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【盛岡・ビューチフルドリーマーカップ2024】岩手競馬重賞みどころ

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【盛岡・ビューチフルドリーマーカップ2024】岩手競馬重賞みどころ

ビューチフルドリーマーカップ(M1)
盛岡競馬場・ダート2000m
9月1日(日)18:05発走

創設は1975年。1908年、小岩井農場がイギリスから輸入した『偉大なる基礎牝馬=グレートマザー』ビューチフルドリーマーから命名された岩手牝馬の頂点競走。2000年に特別から重賞へ格上げされ、2010年から“GRANDAME-JAPAN”古馬シーズンに指定されました。2010年は地元マイネベリンダが逃げ切りましたが、以降は13年連続で遠征馬が優勝しています。

【注目馬情報】
ラブラブパイロ 牝5歳 荒井朋弘きゅう舎・大井(小林)
2歳時は2勝、3歳時は1勝にとどまりましたが、4歳を迎えて本格化。4勝をマークし、昨年末、東京シンデレラマイルスピーディキック相手にタイム差なし2着に肉薄しました。その後は休養に入り、4月に復帰。4戦目に門別へ遠征してノースクイーンカップを完勝。待望の初重賞を手にしました。同レースとビューチフルドリーマーカップは連動性が高く、長距離輸送をクリアーできたことも収穫。牝馬交流重賞2連勝へ王手をかけました。

マテリアルガール 牝4歳 小久保智きゅう舎・浦和
中央未勝利から浦和へ移籍して3戦目に初勝利を飾り、一戦おいて2勝目をマーク。続いて2000m戦へ駒を進めて秘めた才能が開花。2000m6戦5勝と抜群の適性を誇っています。ここ2戦は4着、8着に終わりましたが、自分の競馬ができなかったのが敗因。今回の相手なら単騎逃げが打て、あっさり逃げ切りまで十分。

サルサレイア 牝8歳 堀千亜樹きゅう舎・大井(小林)
中央ダート2勝2着7回3着5回と安定した取り口を披露して南関東へ移籍。1勝のみながらJpnⅢ・クイーン賞3着のほか、入着回数も多々。詰めの甘さがつきまといますが、一貫して一線級と戦い続けてきました。姉サルサディオーネは一昨年の覇者。サルサレイアも昨年2着を確保し、今年はそれ以上の結果を目指します。

ティーズハクア 牝5歳 山中尊徳きゅう舎・船橋
北海道1勝から南関東入り。通算4勝と勝ち味の遅さがネックですが、浦和・桜花賞2着、川崎・ロジータ記念2着など牝馬路線で活躍中です。2000mも5戦1勝2着2回3着1回と長丁場は望むところです。

ミニアチュール 牝4歳 佐藤祐司きゅう舎・水沢
昨年、岩手牡牝馬クラシック四冠を制して最優秀3歳馬に選ばれました。ロジータ記念以降は精彩を欠いていましたが、目下2連勝中。成長を続ける4歳馬が古馬オープンの壁を突破し、岩手の期待を一身に集めます。

サブルドール 牝6歳 田中淳司きゅう舎・門別
門別1勝後、南関東へ移籍。長らく苦戦を強いられましたが、昨年3勝をあげ、JpnⅢ・クイーン賞でも5着に健闘しました。半年の休養から門別で復帰して9着後、立て直しに専念。回復度合いがカギを握ります。

文:松尾康司

(岩手競馬プレスリリースより)

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