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【川崎・鎌倉記念2024】地方競馬重賞展望 ベアバッキューンが無傷V4&重賞連勝を目指す

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【川崎・鎌倉記念2024】地方競馬重賞展望 ベアバッキューンが無傷V4&重賞連勝を目指す


鎌倉記念・レース概要】
川崎競馬場のダート1600m戦で争われる重賞競走。他地区所属馬も出走可能な地方全国交流競走となっている。創設以来、ダート1500m戦で行われていたが、今年から1600m戦となった。全日本2歳優駿のトライアルレースで、上位2頭に優先出走権が付与される。南関東における重賞格付けはS2。

鎌倉記念・検討のポイント】
今年は7頭立てと少頭数でのレースとなった。前走の若武者賞を勝利し、3戦3勝の形で重賞ウイナーとなったベアバッキューンが中心だろう。相手探しの一戦となるが、他地区からの遠征馬が面白そうだ。

鎌倉記念・出走馬概要】
ベアバッキューン
モズアスコット産駒の牡馬。川崎・鈴木義久厩舎の管理馬。前述した若武者賞は2着以下に9馬身差(1秒9差)をつける圧勝ぶりだった。その前の2戦でも、2着に1秒4以上の差で勝利している。課題は100mの距離延長だが、近3走を見る限り、全く不安はないように思われる。今回も町田直希騎手とのコンビで挑む。

ミランミラン
近10年で4勝を挙げている、道営・ホッカイドウ競馬からの遠征馬だが、今年門別からの参戦はこの馬1頭のみ。ニシケンモノノフ産駒の牡馬で角川秀樹厩舎の管理馬。半兄のアイオブザタイガーは、2018年に金沢の兼六園ジュニアカップと金沢ヤングチャンピオンを勝利し、翌2019年の高知優駿でも2着に入っている。レベルの高い門別デビュー馬とベアバッキューンの比較は、今回面白いところだろう。道営勢については、常に語られる左回りコース対策も課題ではあるものの、川崎で乗り慣れている御神本訓史騎手が手綱を取る点は心強い。

ジャガーノート
ゴールドドリーム産駒の牡馬で高知所属。別府真司厩舎の管理馬。半兄のブラックマンバは2020年の高知・金の鞍賞を優勝している。1勝馬だが、近年の地方全国交流競走で活躍が目立つ高知所属馬だけに、ここでも馬券圏内に食い込む可能性は十分に考えられる。デビューから手綱を取り続けている畑中信司騎手が高知から駆け付けて騎乗する。

上記3頭以外では、船橋所属でレインボーライン産駒のケンシレインボーに注目したい。3戦2勝2着1回と全て連対しており、安定した走りが魅力。同じ左回りコースだけに、初めてとなる川崎のコースも大きな不安材料にはならないはず。少頭立ての最内枠という点もプラスだろう。今回も岡村健司騎手が騎乗する。



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