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【船橋・フリオーソレジェンドカップ2024】地方競馬重賞展望 サンタアニタT組、前年覇者、元中央オープンクラス勢が相見える一戦

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【船橋・フリオーソレジェンドカップ2024】地方競馬重賞展望 サンタアニタT組、前年覇者、元中央オープンクラス勢が相見える一戦


フリオーソレジェンドカップ・レース概要】
船橋競馬所属で、G1級競走6勝を挙げたフリオーソの功績を称えて、2013年に準重賞競走として創設。昨年、南関東S3に昇格した。創設時は船橋競馬場のダート1600m戦だったが、2022年に1800m戦となり、今日に至る。
本競走の1・2着馬には、9月25日(水)に行われる日本テレビ盃の優先出走権が付与される。

フリオーソレジェンドカップ・検討のポイント】
南関東における、マイル~中距離の重賞戦線を戦っている馬たちが中心と目されるが、なかでも人気は前走7月末のサンタアニタトロフィー組か。当時の上位2頭、デュードヴァンイグザルトには当然警戒が必要だが、元JRAオープン馬も多く、その評価も予想のポイントとなりそうだ。

フリオーソレジェンドカップ・出走馬概要】
デュードヴァン
今年は川崎マイラーズ、前述のサンタアニタトロフィーと重賞2勝を挙げている。他の馬との斤量差という点での変化は少ないが、サンタアニタトロフィーから自身の斤量は1キロ減。ここはプラス材料だろう。課題は1ハロンの距離延長で、JRA所属時から1800m戦は3着こそあるものの勝ち星はない。継続騎乗となる御神本訓史騎手がこの点をどのように意識して騎乗するのか、注目したい。

イグザルト
サンタアニタトロフィーで2着だったこの馬も、距離延長には注意しておきたい。JRAで挙げた3勝は1200~1400m戦でのもので、1800m戦は全くの未経験。この馬も、前走に引き続き騎乗する笹川翼騎手の手腕に委ねられる部分が大きそうだ。

ギガキング
距離という点では、昨年の優勝馬である本馬にとって有利になりそうだ。今年は3月に京成盃グランドマイラーズを勝利した後、かしわ記念(8着)、マーキュリーC(10着)と結果を残すことができなかった。しかし今回は南関東勢同士の対戦だけに、軽視はできない。課題は上記2頭よりも重い、別定58キロでの出走となる点ではないだろうか。前走に引き続き、吉原寛人騎手が手綱を取る。

ヘラルドバローズ
JRAオープンクラスからの移籍初戦だった前走は、今回と同じ船橋ダート1800m戦。この勝利からコース適性は高いと考えていいだろう。2着以下に5馬身差(1秒0差)という内容も評価できる。JRAでは重賞未勝利だが、56キロならチャンスは十分にありそうだ。今回も矢野貴之騎手とのコンビで挑む。

元JRAオープン馬という観点から、アドマイヤルプススマッシングハーツゴールドハイアーの3頭も警戒が必要な馬たちと思われる。

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