地方競馬ニュース

【大井・レディスプレリュード2024】山崎エリカのDG攻略 ダート女王の座を狙う馬たちのトライアルレース今年の傾向は?

 0   6   2,604
シェアする  x facebook LINEで送る
【大井・レディスプレリュード2024】山崎エリカのDG攻略 ダート女王の座を狙う馬たちのトライアルレース今年の傾向は?

レディスプレリュードは2011年のJBCレディスクラシック創設とともに「TCKディスタフ」から改名し、JRA交流(2013年からJpn2)となった。それ以降、地方馬が優勝したことはないが、2016年に9番人気のトーコーヴィーナス(兵庫)が2着同着。2018年には6番人気のブランシェクール(大井)が2着、13番人気のアルティマウェポン(門別)が3着となり、3連単143万円超のビッグ該当が飛び出したこともある。

まず、このレースの最有力馬は、過去10年で1着6回、2着4回、3着3回と活躍している同年のブリーダーズゴールドカップ出走馬だ。特に同レースの連対馬が有力で、過去1年以内かつ近5走で、ダ1600m~1900mのJRAのオープン・リステッドか、1600m~1900mのダートグレードで0.5秒差以内の実績がある馬だ。それらの過去10年の成績は【5・1・1・0】と勝率が高い。

1着の該当馬は、2014年のワイルドフラッパー、2015年のサンビスタ、2017年のクイーンマンボ、2018年のプリンシアコメータ、2022年のプリティーチャンス。2着の該当馬は、2014年のサンビスタ。3着の該当馬は、2020年のプリンシアコメータだ。

続いて有力なのは、前年のJBCレディスクラシック以降のJpn1、G1の連対馬だ。前年のJBCレディスクラシックの連対馬ながら、2014年のアクティビューティ、2023年のヴァレーデラルナこそここで4着、6着に敗れているが、この2頭は前走でダートグレードに出走し、勝ち馬に1.7秒差以上も離されており、調子を落としていた。

前年のJBCレディスクラシック以降のJpn1、G1の連対馬で、前走でダートグレードに出走し、1.4秒差以内に善戦していた馬に限れば有力。過去10年の成績は【2・4・2・0】となっている。

1着の該当馬は、2015年のサンビスタ、2018年のプリンシアコメータ。2着の該当馬は、2015年のトロワボヌール、2016年、2017年のホワイトフーガ、2023年のグランブリッジ。3着の該当馬は、2019年のラビットラン、2022年のショウナンナデシコだ。

続いて同年のスパーキングレディーカップの連対馬も過去10年では勝ち馬こそいないが、2着6回、3着3回と活躍している。特に過去1年以内かつ近5走以内にダ1700m~2000mのJRAのオープン・リステッドか、1600m~1900mのダートグレードで優勝した実績がある馬が有力。それらの過去10年の成績は【0・2・1・0】となっている。

2着の該当馬は、2015年のトロワボヌール、2016年のホワイトフーガ。3着の該当馬は、ショウナンナデシコだ。遡れば2013年に前記に該当のメーデイアが優勝している。

また昨年まで今回と同じ大井ダ1800mのTCK女王盃の3着以内かつ、前走のダートグレードで6着以内だった馬も活躍していた。それらの過去10年の成績は【4・4・2・1】。

1着の該当馬は、2014年のワイルドフラッパー、2015年のサンビスタ、2016年のタマノブリュネット、2020年のマドラスチェック。2着の該当馬は、2016年、2017年のホワイトフーガ、2018年のブランシェクール、2023年のグランブリッジ。3着の該当馬は、2019年のラビットラン、2022年のショウナンナデシコ。

前記に該当しながらも、馬券圏内に食い込めなかったのは2015年のソーミラキュラスだが、同馬は競走中止によるもの。遡れば2013年の優勝馬メーデイアや同年の3着馬レッドアクアも前記に該当していた。

今年はTCK女王盃が時期と舞台を改め「兵庫女王盃」として実施されているだけに、様子見したいところではあるが、一応、データとしては取り上げる。

また、このレースの穴馬はグランダム・ジャパン古馬シーズンの対象レースを2勝以上している馬だ。2016年に9番人気で2着同着だったトーコーヴィーナス(兵庫)は読売レディス杯・1着、秋桜賞・1着という実績馬。遡れば2011年に7番人気ながら3着に健闘したエーシンクールディ(愛知)も兵庫サマークイーン賞読売レディス杯、秋桜賞の3レースを勝利していた。

2024年からはグランダム・ジャパン古馬シーズンも春と秋とに分けられて実施されているが、今後も警戒したい。ちなみに秋のレディスプレリュード以前の対象レースは、スパーキングレディーカップ兵庫サマークイーン賞、ノースクインカップ、読売レディス杯、ブリーダーズゴールドカップビューチフルドリーマーカップ秋桜賞の計7レースとなっている。


まとめるとこうなる!

●本命候補
 ・同年のブリーダーズゴールドカップの連対馬(過去1年以内かつ近5走で、ダ1600m~1900mのJRAのオープン・リステッドか、1600m~1900mのダートグレードで0.5秒差以内の実績があることが条件)。
 ・前年のJBCレディスクラシック以降のJpn1、G1の連対馬(前走でダートグレードに出走し、1.4秒差以内に善戦していることが条件)。
 ・同年のスパーキングレディーカップの連対馬(過去1年以内かつ近5走以内にダ1700m~2000mのJRAのオープンかリステッド、1600m~1900mのダートグレードで優勝実績があることが条件)。

●穴馬候補
 ・同年のグランダム・ジャパン古馬秋シーズンを2勝以上している馬。

この記事はいかがでしたか?
ナイス  (6)

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

競馬関連ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

最新注目レース

1位11/20 浦和 浦和記念
2位11/23 浦和 浦和記念
3位11/20 浦和 埼玉県肉用牛経営者協会長賞特別C1選抜馬
4位11/23 浦和 浦和記念
5位11/19 浦和 ’24まがたま賞(準重賞)A2下選抜馬
6位11/20 名古屋 向寒(こうかん)特別A6B1a特別
7位11/19 笠松 ラブミーチャン記念
8位11/19 浦和 神楽月(かぐらづき)特別B2B3選抜馬
9位11/20 浦和 全国植樹祭開催200日前記念賞特別B2三
10位11/19 金沢 金沢ヤングチャンピオン

最新注目競走馬

1位アウトレンジ
2位ディクテオン
3位ライトウォーリア
4位ダイシンピスケス
5位ナニハサテオキ
6位メイショウフンジン
7位サヨノグローリー
8位アイブランコ
9位コパノヴィンセント
10位ハッピーマン

最新注目騎手

1位C.デムーロJRA
2位森泰斗船橋
3位深澤杏花笠松
4位吉原寛人金沢
5位吉村智洋兵庫
6位笹川翼大井
7位岡部誠愛知
8位望月洵輝愛知
9位落合玄太浦和
10位柿本量平笠松

最新注目調教師

1位小久保智浦和
2位塚田隆男愛知
3位宇野木博徳浦和
4位平山真希浦和
5位野口寛仁浦和
6位井樋一也金沢
7位保利良平兵庫
8位海馬澤司浦和
9位藤ケ崎一人愛知
10位安部幸夫愛知