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【大井・サンタアニタトロフィー2024】地方競馬重賞展望 好枠を引いたデュードヴァンにビッグチャンスが到来

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【大井・サンタアニタトロフィー2024】地方競馬重賞展望 好枠を引いたデュードヴァンにビッグチャンスが到来


サンタアニタトロフィー・レース概要】
大井競馬場が米国・サンタアニタパーク競馬場と友好交流提携を結んだ1996年に、従来の関東盃(1980年創設)を現名称に改称して今日に至る。大井競馬場のトゥインクルレース(ナイター競馬)が最も盛り上がる季節に行われる重賞競走としてお馴染みで、当日の同競馬場は様々な交流イベントが行われ、賑やかな雰囲気に包まれる。
内回りコースの1600mで争われる一戦だが、トゥインクルレース25周年だった2011年のみ外回りコースの1800m戦で行われている。なお、この年は国際招待競走として施行、米国調教馬レッドアラートデイも参戦し、地方競馬初となる海外調教馬出走レースとなっている。翌年からは現在の内回りコース1600m戦となり、南関東地区所属馬のみのレースとして行われている。
同競走はハンデキャップ戦で行われる。今年は、先日死亡したセイントメモリーを偲んで、「〜Rememberセイントメモリー〜」というサブタイトルもレース名に加わることになった。セイントメモリーは2013年と2014年に本競走を連覇している。

サンタアニタトロフィー・検討のポイント】
内回りコースで争われるレースだけに、枠順が大きなカギを握ることになりそう。内枠を引いたデュードヴァンに有利な展開となる可能性が高い。同馬を巡る人馬の駆け引きをどう読むかが攻略の大きなテーマの一つとなりそうだ。

サンタアニタトロフィー・出走馬概要】
デュードヴァン
今年で7歳になったが、1月に川崎マイラーズを制しているように、年齢面での不安は全くないと考えたほうが良い。元中央オープン馬で、2020年のユニコーンSで2着に入った実績もある。2枠2番を引き当て、主戦の御神本訓史に手が戻る今回は、2つ目の重賞タイトルを獲得する大きなチャンスと言えそうだ。

ハデスキーパー
連勝の形でトライアルを勝利しており、勢いだけならこの馬のほうがデュードヴァンを上回る。しかし、7枠12番という外枠に入ってしまった点は気になるところだ。鞍上の森泰斗騎手がどのように克服してくるのか、その手綱捌きにも注目したい。ハンデは55キロで、上記デュードヴァンより2キロ軽い。

ラストストーリー
トライアル2着のこの馬も55キロでの出走となる。ハデスキーパーよりも内の6枠9番を引いた点も、何とかプラス材料にしたいところだろう。重賞初挑戦だが、9戦連続連対、12戦連続複勝圏内(3着以内)という堅実な戦績は、軸選びの観点では大きな魅力となりそうだ。前走に引き続き、藤本現暉騎手とのコンビで挑む。

上記3頭以外では、2走前の笠松・オグリキャップ記念デュードヴァンに先着(3着)しているオメガレインボー×吉原寛人騎手のコンビに警戒が必要となりそうだ。

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