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【川崎・若武者賞2024】地方競馬重賞展望 2戦2勝ベアバッキューンが不動の中心も相手は混戦

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【川崎・若武者賞2024】地方競馬重賞展望 2戦2勝ベアバッキューンが不動の中心も相手は混戦


若武者賞・レース概要】
川崎競馬場のダート1500m戦で争われる、南関東に所属する2歳馬による重賞競走。2018年から準重賞競走として行われていたが、昨年重賞に格上げとなった。10月9日(水)に川崎競馬場で行われる鎌倉記念のトライアルレースで、上位2頭に優先出走権が付与される。南関東における重賞格付けはS3。

若武者賞・検討のポイント】
無傷の2戦2勝でこのレースに駒を進めてきたベアバッキューンを中心視せざるを得ない一戦。ただ、その一方で8頭立てという少頭数でのレースの割に相手探しは難解なものとなりそうだ。

若武者賞・出走馬概要】
ベアバッキューン
モズアスコット産駒の牡馬。川崎・鈴木義久厩舎の管理馬。2戦2勝で、川崎・ダート900m戦でのデビュー戦は2着以下に8馬身(1秒7)、川崎・ダート1400m戦での2戦目は2着以下に7馬身(1秒4)の差をつけて圧勝している。ここでは他の馬とは器が違う可能性もある。今回も町田直希騎手が手綱を取る。

ヤギリケハヤ
このレースはベアバッキューン以外に2勝馬が2頭いるが、いずれも前走の浦和・ルーキーズサマーカップで大敗している。そのうちの1頭が、船橋・張田京厩舎の管理馬で、ディーマジェスティ産駒の牡馬であるこの馬。地元・船橋でのデビュー戦を圧勝し、川崎での2戦目も勝利したが、前走の浦和・ルーキーズサマーカップで勝ち馬ライトスリーに3秒1差をつけられて完敗(6着)。立て直しての一戦となるが、前走が負け過ぎの感もあり、その評価は難しい。勝ち星がある川崎でのレースとなる点はプラス材料と言えそうだ。今回は張田昂騎手と初めてのコンビを組む。

ファイアトーチ
パイロ産駒の牝馬で浦和・小久保智厩舎の管理馬。母ハナノパレードは名古屋で2015年のスプリングカップ駿蹄賞、2016年の名古屋でら馬スプリントの重賞3勝を挙げている。前走・ルーキーズサマーカップは7着で、勝ち馬ライトスリーからは4秒も離された。今回は初めてとなる川崎のコースも課題となりそうだ。

ルーキーズサマーカップを見る限り、ヤギリケハヤファイアトーチベアバッキューンを負かすことができるかについては、さすがに疑問が生じる。しかし、他の馬も疑問符が付く馬が多く、たとえば、今回と同じ川崎・ダート1500m戦での前走で初勝利となったレッドサラマンダーは、鞍上のルーキー・佐野遥久騎手が今回、減量なしで挑まねばならない点がポイントに。相手候補の1頭という評価が精一杯ではないだろうか。

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