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2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Mr. Prospector系が8頭、A.P. Indy系が3頭、サンデーサイレンス系が3頭、そのほか1頭。なお、昨年はA.P. Indy系にあたるラニ産駒のリメイクが勝利している。
近年はMr. Prospectorのスピードが優位に働く傾向にあり、2020年にはマテラスカイ(父Speightstown)がダート1200mの日本レコード(当時)となるタイムで勝利するほか、2021年および2022年は「父または母の父がMr. Prospector系種牡馬」となる馬で掲示板を独占。昨年の勝ち馬リメイクにおいても、母の父に配されたキングカメハメハが同系統にあたる。逃げ・先行馬が簡単に止まらないコース形態と相まって、なによりも前々で立ち回れるスピードが資質として問われることを念頭に置くべきだろう。
ジレトールは、父ロードカナロア×母サンビスタ(母の父スズカマンボ)。近年は「父または母の父がMr. Prospector系種牡馬」のなかでもKingmamboの血脈が幅をきかせており、昨年も1着ラニ、3着リュウノユキナが該当馬として好走。本馬もKingmamboの直系であることを評価しやすく、すでに同産駒からは21年2着サイクロトロンが出ている。15年チャンピオンズカップなど、5歳以降にダートグレード競走を6勝した母サンビスタの実績を踏まえれば、目下オープン2連勝中という本馬の戦績にも本格化の兆しがうかがえる。
コスタノヴァは、父ロードカナロア×母カラフルブラッサム(母の父ハーツクライ)。上記ジレトールと同じロードカナロア産駒で、12年浦和記念などダートグレード競走を2勝したピイラニハイウェイの甥にあたる血統。Kingmambo内包馬の躍進ぶりを鑑みても軽視はできないが、同産駒は5歳時にV字の成長曲線を描く馬が多いことを考えると、ジレトールに一日の長があるかもしれない。とはいえ、本馬はダート戦で6戦5勝、2着1回と底を見せておらず、血統背景からもいっきの重賞制覇があって不思議ない逸材だろう。
■注目馬
②ジレトール、⑫コスタノヴァ
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2位 | ディクテオン |
3位 | ライトウォーリア |
4位 | ナニハサテオキ |
5位 | ダイシンピスケス |
6位 | ハッピーマン |
7位 | コパノヴィンセント |
8位 | メイショウフンジン |
9位 | コスモストーム |
10位 | ヤマニンシュラ |
1位 | 吉村智洋 兵庫 |
---|---|
2位 | 望月洵輝 愛知 |
3位 | 森泰斗 船橋 |
4位 | C.デムーロ JRA |
5位 | 吉原寛人 金沢 |
6位 | 宮下瞳 愛知 |
7位 | 笹川翼 大井 |
8位 | 岡部誠 愛知 |
9位 | 加藤聡一 愛知 |
10位 | 塚本征吾 愛知 |
1位 | 小久保智 浦和 |
---|---|
2位 | 角田輝也 愛知 |
3位 | 塚田隆男 愛知 |
4位 | 北出成人 JRA |
5位 | 藤ケ崎一人 愛知 |
6位 | 坂口義幸 愛知 |
7位 | 平山真希 浦和 |
8位 | 繁田健一 浦和 |
9位 | 錦見勇夫 愛知 |
10位 | 海馬澤司 浦和 |