリョウオーが距離延長で復権へ

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【大井・東京記念2024】地方競馬重賞展望 一昨年の覇者ランリョウオーが距離延長で復権へ


東京記念・レース概要】
大井競馬場のダート2400m戦で争われる、南関東に所属する3歳以上の馬による重賞競走。1964年に「東京オリンピック記念」という名称で創設。1978年に現名称となった。本競走の1~5着馬には、10月23日(水)に浦和競馬場で行われる埼玉新聞栄冠賞の優先出走権が付与される。

東京記念・検討のポイント】
距離延長のランリョウオーにとって見直し必至の場面だが、気になるのは兵庫から移籍してきたラッキードリームの存在。この両者の比較が馬券検討上も大きなポイントとなりそうだ。

東京記念・出走馬概要】
ランリョウオー
1月に2600m戦の金盃を勝った後は、1800m戦のブリリアントカップで10着、2000m戦の大井記念で4着、1600m戦のスパーキングサマーカップで12着。この馬は長い距離でこそ、信頼して馬券を買うことができる存在だろう。2年前の勝ち馬で、昨年も2着に入っている。今回も本橋孝太騎手とのコンビで出走する。

ラッキードリーム
今回、予想の最大のポイントになると言ってもいいこの馬の扱い。デビューの地、門別では2022年に3冠馬となり、その後、南関東・川崎、兵庫と渡り歩き、今回からは南関東・大井の所属馬として出走する。道営時代から獲得した重賞タイトルは12で、総賞金は1億円を超えている。6月に六甲盃を勝利した後に移籍しており、ややレース間隔が空いている点と、環境に変化があった点がどう影響するのかが分かれ目となりそうだ。今回は笹川翼騎手が騎乗する。

ナッジ
トライアルの勝ち馬。道営所属だった2021年にJBC2歳優駿で2着、南関東に移籍後の2022年には雲取賞で2着、京浜盃で3着、東京ダービーで5着、黒潮盃で3着、盛岡のダービーグランプリで3着にそれぞれ入っているが、まだ重賞勝利はない。順調さという点では、上記2頭よりも上という見方も可能で、今回はビッグチャンス到来の場面かもしれない。今回も矢野貴之騎手が手綱を取る。

ミヤギザオウ
2022年の羽田盃以降、勝ち星から遠ざかっているが、昨年のこのレースで3着に入り、今年も金盃で3着に入っている。距離は長いほうが合っているのかもしれない。今回で4度目の騎乗となる御神本訓史騎手の手腕に注目したい。

上記4頭以外では、金沢の吉原寛人騎手に乗り替わるデスティネに注目したい。2歳だった2019年に大井で初勝利を挙げた際の鞍上で、翌2020年も大井で2度コンビを組み、いずれも2着に入っている。手が合うことは明らかだけに、この乗り替わりには要注意だろう。



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