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【盛岡・クラスターカップ2024】血統アナリシス Mr. Prospectorのスピードが優位、近年はKingmambo内包馬が大活躍

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【盛岡・クラスターカップ2024】血統アナリシス Mr. Prospectorのスピードが優位、近年はKingmambo内包馬が大活躍

2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Mr. Prospector系が8頭、A.P. Indy系が3頭、サンデーサイレンス系が3頭、そのほか1頭。なお、昨年はA.P. Indy系にあたるラニ産駒のリメイクが勝利している。

近年はMr. Prospectorのスピードが優位に働く傾向にあり、2020年にはマテラスカイ(父Speightstown)がダート1200mの日本レコード(当時)となるタイムで勝利するほか、2021年および2022年は「父または母の父がMr. Prospector系種牡馬」となる馬で掲示板を独占。昨年の勝ち馬リメイクにおいても、母の父に配されたキングカメハメハが同系統にあたる。逃げ・先行馬が簡単に止まらないコース形態と相まって、なによりも前々で立ち回れるスピードが資質として問われることを念頭に置くべきだろう。

ジレトールは、父ロードカナロア×母サンビスタ(母の父スズカマンボ)。近年は「父または母の父がMr. Prospector系種牡馬」のなかでもKingmamboの血脈が幅をきかせており、昨年も1着ラニ、3着リュウノユキナが該当馬として好走。本馬もKingmamboの直系であることを評価しやすく、すでに同産駒からは21年2着サイクロトロンが出ている。15年チャンピオンズカップなど、5歳以降にダートグレード競走を6勝した母サンビスタの実績を踏まえれば、目下オープン2連勝中という本馬の戦績にも本格化の兆しがうかがえる。

コスタノヴァは、父ロードカナロア×母カラフルブラッサム(母の父ハーツクライ)。上記ジレトールと同じロードカナロア産駒で、12年浦和記念などダートグレード競走を2勝したピイラニハイウェイの甥にあたる血統。Kingmambo内包馬の躍進ぶりを鑑みても軽視はできないが、同産駒は5歳時にV字の成長曲線を描く馬が多いことを考えると、ジレトールに一日の長があるかもしれない。とはいえ、本馬はダート戦で6戦5勝、2着1回と底を見せておらず、血統背景からもいっきの重賞制覇があって不思議ない逸材だろう。

■注目馬
②ジレトール、⑫コスタノヴァ

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