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【名古屋・秋桜賞2024】地方競馬重賞展望 元JRA4勝馬キャリックアリードが路線の主役へ

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【名古屋・秋桜賞2024】地方競馬重賞展望 元JRA4勝馬キャリックアリードが路線の主役へ


秋桜賞・レース概要】
名古屋競馬場のダート1700m戦で争われる牝馬限定の重賞競走で地方全国交流戦。創設は2007年で、この年は西日本地区(北陸・東海・近畿・中国・四国・九州)交流競走として行われる予定だったが、馬インフルエンザの発生により愛知所属馬のみで実施。翌2008年からは笠松所属馬も出走可能となり、2009年からは西日本交流となった。そして2010年からは地方全国交流競走へと変更された。
旧名古屋競馬場時代は1800m戦だった。その後、1400m戦の時代を経て現在の弥富(新名古屋競馬場)に移転した2022年に1500m戦に変更。さらに、昨年からは1700m戦に生まれ変わっている。東海地区における重賞格付けはSP1。

秋桜賞・検討のポイント】
この路線(牝馬ダート戦線)は先月の金沢・読売レディス杯でハクサンアマゾネスが敗れたことにより、一気に混戦ムードとなった。今回はそのハクサンアマゾネスも、大金星を挙げたアンティキティラも出走するが、この顔ぶれに元JRA4勝馬キャリックアリードが加わる。近2走もJRA所属馬を相手に馬券圏内をキープしており、勢力図が一気に変わる戦いとなるかもしれない。

秋桜賞・出走馬概要】
キャリックアリード
JRAから南関東・大井に移籍後は、船橋・クイーン賞3着、園田・兵庫女王盃4着、川崎・エンプレス杯3着、川崎・スパーキングレディーカップ2着と、古巣のJRA勢を相手に互角の戦いを続けている。地力はこの馬が一枚上だろう。今回は地方馬同士の対戦となり、相手関係は楽になる。この路線における主役交代のシーンが見られる可能性は高そうだ。今回は、御神本訓史騎手に手戻りしての一戦。

アンティキティラ
敵地・金沢でハクサンアマゾネスに最後まで前を譲らなかった、前走の読売レディス杯は見事な逃げっぷりだった。今回も単騎逃げとなる可能性は高いが、ライバルがハクサンアマゾネスだけではなく、キャリックアリードも加わる点がポイントとなりそうだ。今回も多田羅誠也騎手のペース配分に注目が集まる。

ハクサンアマゾネス
近2走(兵庫サマークイーン賞読売レディス杯)はアンティキティラにハナを奪われている。鞍上の吉原寛人騎手がこの点をどう考えているのかが気になるところ。7歳になった今、世代交代の声も囁かれる中、地方競馬を代表する名手とともに雪辱なるか。

基本的には上記3頭の三つ巴戦だが、割って入るとすれば名港盃3着馬ブリーザフレスカ兵庫サマークイーン賞3着馬グレースルビーあたりではないだろうか。

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