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2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が7頭、キングカメハメハ系が3頭、A.P. Indy系が2頭、そのほか3頭。なお、昨年はサンデーサイレンス系にあたるウィルソンテソーロ(父キタサンブラック)が1番人気の支持に応えて勝利をつかんだ。
2022年は1着バーデンヴァイラー、2着テリオスベル、2023年は1着ウィルソンテソーロ、2着テリオスベルという結果になっているが、直近2年で連対した延べ4頭はいずれも母系3代以内でフレンチデピュティの血脈を保持していた。近年はフレンチデピュティを筆頭に、その父であるDeputy Ministerの血を引く馬が優勢で、2017~2018年ミツバ、2020~2021年マスターフェンサーと2連覇した2頭を含め、2017年以降はDeputy Minister内包馬の連対が続いている。
テンカハルは、父キングカメハメハ×母ジンジャーパンチ(母の父Awesome Again)。母の父Awesome AgainはDeputy Ministerの直仔で、本馬の「父キングカメハメハ系×母の父Deputy Minister系」という配合のアウトラインは2022年の勝ち馬バーデンヴァイラーを想起させる。なお、キングカメハメハ産駒は2013年ソリタリーキング、2014年ナイスミーチューと別馬で2連覇した実績も持つ。一方、本馬は半兄ポタジェが重賞初制覇をG1の大阪杯で飾ったように、この母の父らしく母系は晩成傾向の強い血筋でもある。直近2走は太目残りの印象もあるだけに、絞れていれば資質からも一変して不思議ないだろう。
メイショウフンジンは、父ホッコータルマエ×母シニスタークイーン(母の父シニスターミニスター)。本馬は昨年の3着馬となるが、母の父シニスターミニスターを介してDeputy Ministerの血を引くことを評価しやすい。加えて、キングカメハメハやサンデーサイレンスを併せ持つ配合は2022年1着バーデンヴァイラーも意識できる。実績面でも昨年の年明けから12戦して一度も掲示板外に敗れていない安定感が光り、もとよりリピート好走の多い傾向からも軽視はできないだろう。成長力に定評のあるホッコータルマエ産駒らしい軌道を描いているため、一昨年や昨年以上の結果にもじゅうぶん期待できそうだ。
■注目馬
③テンカハル、①メイショウフンジン
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2位 | ディクテオン |
3位 | ライトウォーリア |
4位 | ナニハサテオキ |
5位 | ダイシンピスケス |
6位 | ハッピーマン |
7位 | コパノヴィンセント |
8位 | メイショウフンジン |
9位 | コスモストーム |
10位 | ヤマニンシュラ |
1位 | 吉村智洋 兵庫 |
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2位 | 望月洵輝 愛知 |
3位 | 森泰斗 船橋 |
4位 | C.デムーロ JRA |
5位 | 吉原寛人 金沢 |
6位 | 宮下瞳 愛知 |
7位 | 笹川翼 大井 |
8位 | 岡部誠 愛知 |
9位 | 加藤聡一 愛知 |
10位 | 塚本征吾 愛知 |
1位 | 小久保智 浦和 |
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2位 | 角田輝也 愛知 |
3位 | 塚田隆男 愛知 |
4位 | 北出成人 JRA |
5位 | 藤ケ崎一人 愛知 |
6位 | 坂口義幸 愛知 |
7位 | 平山真希 浦和 |
8位 | 繁田健一 浦和 |
9位 | 錦見勇夫 愛知 |
10位 | 海馬澤司 浦和 |