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【大井・レディスプレリュード2024】山崎エリカのDG攻略 ダート女王の座を狙う馬たちのトライアルレース今年の傾向は?

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【大井・レディスプレリュード2024】山崎エリカのDG攻略 ダート女王の座を狙う馬たちのトライアルレース今年の傾向は?

レディスプレリュードは2011年のJBCレディスクラシック創設とともに「TCKディスタフ」から改名し、JRA交流(2013年からJpn2)となった。それ以降、地方馬が優勝したことはないが、2016年に9番人気のトーコーヴィーナス(兵庫)が2着同着。2018年には6番人気のブランシェクール(大井)が2着、13番人気のアルティマウェポン(門別)が3着となり、3連単143万円超のビッグ該当が飛び出したこともある。

まず、このレースの最有力馬は、過去10年で1着6回、2着4回、3着3回と活躍している同年のブリーダーズゴールドカップ出走馬だ。特に同レースの連対馬が有力で、過去1年以内かつ近5走で、ダ1600m~1900mのJRAのオープン・リステッドか、1600m~1900mのダートグレードで0.5秒差以内の実績がある馬だ。それらの過去10年の成績は【5・1・1・0】と勝率が高い。

1着の該当馬は、2014年のワイルドフラッパー、2015年のサンビスタ、2017年のクイーンマンボ、2018年のプリンシアコメータ、2022年のプリティーチャンス。2着の該当馬は、2014年のサンビスタ。3着の該当馬は、2020年のプリンシアコメータだ。

続いて有力なのは、前年のJBCレディスクラシック以降のJpn1、G1の連対馬だ。前年のJBCレディスクラシックの連対馬ながら、2014年のアクティビューティ、2023年のヴァレーデラルナこそここで4着、6着に敗れているが、この2頭は前走でダートグレードに出走し、勝ち馬に1.7秒差以上も離されており、調子を落としていた。

前年のJBCレディスクラシック以降のJpn1、G1の連対馬で、前走でダートグレードに出走し、1.4秒差以内に善戦していた馬に限れば有力。過去10年の成績は【2・4・2・0】となっている。

1着の該当馬は、2015年のサンビスタ、2018年のプリンシアコメータ。2着の該当馬は、2015年のトロワボヌール、2016年、2017年のホワイトフーガ、2023年のグランブリッジ。3着の該当馬は、2019年のラビットラン、2022年のショウナンナデシコだ。

続いて同年のスパーキングレディーカップの連対馬も過去10年では勝ち馬こそいないが、2着6回、3着3回と活躍している。特に過去1年以内かつ近5走以内にダ1700m~2000mのJRAのオープン・リステッドか、1600m~1900mのダートグレードで優勝した実績がある馬が有力。それらの過去10年の成績は【0・2・1・0】となっている。

2着の該当馬は、2015年のトロワボヌール、2016年のホワイトフーガ。3着の該当馬は、ショウナンナデシコだ。遡れば2013年に前記に該当のメーデイアが優勝している。

また昨年まで今回と同じ大井ダ1800mのTCK女王盃の3着以内かつ、前走のダートグレードで6着以内だった馬も活躍していた。それらの過去10年の成績は【4・4・2・1】。

1着の該当馬は、2014年のワイルドフラッパー、2015年のサンビスタ、2016年のタマノブリュネット、2020年のマドラスチェック。2着の該当馬は、2016年、2017年のホワイトフーガ、2018年のブランシェクール、2023年のグランブリッジ。3着の該当馬は、2019年のラビットラン、2022年のショウナンナデシコ。

前記に該当しながらも、馬券圏内に食い込めなかったのは2015年のソーミラキュラスだが、同馬は競走中止によるもの。遡れば2013年の優勝馬メーデイアや同年の3着馬レッドアクアも前記に該当していた。

今年はTCK女王盃が時期と舞台を改め「兵庫女王盃」として実施されているだけに、様子見したいところではあるが、一応、データとしては取り上げる。

また、このレースの穴馬はグランダム・ジャパン古馬シーズンの対象レースを2勝以上している馬だ。2016年に9番人気で2着同着だったトーコーヴィーナス(兵庫)は読売レディス杯・1着、秋桜賞・1着という実績馬。遡れば2011年に7番人気ながら3着に健闘したエーシンクールディ(愛知)も兵庫サマークイーン賞読売レディス杯、秋桜賞の3レースを勝利していた。

2024年からはグランダム・ジャパン古馬シーズンも春と秋とに分けられて実施されているが、今後も警戒したい。ちなみに秋のレディスプレリュード以前の対象レースは、スパーキングレディーカップ兵庫サマークイーン賞、ノースクインカップ、読売レディス杯、ブリーダーズゴールドカップビューチフルドリーマーカップ秋桜賞の計7レースとなっている。


まとめるとこうなる!

●本命候補
 ・同年のブリーダーズゴールドカップの連対馬(過去1年以内かつ近5走で、ダ1600m~1900mのJRAのオープン・リステッドか、1600m~1900mのダートグレードで0.5秒差以内の実績があることが条件)。
 ・前年のJBCレディスクラシック以降のJpn1、G1の連対馬(前走でダートグレードに出走し、1.4秒差以内に善戦していることが条件)。
 ・同年のスパーキングレディーカップの連対馬(過去1年以内かつ近5走以内にダ1700m~2000mのJRAのオープンかリステッド、1600m~1900mのダートグレードで優勝実績があることが条件)。

●穴馬候補
 ・同年のグランダム・ジャパン古馬秋シーズンを2勝以上している馬。

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